Pecograph

a day in my life

Menu Close

Category: 旅 (page 1 of 19)

となりのイスラム

渦潮で有名な鳴門海峡周辺には、いくつかの島があります。
それらの島と四国本土を結ぶ渡船があり、
鳴門教育大学がある高島と、
多くの商業施設がある黒崎を結ぶ「黒崎渡船」は、
朝から夕方までたくさんの人が利用しています。

5年前に、この渡船を1日密着して取材したことがあります。
その時、ヒジャブをかぶった留学生に出会いました。
とてもかわいらしい雰囲気のこの二人は
声をかけると快く取材に応じてくれました。

けれども声をかけるまでに一寸
「ムスリムの女の人にカメラを向けてもいいのだろうか」
という、迷いが生じました。

また、ヒジャブを被った姿を見て
「ムスリムの女の人は服装に制約があって、大変そう」
とも感じていました。

それは、
マスメディアで流れてくるイスラム教徒に関するニュースはネガティブなものが多く、
ムスリム女性はいろいろと抑圧されているというイメージを持っていたからにほかなりません。

それから数年。
初めて訪れたイスラム国家のマレーシアでは
ファッショナブルな格好をしたムスリムの女性をたくさんみかけました。

色使いや柄合わせが絶妙で、とても素敵で
いろんな場所で彼女たちのファッションチェックをするのは、
マレーシアでの旅の間の小さな楽しみでした。
クアラルンプールにあるモールでは
カラフルなヒジャブやバジュクロンと呼ばれる民族衣装を売っているお店がたくさんあって
ショッピングを楽しんでいる女性たちの姿をよく見かけました。
ファッションを楽しむ心は、宗教や住んでる地域は異なれど万国共通なのだなぁと。

また、ムスリムの男性がとても優しいことも印象的でした。
「一人旅をしている」というと、
いろいろ心配してくれたり、親切に情報を教えてくれたり。
欧米の「レディファースト」的な優しさとはまた違って、
女性は守るべきものとして大切に扱ってくれているような感覚、とでもいうのでしょうか。
それがとても新鮮でした。

どうやらこれまで自分が抱いていたイスラム教やムスリムのイメージは、
ものすごくバイアスがかかったものではないか。
ムスリムの国で感じたムスリムの人たちの本当の姿を、もっと知りたい。
自然とそのように思うようになり、
帰国してからは、暇さえあればイスラムに関する書籍を貪るように読んでいます。

その中でも読みやすく、イスラムの人たちを理解するのに役に立ったのが
となりのイスラムという本。

ミシマ社から2年前に出版されたこの本は
トルコに住居を持ち、イスラムの人たちと草の根の交流をつづけながら
イスラム世界を研究し続けている内藤正典さんが書かれたもの。

イスラムのお祈りって?
どうして女性はヴェールを被るの?
豚肉やお酒がNGなハラルって?
一夫多妻制って?
イスラム教徒のセックス観って?

など、日本人がイスラムの人たちに思い描く素朴な疑問への回答を交えながら、
イスラム圏の人々生活や考え方を紹介しつつ、
非イスラム教徒であるわれわれが彼らにどう接すればよいのかが、
とても分かりやすく読みやすい文章で綴られています。

この本を読むことで、
日本に入ってくるイスラムに関する情報は
ずいぶんと偏ったものだということを改めて感じました。

とりわけ、この本を読んで印象的だったことがあります。

それはフランスでは公の場所で
イスラム教の女性がしているヴェールやスカーフをすることを法律で禁止したという話。
“ファッションの国”“自由の国”のイメージが強いフランスで
そのようなことが行われていることを、全く知りませんでした。
https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-20537920110411
https://www.huffingtonpost.jp/2016/08/18/burkini_n_11581110.html

パリで起きたテロ事件はとても哀しい出来事だけれども
それは日本人も含めた西欧型の考え方をする人たちにとって
欧米やキリスト教国側の発信だけでは、
見えづらくなっている根深い問題がたくさんあることに気づかせてくれました。

近い将来、世界人口の3分の1がイスラム教徒になると見込まれているそうです。
イスラムの本当のことを知らないから、勘違いしてしまう。

欧米列強の植民地支配の時代から続く、
キリスト教最優先の価値観だけでは立ち行かなくなってきているし、
イスラム教徒だろうが何だろうが、
まず人間として同じ土俵に立たなければ、
建設的なことは何も生み出せないということ。

