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Category: 旅 (page 1 of 21)

思い出の「なぎさ」

秋の小豆島1泊2日の旅、
晩ごはんは友人の住む家の近くにある、行きつけの居酒屋さんに連れて行ってもらいました。

その店の名は「なぎさ」。

ドアを開けると、
右側は喫茶店のようなカウンター、
左手奥には小上がりの小さな座敷があって、
私たちは入り口入ってすぐのテーブル席に案内されました。

ほぼ満席。
そしてほとんどが地元の常連さんのようでした。
いい賑わい感!

店名についた“味のよろずや”という冠に違わず、
刺身、焼き物、揚げ物、お惣菜、ごはんものなど
バラエティ豊かなメニューが書かれた短冊が壁にズラリと貼られています。

客席を一人で切り盛りするお姉さんが
「それに注文書いといて」
テーブルの上に置かれた伝票を指差しました。
セルフオーダーシステムとは、新鮮!
お客さんとして伝票書いたのは初めての経験です。
目移りするほど品数があるので、
友人のおすすめで食べたいものを書いていきます。

ニシ貝の刺身。
身がツヤツヤで、コリコリとした食感がたまりません。

刺身の盛り合わせ。

焼き鳥。

このあともどんどん料理が運ばれてきたけれども、
食べるのに夢中で、カメラはそっちのけ状態に。
とった写真はこれで終わってしまっているけれど、まだまだ宴は続きました。

何を頼んでも
島で手に入った旬の食材を、
きちんと手間ひまかけて料理されているものばかり。
これが美味しくないはずはありません。

さらに驚いたのが、その安さ。
大人3人でお腹いっぱい食べて飲んで3,000円!
こんな居酒屋、近所に欲しい!!!

小豆島の友人たちが口を揃えて噂する「揚げパン」など
まだまだ気になるメニューがあったので、それはまたの機会のお楽しみに。

土庄港から車で数分。
がんばったら歩いてもいけなくもないかな。

腹ごなしに食後にあるいたお店のすぐ前にある「渚」も含め、
思い出いっぱいの「なぎさ」となりました。

なぎさ
香川県小豆郡土庄町甲2155-6
0879-62-4637
人気なので予約がベター。
https://tabelog.com/kagawa/A3705/A370501/37005597/

 

記憶の抽斗

ふっと
マラッカで見た真っ赤な夕焼けが、脳裏に鮮明に浮かんできた。

気になって去年の手帳を振り返ってみると
ちょうど1年前の今日、マラッカにいたことに気づいた。
不思議。

部屋に入ってくる光の加減や街の匂いが、
記憶の抽斗を開いてくれたのだろうか。

日が沈むとライトアップされる
マラッカ海峡に浮かぶ水上モスク。
岸に打ち寄せる波音と礼拝を呼びかけるアザーンの声とあいまって、とても幻想的。

隣で日本人カップルが大きな声で話を始めたのがちょいと残念だったけど。
それも含めて記憶に鮮明に残っている、思い出の時間と場所。

マラッカの旅の記録
http://www.pecograph.com/note/?s=マラッカ

秋の小豆島へ。

雲ひとつない青空、
暑くもなく寒くもない心地のいい陽気の週末は
小豆島に1泊2日の旅へ。

小豆島に住む友人と、
足繁く小豆島に通い詰めているため住民以上に島に詳しい友人コンビの
なんとも心強いアテンド&ナビゲーション。
私は車に乗っているだけであちこち連れて行ってもらえる、
すべておまかせ楽チン旅でした。

ここしばらくいつも時間に追われ、
常に頭の中で段取りを考えているような日々を過ごしていたので
何も考えなくても楽しいできごとが次々目の前にあらわれることがとても心地よく
凝り固まってしまっていた脳みそにとっても、いいリフレッシュになりました。

晩ごはんを食べたあと、
エンジェルロードまで足を延ばすと、ちょうど引き潮で、
小さな島へと続く道ができていました。
しかも遅い時間だったので、
いつもは観光客でごった返す空間が、ほぼ貸切状態という贅沢さ。

