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a day in my life

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Category: 音楽

Mr.Children
Thanks giving25
エディオンスタジアム広島

8月最後の日曜日、広島のホテルで目覚めてすぐに見た光景。
ハンガーフックにかけている銀テープは
前日のミスチルのライブの演出で使われたもの。
ライブの興奮が蘇り、幸せな気分で迎えた朝でした。

エディオンスタジアムで彼らのライブを観るのは
2007年、2011年、2015年に続いて4回目。
そしてこの25周年アニバーサリーツアーは
7月はじめの京セラドームに続いて2回目です。
(京セラドームに行った時のことは結局書けずじまい…)

約3時間半に渡る圧巻のライブパフォーマンスを
アリーナBブロック花道近くという良席で堪能!
1996年のアルバム「深海」を引っさげてのツアーから
ずっとライブに誘ってくれる友人のおかげで、
ファンクラブに入っていてもチケットが入手困難な彼らのライブに、
こうして来ることができています。
もう21年も一緒にミスチルのライブに通ってるんだなぁ。
これもある意味すごい!
本当にいつもありがとう。

今回のツアーで特に印象に残っているのは、桜井さんのMCです。


2002年に10周年を迎えた時は、
事務所やレコード会社の話題作りのために“10周年”と言っているだけで、
その時ミスチルの音楽を聴いてくれている人も、
いずれは離れていくのではないかと思っていた。

そして25周年を迎え、離れてしまうと思っていたファンの人たちは
ずっと聴き続け、たくさんの人がライブに足を運んでくれていることを
本当にうれしく、幸せに思っている、と。

それと同時に、
同年代のミュージシャン、友達、近しい仲間が病気になったり亡くなったりして
自分はいつまで楽しく歌っていられるんだろう…と思う機会も増えた。
だからこそMr.Childrenとしていられる時間を愛おしく思い
1日1日、1曲1曲、1つ1つのフレーズを大切に過ごしたいと思っている。


といったような話。

2002年と言ったら、
ミリオンヒットやダブルミリオンヒットを何曲も出し、
1年半の休業を経た後も、
いい曲をたくさん作って精力的にアルバムを編み出し、確固たる地位を築いていた頃。

それなのに
「いつかファンは離れていくかもしれない」
なんて思っていただなんて…。

アーティストというのは
たとえどんな恵まれた状況であったとしても
孤独を抱え、心身を削って
作品を産み出しているのだなと改めて感じました。
それは音楽であれ、アートであれ同じで、
誰でもができる生き方ではないんだなぁ、とも。

また、今回のツアーで感じたことのひとつが
桜井さんがこれまでにも増して歌がうまくなっているということ。
もともと上手いけれど、
さらに安定感が増して、よりいっそう歌に深みが出ていることに驚きました。

気になって調べてみると、
敏腕のトレーナーについてボイストレーニングを受けていて
ツアー中もそのトレーナーさんにずっと帯同してもらっているとのこと。
そのボイストレーナーさんのツイート ↓

「謙虚・素直・ストイック」
どんな道でも一流の人に共通していることのように思います。
私も私なりにそういう姿勢を大事にしていきたいなと、
楽しかったライブを振り返りながら、改めて思いました。
言うは易しで行うは難し、だけれども。

以下、セットリストやライブ中に見て感じたことの備忘録です。


01.CENTER OF UNIVERSE
02.シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
03.名もなき詩
04.GIFT
05.Sign
—————-
25周年アニバーサリーということで、
シングルのヒット曲を中心にガンガンきます。


06.ヒカリノアトリエ
—————-
ここからは春のホールツアーをまわったメンバーが花道へ。
友達が取ってくれたチケットがアリーナBブロックの花道の側だったので、
メンバーがすぐ近くに!

07.君がいた夏
—————-
ちょうど空が夕焼けてきた頃。
スクリーンの後ろには入道雲があって
心地よい秋風が吹いてて、この歌にぴったり。
4年前に両親と行った、
この歌のモデルとなった湯野浜の海岸のことを思い出しました。

08.innocent world
—————-
銀テープ第一弾発射!
アリーナ前方席なので、演出の中に入っているかのようでうれしい。

09.Tomorrow never knows
10.Simple
—————-
桜井さん1人で花道でアコースティックで弾き語り。
スクリーンには歌詞が映し出され
桜井さんの「歌ってもいいんだぜ」の声で会場のみんなで口ずさむ。

11.思春期の夏~君との恋が今も牧場に~
—————-
ドラムのJenが歌う、このライブ唯一の爆笑(?)タイム!
3rdアルバムまではJenも歌っていたけれども、
最近のファンは知らない人も多いのでは?
けれども、初めて聞いた人でも思わず引き込まれ笑ってしまう映像と演出。
最高!

