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Category: 写真の話 (page 1 of 7)

また連休

3連休が去って、また今週末にも3連休。
どうやら今年の9月の後半は土日祝を除くと
月の半分が休日になるのだそう。

こうも連休が続くと、平日にいろいろ凝縮されてしまって
とてもタイトに感じます。
私自身はカレンダー通りしっかり休めるわけではないんだけど、なんとなく。

活発な秋雨前線のおかげで、どうやらお天気もイマイチのよう。

台風一過

「猪突猛進」という言葉がぴったり。
南から北へと向かってぐんぐん進んでいるのが目に見えてわかる台風でした。

うちはベランダの物干し材が一本落下したぐらいで済んだけど、
大阪では停電しているところもたくさんあるよう。
どうかこれ以上大きな被害が出ることなく、過ぎ去ってくれますように。

英会話のレッスンでフィリピン人の先生が
「今年は台風が日本の方に進んでいるから、
フィリピンはいつもよりうんと台風が少ない」
と言っていました。

当たり前だけど、地球はぐるっと繋がっているのだな。

写真はちょうど1年前、
写真学校の友達と猪熊弦一郎現代美術館に
志賀理江子さんの個展「ブラインドデート」を見に行った帰り道。

この時のトークショーで、
志賀理江子さんが写真を撮るという行為について
「地球が人間に記録させたがってるのではないか」
と言っていたのを、ふと思い出しました。

そして、友達が運転してくれた車から見えた
瀬戸大橋に沈む夕日がとっても綺麗だったことも思い出しました。

熊岡菓子店の堅パン

HOLGAで撮って、誤ってフィルム感光させてしまった写真たち。
これは、香川の善通寺の門前にある熊岡製菓店の店頭にて。
大好きな堅パンは、当時1枚20円。

今では人気となってしまって
午前中に売り切れてしまうことも多いのだとか。

ずいぶん古い写真のように見えるけど、
わずか17年前の様子です。

熊岡製菓店
善通寺市善通寺町3-4-11
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/8447

セピア色の下校時間

2000年代はじめに流行ったトイカメラ。
私は「HOLGA」と「LOMOスーパーサンプラー」を使ってました。

「HOLGA」にはモノクロのブローニーフィルムを入れて、
カラー現像するのにしばらくハマっていました。
そうすることで、セピア色の写真に焼きあがってくるのです。
これもそんな中の一枚。

夏休み間近の小学生たちの下校の様子。
この時小学生だった子たちも、指折り数えてみるとアラサーだ。

HOLGAとLOMOスーパーサンプラーは、
今では部屋のオブジェと化してしまってます。
ブローニーフィルムは手に入れるのも、
現像するのもずいぶん面倒になりました。

気軽にトイカメラに使ってた時代が懐かしい。

そんな時の流れを感じた一枚です。

川島小鳥写真展
「つきのひかり あいのきざし」

奈良の入江泰吉記念奈良市写真美術館へ、
川島小鳥さんの写真展「つきのひかり あいのきざし」を観に行ってきました。

ここへは「ゼラチンシルバーセッション展」を観に行って以来。
http://www.pecograph.com/note/?p=1586

数年前に写真家の百々俊二さんが館長になってから
ユニークな企画展が続いていたものの、
やはり徳島から奈良は少し遠くて2年も間があいてしまいました。

展覧会初日ということで
館長の百々さんと川島小鳥さんのトークセッションが行われました。
会場には立ち見もたくさん出るほどの大盛況。
若い人の姿が多かったのも印象的でした。

事前打ち合わせなし、ぶっつけ本番という
百々さんと小鳥さんのトークもいい感じで力が抜けておもしろくて、
おもしろくて、でも写真に対する深い洞察もあって、
あっという間に時間が過ぎていきました。

今回の展示は、
川島小鳥さんがこの春からの短い期間で
奈良出身の尾野真千子さんを
台湾と吉野で撮り下ろしたもので構成されていました。

川島小鳥さんが何度も足を運んでいる台湾と、
尾野真千子さんの実家のある吉野。
どちらもマネージャーさんもいない状態で旅をしたそうで
尾野真千子さんのなんとも言えない自然な表情がとても心に残りました。