そしてそれを大きなマクロの視点ではなく、
「となりにいるイスラム」を知ることを通して、感じること考えることの大切さを
この本を通して学んだように思います。

サトコとナダ(1) (星海社コミックス)
ムスリムのルームメイトとの暮らしを描いたこの漫画もとてもよかったです。

椿泊の朝

朝食の前に、椿泊の町を散策。
まずは神社を参拝。
四国の東に突き出た半島の先っぽの狭い平地に、
住居がひしめきあってるのが一望できます。

めざすはあの灯台まで!
この日はかなり海がシケていたけれども、
沖へと向かう漁船もちらほらと。向こうに見えるのは、四国最東端の蒲生田岬。
実は今から約40年前、この場所に原発が建設される計画が上がっていたのだそうです。
椿泊の漁師たちが中心となって反対運動を起こして阻止することができたのだとか。
私は数年前まで全く知りませんでした。

あおあお」で漁師町の食卓について取材させていただいた漁師さんに
当時の話を少しお伺いしたのですが、
お金さえ渡せば物事が解決するかのような電力会社のやり方に閉口するとともに、
スリーマイル島やチェルノブイリでの原発事故が起きる以前に、
そして経済成長最優先だった当時の日本で、
先祖代々受け継いできた海や自然を、
全力で守り抜いてくださった当時の住民の方々には頭が下がります。

その取材をさせていただいていた時、
ちょうどそれを題材としたドキュメンタリー映画を撮影していたと聞いたのですが
まだ見ることができず。

いつか見てみたいと思っている映画のひとつです。
シロウオ 原発立地を断念させた町
http://www.kasako.com/2013eiga1.html


岬の先へと続く階段を上ると、足がすくむような断崖絶壁が。
風は強いし、波は荒いし、ここで落ちたら一発でアウトだ…。


そしてタイル張りのかわいらしい「刈又崎灯台」に到着。
沖には四国最東端の有人島、伊島が見えました。

 

ゆきや荘で魚三昧!

まだまだ冬の名残が残っていた3月のはじめ、
友人と3人で徳島県南&室戸へ1泊2日の旅にでかけました。

この旅最大の目的は
四国の最東端の椿泊にある民宿「ゆきや荘」にお魚をたらふく食べに行くこと。

実はこの数年の間に何度か旅を計画していたんだけど、
あいにく予約で埋まっていたり、
2年半前には宿が火事に見舞われたりして行くことができなかったので、
ようやく念願叶ったり、です。

朝のバスで大阪から到着した友達をピックアップして、一路南へ。
まあ…ゆきや荘に行くまでにいろんなハプニングがあったんだけど
文章にすると、さしておもしろくないので割愛。

宿に着くとチャキチャキと元気な女将さんが出迎えてくれて、
夕食までの段取りをせっせと仕切ってくれました。

お昼に食べたものを消化すべく、
椿泊の街並みを散策してしっかりお腹を空かせ、
万全を期して夕食に臨みます。

テーブルにずらりと並べられたお魚料理たち。
お刺身だけでも、鯛、ヒラメ、寒ブリ、寒グレなどバリエーション豊か。

イカ刺し。

タコは酢味噌でいただきます。
今年は大根の値段も高騰していたのに、ツマの大根もたっぷり!

アワビもお箸で好きなだけすくって食べられます。
なんと豪勢な!
肝もおいしかった。

焼き太刀魚。

サザエ。

天ぷらもとってもおいしかったです。
あと、写真を撮り忘れたけど、カワハギの煮付けも。

白ごはんも用意してくれてたんだけど、とにかくお魚だけでお腹がいっぱいに。
あとはお風呂に入って寝るだけ。

翌朝は漁港を行き交う船のエンジン音で目が覚めました。

朝食は伊勢海老の味噌汁。

そして夜に食べきれなかったお刺身は、
わさび醤油漬けにしてジップロップに入れて持たせてくれました。

宿を発つ時に女将さんに「お魚おいしかった〜〜!」と連呼してたら、
「アンタらそんなにお魚好きなんやな。次来る時はもっとサービスするわ」とのこと。

紀伊水道と瀬戸内海が交わる椿泊は、
徳島随一の水揚げ量を誇るとても豊かな漁場。
違う季節に来たら、違った種類のお魚もいろいろ楽しめそう。
ウニとか鱧とか、あといろんな地魚も。

まさにお魚天国!
また友人たちと連れ立って来たいと思っています。

ゆきや荘
〒779-1740 徳島県阿南市椿泊町東55
0884-33-0070
https://www.facebook.com/
私たちは一泊二食付きで10,000円でお願いしたけれども、
予算もいろいろ相談に乗ってくれます。

Terima kasih!

