Pecograph

a day in my life

Menu Close

「森」と「丘」と「谷」

あぁ…
どうして7月末に受検することにしたんだろう。

そんな愚痴も言いたくなる7月の3連休。
どこかに遊びに行きたくなる気持ちをグッと抑えて、
今月末に迫った2回目の受検となるTOEIC試験の対策にいそしんでいます。

とはいえ、ちょっと気持ちが負のスパイラルに入ってます。

勉強すればするほど自分のできないことに目がいく

試験が目前に迫ってるので焦る

焦ることで集中力が落ちる

模試で思ったようにスコアが伸びず凹む
…といった感じ。

そんな状況を打開するのにいい知恵はないかと
英語学習について書かれたいろんな記事を読みあさっていた時に
興味深い記事に出会いました。

日本人の英語学習者がたどる道

「初心者の森」「中級者の丘」「上級者の谷」。
英語学習者がそれぞれの段階で、
どのような状況に陥り、悩んでいるのかを見事に言い当ています。

以下、引用させていただきながら、自分の状況を振り返ってみます。


初心者の森
英語を学ぶ意志はあるものの何をしてよいか分からず、お金と時間だけ消費して英語力は伸びず、ひたすら森の中をさまよう事になります。


この森はもう抜け出ることはできました。


中級者の丘
おそらく英語を勉強していて一番楽しいエリアです。
最初にこの中級者の丘に辿り着いた時は、楽しくて仕方ありません。
何故なら夢にまでみたネイティブとの会話がそれなりにこなせるようになったのですから。
ネイティブの話している内容も分かりますし、こちらの言っている事も分かってくれます。
だからネイティブと会話していても楽しいです。


数ヶ月前まではそうでした!

ところがこのエリアには大きな問題が潜んでいます。
一見、緑の丘が続く気持ちのよいエリアなのですが、その丘が果てしなく続くのです。
つまり、いくら勉強しても、自分が上達している実感がしないのです。
高みを目指して丘を登っても次は下り坂が続き、また上り坂になってもしばらくするとまた下り坂に変わります。
幾つも幾つも丘を越え、それでも次の丘が見えるだけという状況が延々と続くのです。


今まさにココ!!
早くこの「丘」を抜け出したい!!


上級者の谷
中級者の丘は、アップダウンが激しく自分が成長しているかが分からず悩むのですが、上級者の谷ではいくら谷をわたってもネイティブの世界に辿りつけないことに悩みます。


そして中級者の丘をようやく抜け出しても、次にくるのは深い谷..!!
OMG!!!!