12.365日
—————-
あれだけ笑わせておいて、いきなり真顔でバラード。
この展開、すごい!

13.HANABI
14.1999年、夏、沖縄
—————-
この時、冒頭に書いた話をMCでしてくれました。
そしてこの歌の歌詞
「僕が初めて沖縄に行った時 何となく物悲しく思えたのは
 それがまるで日本の縮図であるかのように
 アメリカに囲まれていたからです」
を広島で聴くと、いろんなことを考えさせられます。

15.足音 ~Be Strong
16.ランニングハイ
17.ニシエヒガシエ
18.ポケットカスタネット
19.himawari
—————-
新曲。
「今一番聞いてほしい曲です」と冒頭にMC。

そして本編ラストスパートで会場の熱気は最高潮に!

20.
21.Printing
22.Dance Dance Dance
23.fanfare
24.エソラ

アンコール
25.overture
26.蘇生
27.終わりなき旅

ミスチルと自分の25年の歴史を重ね合わせつつ、
いろんなことを思い出したり、感じさせてくれた素晴らしいステージでした。

SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR
“THIRTY30FIFTY50”
さぬき市テアトロン

ずっとずっと楽しみにしていた、
テアトロンでのスピッツのライブが終わって、
なんだか“もぬけの殻状態”です。

今年はスピッツが結成されて30周年、
そしてメンバー全員50歳という節目を迎えるアニバーサリーイヤーということで
THIRTY 30/ FIFTY 50」と名付けられたツアーで
21年ぶりにテアトロンに帰ってきてくれました。

瀬戸内海を背景に望むテアトロンというロケーションと
スピッツの音楽の相性は最高!

刻一刻と変わる夕暮れの風景、
海から吹く風、
曲と曲の合間に聞こえる虫の声、
日が落ちてからの照明の演出も幻想的でした。


(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/さぬき市野外音楽広場テアトロン |  ライセンス:CC 表示-継承 3.0)

しかも、友達が取ってくれたチケットは
前から3列目のど真ん中という
これまでのスピッツライブ参戦史上最良の席!

アニバーサリーにふさわしく、
懐かしい曲もマニアックな曲もたくさんやってくれて、
ずっと笑顔で多幸感に満ち溢れる時間でした。

最後の打ち上げ花火もすごく綺麗で
ライブから1日経った今でも
その余韻が火種のように身体の奥底で燻っています。

ライブの帰り道、
スピッツは私にとって
時々会う長い付き合いの異性の友人のような存在だなぁと、
ふと思いました。

時折会って、
いつだって深刻な話をするでもなく
他愛のない会話を重ねるだけなんだけど
自分が大事にしていることをハッと思い出させてくれるような、そんな感じ。

移り気な私は
一番好きなアーティストや愛聴盤は
その時々でコロコロ変わるんだけど、
スピッツの音楽は変わらない距離でずっといる。

振り返ってみたら、
これまでの人生で一番長い時間聴いているのがスピッツの音楽のような気がします。

「30年はまだまだ通過地点」と言ってたスピッツと、
またどこかで会える日が楽しみです。
テアトロンにもまたすぐ来て欲しいな。

最新曲「1987→」は、
3分ちょっとの短い時間に
スピッツの30年がギュッと凝縮された名曲だと、改めて思いました。

 


セットリスト備忘録

01.醒めない
02.8823
03.涙がキラリ☆
04.ヒバリのこころ
05.ヘビーメロウ
06.冷たい頬
07.君が思い出になる前に
08.チェリー
09.さらさら
10.惑星のかけら
11.メモリーズ・カスタム
12.波のり
13.ロビンソン
14.猫になりたい
15.
16.夜を駆ける
17.夢追い虫
18.正夢
19.運命の人
20.恋する凡人
21.けもの道
22.俺のすべて
23.1987→

アンコール
01.恋のうた
02.君は太陽

 

 

 

 

 

 