綺麗な景色を見て、
会いたい人に会うことができて、
あちらこちらで美味しいものを存分に食べ尽くした充実の2日間でした。

ずっと楽しみにしていた未来が、
こうしてひとつひとつ思い出となってゆきます。

マレーシア独立記念日

「今日は野菜の日」
というアナウンスがラジオから何度か流れてきました。

8月31日。
今日はマレーシアの独立記念日なのだそう。
第二次大戦中の日本統治下を経た後、
イギリスの植民地支配から独立して、今年で建国62年目。

この日がマレーシア独立記念日だということを、
数日前にクアラルンプールから一時帰国していた友達夫婦に聞いて、
初めて知りました。

マレーシアに住む彼らとは、
先日の出張先の京都で数時間だけ一緒に食事をする時間を持つことができたんだけど
マハティール首相に政権が変わってからまたいろんな変化が起こってるそう。
話を聞くたびにおもしろい国だなと、思う。
そして、当たり前だけれども
「日本の常識は、世界の常識ではない」と痛感します。

友達もまだしばらくマレーシアにいるそうなので、
その間に遊びに行けるといいな。
というか、行きたい。

とりあえず、ナシレマがとても恋しいです。

最近気になったマレーシアの記事
大国に屈しないマレーシア、英国から独立するまで
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53890

若いマレーシアの小売市況
「ストリート・スマート」がキーワード
https://forbesjapan.com/articles/detail/22617

文化遺産がリニューアルに失敗? 
マレーシアのバトゥ洞窟、極彩色にした階段に非難殺到
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10879.php
あらまっ!ド派手!

みちくさ能勢

数ヶ月前にラジオで紹介されているのを聴いて「お!」と思い、
すぐさまwebサイトをチェックして「行ってみたい!」と思った場所へ
友達を誘って行ってきました。

みちくさ能勢
http://michikusa-nose.com/

梅田で待ち合わせして阪急宝塚線に乗り込み、
兵庫県の川西能勢口で能勢電鉄に乗り換えます。
「のせでん」の愛称で親しまれる能勢電鉄は阪急系列の路線ということで、
改札を通ることなく乗り換えることができたのだけれども、
どことなく車両の中はノスタルジックな雰囲気。

このような牧歌的な風景が描かれたブラインドも初めて見ました。

電車はどんどん標高を上がり、
大阪府の最北端に位置する能勢町へと近づいていきます。

終点の妙見口駅からバスを乗り継ぎ、さらに北へと進みます。
山の稜線の形や植わっている木々が
徳島とはずいぶん異なっていて、窓の外の風景に釘付けに。
亀岡出身の友人は「実家に帰ってきたみたい」と言っていました。


バスに揺られること約15分。
奥の院というバス停で降りて、畑の中の道を数分歩きます。
この角を曲がったところが、目的地。

この辺りはこんな風に立派な屋敷がとても多いことも驚きました。
バスで通ってきた道は「能勢街道」といって、
かつては生野銀山からの銀や丹波の米・木材・炭、
池田の酒などの産業・生活物資の物流の基幹道としても栄えた街道なのだそう。

そしてこの道は京都の亀岡にも続いているとのことで、
亀岡出身の友人が「実家に似ている」と感じるのも納得です。

能勢街道は丹波栗で有名な丹波へも続いているそうで、
そのせいか栗の木もたくさんありました。
肌に照りつける日差しは厳しいけれども、
里山には少しずつ秋が訪れているようです。
梅田から約1時間半で、ずいぶんと遠くへ来た感じがします。

さて、目的地に到着!
「みちくさ能勢」は農業体験や五右衛門風呂などを楽しめる農家民宿。
本当は泊まりたかったのだけれども、
残念ながら数ヶ月先まで予約でいっぱい…。