鮮やかな色合いが印象的な「未来ちゃん」や木村伊兵衛賞を受賞作「明星」など、
これまでフィルムで写真を撮りた川島小鳥さんが
デジタルで撮った作品たちをモノクロで展示しているのも新鮮でした。

展示は8/26(日)まで。

大阪のビジュアルアーツ専門学校で長年校長を務め、
関西で多くの写真家を育てた館長の百々俊二さんは
「若い人にもっと写真に親しんでほしい」と、トークショーでおっしゃっておられました。

ちょっぴり移動に時間はかかるけれども
四国からでも交通費がそんなにかからない奈良で
こうしていろんな展示があるのは、本当にうれしいこと。

秋からもまたいろいろ楽しみな展覧会を企画しているようで、とても楽しみです。

川島小鳥写真展
「つきのひかり あいのきざし」~尾野真千子と川島小鳥~
http://irietaikichi.jp/news/exhibition/190

高知の楽しい思い出

土曜日は高知へ写真の旅へ。

事務局としてお手伝いをさせていただいている
フォトアーキペラゴ写真学校の講師を務める石川直樹さんの
四国での初の大規模個展が高知ではじまったため
土曜日はいつもの高松での講義を飛び出して、高知での課外授業となりました。

現在3期目を開講中の写真学校もはじまって丸3年が経過、
4月から4年目に入ります。
(奇しくも私が英語の勉強を始めた時期とまったく同じ!)

高知ではOBのみなさんも集まって、
石川直樹さん自らによるギャラリーツアーで
展示作品を案内してもらったり、講義で学びを深めたり。

その後の懇親会では、
石川さんも交えて受講生や懐かしい顔ぶれのOBの方々と写真談義に花を咲かせ
とっても楽しい時間を過ごすことができました。
翌朝日曜市を歩いてると、
カメラをぶら下げた受講生の方々と次々とバッタリ会うのも不思議な感じでうれしかったし。
本当に、受講生のみんなことが大好きです。

初めて一眼レフを手にしてから
なんとなくずっと撮り続けている写真。

今は撮った写真を整理して、
こうしてブログに投稿するくらいだけれども、
始めた頃からあんまり変わらないテンションでずっと撮り続けられてるってことは、
ある意味写真と縁があったのだろうな。

写真は簡単なようで難しい、
けど撮り続けてゆくことによって
いろんな発見や、たくさんの出会いがあって、
どんな形であれ、
自分の人生に欠かせないもののひとつだと、今では強く思います。

そして、一人でなんとなく撮り続けるだけでは得られることができなかった
「写真」に対する豊かな視座を広げてくれたのがこの写真学校です。
写真学校との出会いのきっかけを与えてくれた友人には、本当に感謝しています。

写真は、2次会で行った餃子の「安兵衛」でのヒトコマ。
sigma dp2 quattoroで撮ったんだけど、へたっぴ過ぎて笑えます。
このカメラ、使い始めて2年になるのに本当に難しい…。
でもなんかこれを見てると楽しかった時間を思い出して
ニタニタできるので、記念に。

写真学校は秋から第4期も開講することになり、受講生の募集もはじまりました。
http://www.photo-archipelago.com/

今年の秋、私はどんな景色を見てるんだろうな。

友、琉球より来たる。

テレビ局のクルーにインタビューを受けているのは
沖縄から徳島を訪ねてきてくれた友人。
両親よりも年の離れた彼女とは、
写真がきっかけで2年ちょっと前に知り合いました。

2015年の秋に沖縄を旅した時、
那覇の裏道にある言事堂という芸術書の古書店で
彼女の初めての個展が開催されていて、
そこで彼女の作品に初めて出会いました。
みずみずしい視点で切り取られた生き生きとしたスナップがとても印象的でした。