「正しさの価値観に共感する。
中村一義×小谷美紗子」

1997年の夏によく聴いてたのが
中村一義の「金字塔」という彼のデビューアルバム。

実家の2階の6帖の自分の部屋で、車の中で、
いつもずっと聴いていました。

その時以来、
中村一義くんの音楽は、
いつも私の心にそっと寄り添い、
どんな時でも光のある景色を感じさせてくれる、大切な存在となりました。

あれから20年。
デビュー20周年を記念して渋谷のLa.mamaでライブが開催されることになり、
早くからチケットを取ってこの日を楽しみにしていました。

La.mamaと言えば、スピッツとミスチルがアマチュア時代に出演し、
よく対バンも行われていたという伝説のライブハウス。
今年がオープンして35周年で、
この日のライブもそのアニバーサリーイベントのひとつとして企画されたものだそう。

そして奇しくも今年はスピッツは結成30周年、
ミスチルがデビュー25周年というアニバーサリーイヤー。
個人的には、先月大阪ドームでミスチルを観て、
La.mamaでの翌週にテアトロンでスピッツを観るというタイミングで
ここに来られたことを、うれしく思います。

「正しさの価値観に共感する。」と名付けられた、
中村くんと小谷美紗子さんのツーマンライブ。
このライブのタイトルは小谷美紗子さんが
Twitterで中村くんに投げかけた言葉がそのまま採用されたそうです。

あと、中村くんがポロっと言った
「すべての命は正しい」
といった言葉も、この日はなんだかグッと込み上げてくるものがありました。
(いろいろワタシ、疲れてるのかな…)

小谷美紗子さんをライブで観るのははじめて。
小さな体で魂を削るようにピアノを奏で歌う姿に圧倒されました。
どんなに技術が発達してもCDやDVDでは拾いきれない音たち。
素晴らしかったです。

小谷さんの演奏の後は、
中村くんとのトークセッション、
そして中村くんのライブへ。

デビュー当時は「絶対にライブはしない」と言っていた中村くん。
それは「しない」のではなく「できない」精神状況だったということは、
後に彼の著書を読んで知ることになるんだけど、
そんな中村くんが楽しそうに歌ってる姿を見るだけで、いつも胸がいっぱいになります。

ライブでは「犬と猫」「ジュビリー」「1、2、3」など
昔の歌を歌ってくれることが多いけど、
最近の曲ももっと歌ってほしいな。
この数年でライブをたくさん重ねてきたからこそ、
ファンとしての欲も出てきます。

アンコールは小谷さんも登場して、
それぞれが共感しているお互いの曲を選曲し、セッション!
中村くんは小谷さんの「Who」を、
小谷さんは中村くんの「世界は変わる」をセレクト。
「世界は変わる」、新曲だ!うれしい!!

スピッツ、ミスチルを育てたライブハウスで
こうして大好きな中村くんの音楽や発する言葉に触れ、
そして中村くんがリスペクトする小谷さんの音楽に新たに出会うことができ、
月並みな言葉だけど、「彼らと同時代を生きれてよかったな」と
心から感じた、本当に幸せな夜でした。

 


以下、セットリスト備忘録。

小谷美紗子
01. 忘れ日和
02. 青さ
03. 嘆きの雪
04. Off you go
05. 子供のような笑い声
06. あの夏の日々
07. 手紙
08. 見せかけ社会

中村一義
01. 愛すべき天使たちへ
02. 犬と猫
03. セブンスター
04. 君ノ声
05. ジュビリー
06. スカイライン
07. 1,2,3
08. キャノンボール

アンコール(中村一義×小谷美紗子)
01. Who
02. 世界は変わる

On Sunday Night

「痩せる」とタイトルがついた小林麻央さんのブログの記事を読んで
図らずも涙が出てきて止まりませんでした。
https://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12276707987.html

ちょうど1年前は父の四十九日でした。
そんなこともあって、
父の入院していた頃のことをいろいろ思い出してしまったからかもしれません。


命とは 理由も意味もなく生まれて
いろんな意味を見つけて消えていく

なんでもない明日にも
挫折や不安がそっと潜んでいて
ほんのちょっとのおまじないで
それはウソみたいに光に変わる


スガシカオの配信限定の新曲雨ノチ晴レの歌詞に
たくさんの力をもらってる、この頃です。
http://j-lyric.net/artist/a000655/l03fc2c.html

 

そして、小林麻央さんのブログからは
当たり前のように日々過ごしていると見過ごしてしまう
命の輝きについてハッと気づかされることが多いです。

どうか彼女に奇跡が起こりますようにと、いつも願ってます。

ボブディランがノーベル賞

昨夜、いつものようにFM802を聞いていたら
ボブディランがノーベル文学賞を受賞したというニュースが飛び込んできた。

「すごい!」と驚いたけれど、
「なんで?」という疑問はまったくなかった。

これまでノーベル文学賞を取った作品なんてひとつも読んだことなかったけれど
ボブディランの受賞でノーベル賞がぐっと身近に感じた。
もし村上春樹が受賞したとしても、私はこんなに親近感を感じなかったかも。