7泊8日のマレーシアの旅も、いよいよ終わり。
空港まで送ってくれるという友達の言葉に甘えて、
この旅最後のマレーシアドライブ。

本当に、何から何までありがとう。

彼女や彼女の家族が住んでいなかったら
きっと一生訪れることがなかったマレーシア。
訪れるまでは「東南アジアの発展途上国のひとつ」程度の認識しかなかったけれども
この1週間でそれが大きく変わりました。

人がおおらかであたたかいこと、
食べ物がとっても美味しいこと、
もはや《発展途上国》ではなく
《中進国》として目覚ましい発展を遂げているということ。

そして、
宗教や文化的背景が異なる人々が隣り合って暮らす多民族国家の暮らしを、
そこに住む人に近い視点で感じることができたことによって
自分の固定概念や
《先進国》の日本に住んでることで知らずに身についていた奢りのようなものを、
認識させてくれました。

彼女は小さい頃から
日本全国各地を転々として育ち、
結婚して家庭を築いてからは
海外での生活が長く続いているけれど、
国内外どこにいても
自分の好奇心のアンテナに引っかかるものを大切に
分け隔てなくいろんな人と出会って関係を築いて
それぞれの土地での暮らしを楽しんでいる姿に、
いつもたくさんの刺激をもらっています。

だから、彼女の住んでいる街を訪れると
もれなくその場所を好きになって帰路につくことができます。

マレーシア。
とにかく私は大好きな国のひとつになったし、
マレーシアを通して、
イスラム教やイスラム文化、スパイスを使った料理など
これまで知らなかったこと、目を向けようとしてこなかったことに
興味を持ちはじめ、宿題のように読みたい本や見たい映画がたくさんでき、
帰国してからはついつい仕事で忙殺されがちな日々の暮らしを、豊かに彩ってくれています。

そしてそれは、良き案内人があったから。

Terima kasih!
マレー語で「ありがとう」という言葉は
愛(kasih)を受け取った(Terima)という意味だそう。

自分が住むマレーシアという国への愛、
そしてそこを訪れた旅人の私にその良さを伝えようとしてくれたおもてなしの愛。
たくさんの「愛」を健やかに感じることができた1週間でした。どうかまたマレーシアを訪れる機会に恵まれますように!

 

タマンデサを散策

マレーシア滞在最後の朝は、
夜明け前にどこかのモスクから聞こえてきた
礼拝を呼びかけるアザーンの音で目が覚めました。

パッキングを済ませた後、
友達家族の住むタマンデサの街並みをふらっと散策しました。

中華系マレー人が多く住むこのエリア。
軒先に赤いランタンを吊るした住居が並んでいました。
中国では赤は幸運をもたらす色と言われてるそう。
確かに見た目にも福々しい。

ペパーミンントグリーンのファサードがかわいらしいクリニーニング店の店頭にも
マラッカのチャイナタウンで見かけたのと同じ神棚のようなものがありました。

屋台に陳列されるのを待つバナナを包んでる新聞も、中国語でした。

道路沿いにはたくさんのトロピカルフルーツを売ってる屋台。
マレーシアのあちこちの屋台で売られているドリアンも
試してみたい気持ちはあるものの、食べた後どのくらい臭うのかが心配で、
今回の旅では勇気が出せず、未経験。
なんとなく味は好みのような気がするので、いつかどこかで試してみよう。

なだらかな坂道に沿って、ホーカーと呼ばれる屋台が並んでいます。
シンガポールもそうだったけど、マレーシアでも自宅で調理をせずホーカーですべての食事を済ませるローカルの人たちが多いのだとか。

すでに開店しているお店には、たくさんの人たち。

お皿に並べられたバナナはデザートかな。
日本ではみかけない小さいバナナ。

ちょっと歩くとまた別のホーカーがあって、
こちらもたくさんの人が食事を楽しんでいました。
平日の昼間なのに、男の人もたくさんいる。
金曜日だったから、ゆっくりブランチを済ませてモスクに礼拝に行くのかな。
それにしても賑わってるなぁ。