語学を習得するというのはたやすいことではないのだということを、改めて痛感。
だったらやっぱりその「過程」を楽しまないと、ですね。

“LIFE IS A JOURNEY, NOT A DESTINATION.”
英語学習の旅を自分らしく楽しんでいきたいと思っています

http://www.pecograph.com/note/?p=6649

1年前の私はいいことを言ってます..笑。

この時は本当に英語が楽しくて仕方がなかったことも思い出しました。
そして、今ちょっとつらい気持ちになってるのも
それはそれで成長の証なんだろうなと。

英語学習の記録をつけておくと、昔の自分に励まされることもよくあるので、
今こうしてツラツラ書いていることも、きっと無駄ではないはず。

数値として評価がくだされる試験を受けるのは
それなりにプレッシャーにもなるし、逃げたくもなります。

でも、やっぱり私はいつか絶対に
英語を自分のコミュニケーションの道具として使いたいという気持ちが強くあります。

思うように勉強する時間が取れないことにもイライラしてしまいがちだけど、
結局は今できることを粛々とやるしかないんだな。

気持ちが焦ると、モヤモヤ劣等感に苛まれてしまいがちだけど、
そんな感情も素直に認め抱きつつも、
さ!
今夜も勉強します。

カッコイイ!!
富山のトラム

富山の町を走るトラムは、デザインがとってもカッコイイ!
これは「セントラム」という車両らしい。

今度富山に行ったら、
こないだは行くことができなかった
港方面へいく「ポートラム」に乗ってみたい。

9月の連休に、友達と富山を再訪することになって今からとても楽しみです。

ポートラム・セントラム・サントラム
https://www.info-toyama.com/doc/loculture/vol06/

ホテルの窓から

夕方ホテルに戻ると、
前日や朝には見えなかった立山連峰がくっきりと見えました。

ちょっとした気温や雲の流れの違いで、
こんなにも見える風景が変わるとは。

それにしても、いい眺め。

この景色をずっと見ていたくて
予定していた行き先もキャンセルして、部屋でしばらくのんびり過ごしました。
贅沢でしあわせな時間でした。

旅先の風景の解像度

寺島酒店の寺島さんの富山案内も終盤。
立山が源流となる常願寺川沿いの道を下り、市街地へと戻ります。

途中、道沿いに見えた丸いコンクリートの建物は
小水力発電所であると教えてくれました。

険しい地形と豊かな水量を持つ富山県では小水力発電が盛んで、
あちこちにこうした小水力発電所があるそう。
そこで発電した電力を売電することで、
農業用水の維持管理費をまかなっていると聞きました。

少子高齢化が進んで人口が減り税収が減ると、
公共施設の維持管理費をどうするのかという問題は、
これから各地で頻出してくると思います。
こうやって資源を活かして自分たちの大切な農業用水の維持費を捻出しているのは、
なんて合理的で先進的なのだろうと思いました。

きっとこの建物は、
知らなかったら気づくこともなく、素通りしてしまっていたでしょう。

旅の良き先達がいると、
旅先で見える風景の解像度ぐっと上がります。

そうして旅先で見たこと、感じたことで
ほんの少し視野や興味が広がって、日々の暮らしも豊かにしてくれます。
だから私は旅が好きなのだと思います。

寺島さん、素晴らしい富山案内をありがとうございました!

寺島酒店
http://www.pecograph.com/note/?p=9314
寺島さんの富山案内
http://www.pecograph.com/note/?p=9341
富山の原風景「屋敷林」
http://www.pecograph.com/note/?p=9351
美味しんぼ84巻日本全国味めぐり 富山編
http://www.pecograph.com/note/?p=9387
天井川と治水の歴史
http://www.pecograph.com/note/?p=9403
北アルプスの天然水
http://www.pecograph.com/note/?p=9429
風土を感じる風景
http://www.pecograph.com/note/?p=9456
立山信仰の里へ
http://www.pecograph.com/note/?p=9448

蝉の声2019

今朝、近くの公園で蝉が鳴いているのが聞こえてきた。
ここ数日エアコンもいらないくらい過ごしやすい気温が続いているけれど、
着実に夏は近づいてきているのだな。

去年蝉の声を初めて聞いたのは、6月末の奈良でだったみたい。
http://www.pecograph.com/note/?p=7066

夏が来るからといって、
以前のようにあまり開放的な気分になりません。

それは月末にTOEICの受検を控えているからなのか、
それともやるべき仕事が山積みだからなのか。

蕎麦味噌を作ってみた

2019年も折り返し。

年度末に元号改元にゴールデンウィークの10連休にと、
いつも以上に盛りだくさんに感じた今年の前半。
ただただ時の流れの速さに圧倒されっぱなしのこの頃です。

年度の終わりに
「月にひとつ、お持たせに持っていける料理を作る」
というささやかな目標を立てました。
http://www.pecograph.com/note/?p=8521

4月はスパイスカレーづくりに挑戦。
http://www.pecograph.com/note/?p=8619
まだまだ自信を持って人様にふるまえるようなものは作れないけれども、
スパイスはすっかり私の食卓に根付いてきました。

5月は「蕎麦味噌」づくりに挑戦しました。
蕎麦屋で蕎麦前としてよく頼むメニューのひとつ。
蕎麦味噌を舐めながら日本酒をちびりとやるのは、たまらないひとときです。

これを自分でも作れないかレシピを調べたところ、
どうやら徳島の郷土料理でも使われる”そば米(そばの実)”を使って
簡単にできるよう。

早速ストックしてあったそば米といつも使ってるお味噌で作ってみました。
レシピの備忘録です。

そば米—1カップ
くるみ—適量
味噌—大さじ4
みりん—50CC
お酒—60CC
砂糖—大さじ1
青ネギ—好みで

1.そば米を炒ります


厚手の鍋でそば米を乾煎りします。
パチパチと音を立てはじけ、香ばしい香りがしてきたら一旦お皿にあげます。

2.お酒と味醂を沸騰させます

鍋にお酒と味醂を沸騰させ、アルコール分を飛ばします。

3.味噌と砂糖を鍋にいれます


お味噌を入れなじんだら砂糖を入れます。

4.そば米とくるみを投入


そば米と小さく刻んだくるみを鍋に入れ火を通します。
好みでねぎをいれてもいいかも。
そして小さなしゃもじにそば味噌を塗って、グリルで焦げ目がつくまで火を通して完成です。