けれども、週末のランチタイムには
自家農園で採れた野菜で作ったお惣菜と窯焼きピザのビュッフェを
宿泊客じゃなくても楽しむことができます。

夏野菜をたっぷり使ったお惣菜たち。
彩りも鮮やかで目移りします。
ピザもいろいろ食べたいので控えめに…と思いながらも
おかわりをしてしまいました。
この時点でかなりお腹いっぱい!
でも、まだまだがんばります。

ピザは季節の野菜やフルーツを使った
食事系ピザが5種類、デザート系ピザが3種類。
食べたいものを選んで、一枚一枚石窯で焼いてくれます。

まずは定番マルゲリータから。
トマトとバジルの味がとっても濃い!
2枚目。
いろんな種類を楽しめるよう、ピザのサイズはこぶりです。
生地ももっちりしてて美味しいです。

3枚目。
納豆のピザ。
うれしいことにデキャンタでワインも頼めました。
納豆ピザにも合います。
この後数枚食べたと思うんだけど、食べるのに夢中で写真が撮れてません…。

そして〆のデザートピッツァにりんごとゴルゴンゾーラを。
まだまだ食べたいものもあったけれど、2人だとこれが限界。
エアコンの効いた古民家から
きれいに手入れされた畑を見ながらの90分間をたっぷり満喫しました。

この日は長期夏期休業に入る前の最後の営業日ということもあって、
引きも切らずお客さんが次々に訪れてきます。
若い人たちだけでなく、妙見山登山にきているシニアの方々の姿も。

もっとゆっくりしたい気持ちもあったけれども、
外で待っている人たちがたくさんいたので、
おいとまして近所を散策することに。

2時間に1本しかバスがないので、帰りのバスの時刻は要チェックです。


この鳥居をくぐると、空気がガラッと変わりました。
空気がひんやりとして、とても厳かな雰囲気に。

大阪府、京都府、兵庫県にまたがる妙見山は古来から人々の信仰を集めてきた霊峰で、
山麓には滝修行ができるお寺がいくつかあります。
私たちが散策で訪れた関西身延真如寺もそのひとつだそう。

滝の前で他愛もない話をしていたら、
あっという間に駅へと向かう次のバスの時間。

「みちくさ」という名の場所を尋ねる能勢のみちくさ旅、
想像していた以上に、とてもリフレッシュできました。

そしてまったく未知なる関西の奥のエリアを尋ねる日帰り旅に、
なんだかちょっとハマりそうです。
友達は次は滝修行をしたいというけど、はてさて…笑。

 

「おでかけ」と「旅」の境目

伊豆に旅立つ前日は徹夜で仕事を片付けたにも関わらず、
久しぶりに乗る東海道新幹線がうれしくて
気持ちがいつになく高揚し、目が冴えっぱなし。

京都駅を出発してすぐに見えた京都タワー。
私にとって「おでかけ」と「旅」と感じる東の境目は
どうやら京都のような気がします。
なぜなら、京都までは思い立ったら日帰りでもすぐ行くことができるから。

まあ距離だけで旅か否かを定義するものではないんだけども。

よって旅情がムクムクと湧いてくる京都から先は
窓の外を流れる風景をずっと見ていました。

これは名古屋を越したあたり。
田んぼの緑と空の青が印象的。

大きなイオンとソーラーパネル。
いまどきの典型的な日本の地方の風景のように思いました。
きっと15年くらい前はまた違っていたのだろうな。

茶畑が見えてくると、富士山が近づいてきたのを感じます。

5合目〜8合目くらいまで雲に隠れた富士山。
この季節は仕方がないとはいえ、ちょっと残念。

富士山の裾野は本当に広い。

そうこうしてたら乗り換え地点の熱海に到着。
→この時はまだ熱海は神奈川県と思っていた

列車に揺られて移動している時間が大好きです。
北海道から鹿児島まで列車で日本縦断の旅することは、
いつか叶えたいささやかな夢のひとつです。

熱海は静岡県だった…!