洗濯物を干してるお母さんと目が合いました。

少し歩くと、ヒンズーの寺院がありました。
生命力溢れる街路樹の木々たち。

ところどころ、「LORI SEWA」と書かれた看板が。
気になって意味を調べてみると、
“LORI”が“大型トラック”、“SEWA”が“レンタル”で、どうやら引越し業者の看板のよう。
http://nakanopropertymalaysia.com/blog/

確かに、この看板がたくさん掲げられた近くには、引越し業者の需要があるであろう海外の駐在員が多く住むコンドミニアムがいくつかありました。
でも、電話番号だけ書かれていても何がなんやらわからないから、
会社名とかURLも書いたらいいのに。
しかもマレー語で。
この看板見て引越しの依頼をする人っているんだろうか?
素朴な疑問。
ついつい職業病で考えてしまいます…笑。

毎日車で通ってた場所を歩いてみることで、
いろんな発見があって楽しかったです。
けど、歩いている人をほとんどみかけなかったな。
どこを歩いても、道に傍には縦列駐車の車がズラリ。

さて、
名残惜しいけれど、
帰って空港へと向かう準備を進めます。

雨でピンチ!!

クアラルンプールで過ごす最後の夜。
MIDVALLY MEGA MALLから
チャイナタウンにあるセントラルマーケットに移動。

あいにくの雨と、広いモールの歩き疲れから
チャイナタウンを散策する気になれず、
セントラルマーケット内にあるお店を冷やかしてウィンドーショッピング。

この旅の記念に何か自分へのお土産を買おうと思ったけど、
最近とにかく物欲がなくて、これというものも見つからず。
(マレーシアだけに限らず、東京や大阪に行ってもそう)

腕の良さそうなマッサージ店を見つけたので、
中華系マレー人の店員さんにマッサージをしてもらいながら、
おしゃべりを楽しんだのが、ここでの思い出。

外も暗くなってきたのでuberを呼んで帰ろうと思ったら、
同じように考えてる人がクアラルンプール中たくさんにいるのか、
uberも同じようなサービスのgrabも全然つかまらない!
そして、これら以外の交通手段で移動できる自信がない…。

そんななか、止まない雨を心配して友達が連絡をくれて、
迎えにきてくれました。
本当にありがとう!!

uberもgrabも使いこなすと、とっても便利だけど、
こういったことが起こるとは…。
旅先で慣れた頃に、ちょっとしたハプニングは起こるものです。

雨粒に濡れた車窓から見えるクアラルンプールの街は
色鮮やかに輝いていました。

MIDVALLY MEGA MALL

Jalan Jalan Japanへ行った後は、
マレーシアで最大級のメガモール「MIDVALLY MEGA MALL」へ。

さっきのモールが人も車もガラガラで閑古鳥が鳴きまくっていたのに反して、
こちらは巨大な駐車場も満車でなかなか車が停めれないくらいの混みっぷり。
店内もたくさんの人で賑わってました。

ここに来た目的は、両替とお土産を買うため。

「レートのいい両替所がミッドバレーのモールにある」と、
マレーシア在住経験のあるレアジョブの先生に教えてもらったのですが、
実際来てみると換金率がよく、長蛇の列ができていました。

アメリカドル、イギリスポンド、シンガポールドル、日本円、ユーロの他にオーストラリアドル、タイバーツ、香港ドル、台湾ドル、韓国ウォン、スイスフランなど、いろんな国の貨幣を取り扱っていました。
旅行者ぽい人は少ないように見えたけど、みんな何のために両替をしにきてるんだろう?

両替を済ませ、モールに入っているスーパーでお土産を物色します。

なんとひとつのモールの中に、イオン、BIG、コールドストレージと3つのスーパーが入っていて、微妙にラインナップも異なるのだとか。
ここは友人のおすすめでもあり、マレーシア資本の「コールドストレージ」を選択。
ナッツやドライフルーツをたくさん買い込みました。
この時、マレーシアで人気の紅茶BOH Teaを買わなかったことがちょっぴり悔やまれます。
箱がかさばって荷物になるからと思ってしまったけども、
手頃な価格でいろんなフレーバーもあったのになぁ…。

子どものお迎えがある友達とはここで別れて、1人でモール内をブラブラ。
せっかくなので隅から隅までみてやろうと張り切ったら、すっかり歩き疲れてしまいました。
とにかく、とてつもない広さ。