初めて作ったにしては、まずまずの完成度。
もう少し甘みを調整するとより好みの味に仕上がるように思いました。


合わせたお酒は、山口県岩国市で作られている「雁木」の無濾過生原酒

蕎麦味噌は保存もきくし、
見た目は地味だけどちびりちびりとお酒を愉しむのにもってこいなので
いつか堂々とお持たせとしてもっていけるよう
何回か作ってレシピの精度をあげたいと思います。

そして6月は新しいレシピに何も挑戦することができず…。
というか自炊もままならない毎日でした。

7月は何か新しいレシピに挑戦してみたいと思います。

立山信仰の里へ

寺島さんの車は、黒部立山アルペンルートへとつながる道をどんどん進んでいきます。
まっすぐ進むと「雪の大谷」にたどり着くそう。
立山連峰の風景に惹かれて決めた富山の旅。
遠くから眺めることができるだけで満足だと思っていたのに、
まさかこんな遠くまで案内をしていただけるとは…!
本当に感謝の気持ちしかありません。

ずいぶん標高が上がってきました。
途中、雪の大谷から帰りの大型バスに何台もすれ違いました。

まず「越中国一宮 雄山神社」を参拝。
立山信仰の中心となる古い歴史を持つ神社です。
境内には樹齢数百年を超える杉の木がたくさんあって、厳かな雰囲気でした。

そしてその近くにある「芦峅寺閻魔堂」へ。
そもそも、立山信仰は修験道を中心とする”神仏混淆の山岳信仰”で
さっき訪れた神社はもともとはお寺の施設だったそう。

けれども、明治初期の神仏分離令によっておこった廃仏棄釈運動で
立山信仰の仏教的な要素が否定・弾圧されたことで壊滅的な打撃を受け、
現在残っているのはこの閻魔堂だけだと言います。

立山が富士山と並んで、
日本で有数の山岳信仰の拠点ということは知っていたけれども、
そんな歴史があったのはまったく知りませんでした。

閻魔堂のほど近くには「布橋」と呼ばれる赤い橋があります。

立山は日本各地の山岳信仰の山々と同じく、女人禁制でした。
けれども、登拝が許されなかった女性が白装束に身を包み、
白布を敷いたこの布橋を渡ることで、
立山参拝した男性と同じ功徳が得られるとされたそうです。

この「布橋灌頂会」と言われる行事も、
明治以降の廃仏毀釈の影響でなくなっていたけれども、
今から十数年前に地域の人の尽力で蘇ったのだそう。
https://www.toyama-brand.jp/TJN/?tid=103371

富山市内へと帰る車の中で 寺島さん曰く、
「”結果の平等”というのが富山の文化を象徴するものだと思う」
とのこと。

おっしゃっておられることの意味をどれほど理解できたかは分からないけれど、
興味深く心に留まりました。
これから少しずつ理解を深めていけたらいいな。

 

 

風土を感じる風景

常願寺川の両岸分水工を見たあと、
寺島さんの車は田んぼの間の細い道をガタゴトと走り抜けていきます。
こんな細い道、自分の運転だと絶対来ることができません。

そしてこの素朴な道から見える景色の美しいこと。
3000m級の峰々が連なる立山連峰、
富山の住居や暮らしを守る屋敷林、そして広がる田畑。

“風土を感じる風景”だなぁと思いました。

ちなみに和英辞典で「風土」を引くと”climate”と出てきます。
“気候風土”とはいうものの、なんだか感覚としてしっくりときません。

国語辞典には次のように書かれています。
「風土」その土地の気候・地味・地勢などのありさま
「風景」目に映る広い範囲のながめ

改めて日本語は情緒豊かで繊細な美しい言葉だと、しみじみと思いました。

© 2019 Pecograph. All rights reserved.