旅先の伊豆で静岡のローカルニュースを見ていた時のこと。

「それでは静岡県内の今日の様子をリレー形式で見ていきましょう。
まずは熱海から」

と聞いた時に「えっっ!?!?」と驚きました。
私はこの瞬間までずっと熱海は神奈川県に属していると思っていたのです。

念のため、手にしていたiPhoneで「熱海は何県」と検索。
熱海は紛れもなく静岡県でした。

へぇぇ、びっくり!
東海地方のイメージ、まったくゼロ。

調べてみると、どうやら同じように勘違いしている人も多いようで
たくさんの人がそう思い込んでしまう理由もいくつかあるようです。

例えば

1.熱海駅の在来線はJR東日本の管轄になっている
ユニークなことに、熱海駅には2人の駅長がいるのだそう。
在来線を管轄するJR東日本の駅長と、
新幹線を管轄するJR東海の駅長と。
そして制服もそれぞれ異なるのだとか
http://www.at-s.com/news/article/featured/culture_life/station/390121.html

2.国勢調査の分類では関東大都市圏に含まれている
http://www.stat.go.jp/data/chiri/map/c_koku/t-mitsu/pdf/2015-1.pdf
↑ 総務省のページでも確かに熱海は関東大都市圏になってるのを確認!
静岡方面に仕事や買い物に行くよりも、神奈川や東京方面に出かける人が多く影響を受けているからだそう。

3.静岡県内のチャンネルが映らない?
静岡のテレビ局は映らないけど、在京キー局は全局映るのだとか。
確かに、地形的にも関東方向に拓けてるから、
関東方面からの方が電波が入りやすいからそうなるのも納得。
https://wiki.chakuriki.net/index.php/

なるほど〜。

あと旅先で出会った浜松の人に静岡のおすすめの場所を教えてもらっていた時に
「金魚の形のここらへん」
と説明してくれたのも、目からウロコでした。
確かに言われてみれば金魚の形!
“長靴の形の国イタリア”と同じように、
静岡県の人にとったら“金魚の形をした静岡県”なのだそう。

地図を見るのは大好きだけど、
意識して見てみないと
見えないことや、気づかないことってたくさんあるのだなと思いました。

たくさんの新鮮な発見がたくさんあった、静岡県。
そんなわけで、伊豆の旅は静岡県熱海からはじまりました。

 

記録更新

「7月24日の誕生日は晴れ」の記録を、今年も更新しました。
2年後のオリンピック開会式もこの調子で晴れるかな!?

今年の誕生日は西伊豆で迎えました。

伊豆半島を訪れたのは、これが初めて。
かねてよりずっと訪れてみたいと思ってはいたものの
やはり四国から伊豆は遠く、
なかなか行くきっかけをつかめずにいました。

なので今年は“バースディ休暇”と銘打って
思い切って休暇を取り、伊豆半島を旅することに。

熱海で降りて伊豆高原でのんびりした後、
時計回りでぐるりとまわって
最後の宿泊地として選んだのが西伊豆。

“自分の誕生日は晴れる”というジンクスを生かして、
「葛飾北斎の富嶽三十六景に描かれているような駿河湾越しの富士山を見るぞ!」
と企んでいました。
けれども晴れてはいるものの、うっすら富士山のシルエットが見えるのが精一杯。

夏場は水蒸気が多くて空気に靄がかかるのはわかっていたけれども
とりわけ今年の夏はこの暑さで、例年以上にクリアに見える日が少ないのだとか。
晴れ女ジンクスも水蒸気には勝てませんでした…笑。

旅に出ると、
その地域の風土が育んだ自然やそれに応じた人々の暮らしの営みを垣間見ることができ、
それが自分の暮らしや環境を見つめ直す良いきっかけとなります。

くっきりクリアな富士山が見えなかったのは残念だったけれども、
初めて見る伊豆の風景はとても壮大で素晴らしく、
そして何より人が穏やかでやさしくて、
大好きな場所になりました。

また旅の記録もおいおい綴っていきます。

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