その後、縁あって彼女の写真の師匠のご自宅にお邪魔した時、
沖縄の家庭料理をたくさん作って彼女も一緒にもてなしてくれました。
そこで初めてさっきの言事堂での展示は彼女のものだと知り
腰を抜かすくらい驚いたのを覚えています。

驚いた理由は
ついさっき見た作品を撮った人が偶然その場にいるということ、
そして、あのみずみずしい視点で切り取られた写真が
70歳を超えている目の前の彼女が撮ったということ。
何も前知識なく作品を見ていたので
「20代の若い作家さんなんだろうな」と思っていたので…!!
それくらい大胆でユニークな視点で切り取られた魅力的な写真だったのです。

そんな写真を撮る彼女もまた魅力的で、
「こんな風に朗らかにチャーミングに歳を重ねたい」と思う、憧れの女性になりました。

彼女の名前は宮城ヨシ子さん。
68歳から写真をはじめ、昨年78歳で初めての写真集を出版し、
写真界からも高い評価を得ています。
http://www.borderink.com/?p=19669
https://www.bookbang.jp/review/article/542834
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-597326.html

上の写真はヨシ子さんの写真の師匠の勇崎哲史さん。
2015年に木村伊兵衛賞を受賞した石川竜一さんを育てたり、「東川町国際写真フェスティバル」や「写真甲子園」などを企画立案し、北海道東川町を「写真のまち」として育てた立役者です。
勇崎さんやヨシ子さんは私が4年間制作に携わった「あおあお」をずっと愛読してくださっていて、それがご縁で2016年の秋には勇崎さんが主宰する写真教室のみなさんで徳島を訪れてくださいました。

その時に脇町のうだつの街並みで阿波藍の話を聞いたことがきっかけで
ヨシ子さんは徳島の藍染に強い関心を抱き、
先週末から開催されている「藍のけしき」をどうしても観てみたいと、
写真仲間の友人とその妹さんとわざわざ徳島に来てくださいました。

「藍のけしき」は参加型のアートプログラム。
日本各地はもとより、アメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、カナダ、チリ、ドイツ、フランス、ベトナムなど世界各国のさまざまな国から参加があったようで、私も白い布を藍で染め、5ヶ月間一緒にその布と過ごし参加させてもらいました。
→詳しくは以前書いたブログで

全く同じ白い布が、
染め方や環境の違いや参加者との関わり方によって
ここまで違った表情になることにとても驚きました。

徳島に住んでいても、知ってるようで知らない阿波藍のこと。
好奇心旺盛なヨシ子さんやお友達は
この作品の作家さんや作品を観に来たお客さんともすぐに親しくなって
阿波藍や作品に関する質問を次々と投げかけている姿も、とてもうれしかったです。

その後、たらいうどんを食べに行ったり

藍染体験をしにいったり。

そんな風に徳島での旅の時間を共有しながら、
徳島の暮らしや文化のこと、
沖縄の暮らしや文化のことや基地のこと、
そして写真の話やそれぞれが大切にしていることなど、たくさんの話をしました。

大好きな写真を通して出会った人たちと、
自分が制作に携わった仕事でご縁が深まって、
そしてこうして心を通い合わせて語り合うことができたことは、
私にとって宝物のような出来事でした。

解散前に記念写真を撮ってもらっているところをiPhoneで逆撮影。
本当に楽しくてあっという間の濃密な1日でした。

今度は私が沖縄に彼女たちに会いに行きたいな。
そう遠くない将来に、必ず。
この再会で、距離的には遠い沖縄が、またグッと近くなったように思います。

 

 

マラッカの路地裏

チャイナタウンのメインストリートから少し入った路地裏は
いわば、観光地の舞台裏。

その土地で暮らす人たちが
生活を営んでいる風景を垣間見ると、
なんだかその土地との距離がグッと縮まったように感じて、うれしくなります。

洗濯物が干してある風景には、いつもとても心惹かれます。
でも、なんだかスコールが来そうな気配。
この洗濯物たち、この後ちゃんと取り込めたのかな…?

私も雨宿りできる場所探しを急ぎます。

 

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