けれども入っているテナントはZARAに無印にH&M、
あとハイファッションのブランドなど、
日本のモールやデパートにも入っているものも多く、これといって欲しいものも見つからず。
フィリピン人の先生たちも“週末はモールに遊びに行く”という人が多く
英会話のレッスン中もモールの話で盛り上がることも多いんだけれども、
なんだかこうやって世界中が均質化した風景になってきていると思うと、寂しく感じます。
確かにモールは便利なんだけど。

モール文化って、アメリカ→日本→東南アジアへと広がっていってると思うんだけど、ヨーロッパやオーストラリアではどうなんだろう?
老朽化したら飽きられて、次々新しいものを建てて..という循環はあまり健全ではなく、これ以上長くは続かないのではないかなと思うんだけれども。

米国の衰退から学ぶ、ショッピングモール再生
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1612/28/news015.html
こんなにたくさん・・・全米に点在するショッピングモール廃墟
http://karapaia.com/archives/52160383.html

とはいえ、買い物をしたり、家族や友人たちと食事を楽しんだりするマレーシアの人たちを眺めるのは、とても楽しかったです。

驚愕の立地!
Jalan Jalan Japan

マレーシアの旅を計画中に
「クアラルンプールに来たら、ぜひ見てもらいたいお店がある」と、
友達が言っていた場所に案内してもらいました。

Jalan Jalan Japan
ブックオフが展開する日本のリユース品を扱うお店です。

まず驚いたのが、その立地。
クアラルンプール郊外の古いショッピングモールの中にあるのですが、
そのモール内がシャッター街と化していること。
吹き抜けスペースから1〜3階を見渡したところ。
お昼過ぎに行ったにも関わらず、ほとんどシャッターが降りています。
つまり、空きテナントということ。
なのにエアコンでキンキンに冷えてるし、エスカレーターもずっと動いています。

目的の場所に着くまでも、こんな感じでずっとシャッター街。
「女2人でこんなところにいて大丈夫か?」と、
不安でビクビクしながら歩いていたため、写真もブレブレ。
人は常識で想像することが困難な未知の風景に出会うと、恐怖心を感じるのですね。
(あとから振り返ると、危険なことは特になかったです)

ようやく看板が見えてきました。
まだまだ続くシャッター街、そして写真もブレてます…。

お店に到着!
ここに来るまで誰にも会わなかったのに、お店の中は老若男女いろんなローカルの人がいて、品定めをしていました。

洋服はサイズ別で見やすく陳列されています。

プラレールのパーツもこんなに綺麗にディスプレイされていました。

我が甥っ子が愛するウルトラマンのフィギュアもケースの中に陳列されていました。

お気に入りのフィギュアを品定めする男性客。

使いかけの鉛筆が売られているのにも驚きました。
友人曰く、やはりMade in Japanの鉛筆はよくできているのだとか。
そしていろんなデザインのものがあるので、選ぶ楽しさがあるのだそうです。
へぇ〜〜!

1980年代から“日本に学べ”と「ルックイースト政策」を掲げてきたマレーシアでは、日本のカルチャーに憧れる人が多いと聞きます。
これって日本人が西洋の文化に憧れ、パリなど海外の蚤の市で売っている古びた文具や食器をありがたがって手に入れるのとちょっと似ているのかなと、ふと思ったり。

店名の「Jalan Jalan Japan」はマレー語で“日本を散歩する”という意味。
“マレーシアにいながら、気軽に日本の雰囲気を楽しんで欲しい”という願いを込めてつけられた名前とのことだけれど、広い店内をぐるっと散策することで日本のサブカルチャーをたっぷり味わって、ショッピングを楽しむことができます。

いやぁ…日本では考えられない驚愕の立地で盛況を納めている、Jalan Jalan Japan。
“日本でのビジネスの常識にとらわれない発想”というものを、リアルに肌で感じることができました。

この記事が興味深かったです ↓ ↓ ↓

ブックオフはなぜマレーシアで消費者に「有名店」と認知されるようになったのか
http://www.malaysia-magazine.com/news/26187.html

そうそう。
同じモール内にはITベンチャー企業もありました。
きっと賃貸料も安いだろうし、車社会のマレーシアでは駐車場を探すのが大変だけれどもここだとその問題もないので従業員も勤務しやすいとか、いろいろメリットも多そう。
寂れたモールから、思いもかけないITサービスが産まれてきたりして。

ただの観光旅行では見ることができない場所に連れて行ってもらって、とても興奮しました。

 

© 2018 Pecograph. All rights reserved.