高校生や大学生の頃、カセットにダビングしてもらった
「The Freewheelin’ Bob Dylan」をよく聴いてたな。

今日はラジオから何度もボブディランの曲が流れてきて
またちゃんと聴いてみたくなった。
あんなによく聴いてたのにCDを一枚も持っていない…。
彼の声やブルースハープの音って、肌寒くなってきたこの季節によく合う。

「Blowing in the wind」
私が生まれる前からある歌だけれど、
ずっと時代に寄り添ったり、時代を象徴したりしながら
時代とともに生き続けている音楽だと思います。

スガシカオ「THE LAST」

新譜のアルバムを、こんなにドキドキしながら聴いたのはいつぶりだろう。
スガシカオの6年ぶりのアルバム「THE LAST」。

久しぶりのビニールに包まれたCDの封を開封する感覚。
そして歌詞カードをめくると、スガシカオが「言葉の師匠」と呼ぶ村上春樹のライナーノートが!

村上春樹は著書の中で「日本のポップスを聴いているとその歌詞の内容や文体にげんなりしてしまうが、スガシカオの書く歌詞はそれとはちょっと違った」と語るほどの、スガシカオのファン。
村上春樹の言葉に「うんうん、そうそう」と頷きながら、耳はスピーカーから流れてくる音の方へ。

1曲目から心をぎゅっと掴まれる。
人間の弱さ、死の匂い、どうしようもない絶望感、そして微かな希望を歌った最後の曲「アストライド」へと繋がっていく。
1曲1曲それぞれいいけれど、アルバムとしてのテーマの強さや完成度がすごい。
もうずっとヘビーローテーション。
やばいくらいの中毒性がある。

2011年に所属事務所から独立、インディーズでの活動を経ての2度目のメジャーデビューアルバム。

長年のファンにとってうれしいのは、クレジットにデビュー当時から長らく一緒に作品やライブをつくってきた人たちの名前があること。
いろんなことが頭をぐるっとよぎって、グッと胸が熱くなった。

作りたい音楽を作るために貪欲に挑戦し続け、このアルバムを完成させたシカオちゃんを、ただただ尊敬する。
このアルバム、たくさんの人に聴いてもらいたいし、数字としてもしっかり売れて欲しい。

言葉にしようとすればするほど陳腐になっていくんだけど、感じたことを拙いながらも自分の言葉で残しておきたかったので。

スガ シカオ、独立後の葛藤を語る「ほぼゼロに戻った」
http://www.oricon.co.jp/special/48608/

剥き出しのアルバム「THE LAST」誕生
http://natalie.mu/music/pp/sugashikao03

スガ シカオが明かす、“エグいアルバム”を作り上げた理由「音楽のドキドキ感だけは譲れない」
http://realsound.jp/2016/01/post-6031.html

 

クリスチャン・ツィメルマン

クリスチャン・ツィメルマンの演奏を聴きに、びわ湖ホールへ。
秋に漫画「ピアノの森」にどっぷりはまり、
「生でピアノの演奏を聴いてみたい!」と勢いづいて公演チケットを購入。

ツィメルマンはショパンコンクールで史上最年少で優勝して華々しいデビューを飾り、以来数々の実績を重ね、現在では世界のクラシック音楽界で最も高い評価を受けているピアニストの一人。

彼の弾くショパンのバラードが好きで、長年よく聴いている。
羽生結弦選手の昨季と今季のショートプログラム、「バラード1番」は彼の演奏だ。

…なんて知ったかぶりして書いているけれど、実は人生で初めてのきちんとした音楽ホールでのピアノリサイタル。
いつも行くロックやポップスのライブとは会場の様相も違って、そわそわしてしまう。
上品な雰囲気の紳士淑女たちにまじって、子どもの姿もちらほらと。
きっとピアノを習っているんだろうな。

開演のベルが鳴って、ツィメルマン登場。
思っていたよりも恰幅が良く、綺麗な白髪のロマンスグレイ。
持っているCDのジャケットはずいぶん若い時のものなんだと気づいた。
1956年生まれだから、今年還暦か。

この日の演目はシューベルトのソナタ。
小難しいことはよくわからないけれど、後ろの席の音大生らしき男の子たちが「心地よさに脳がとろけそう」と言っていたのが印象的だった。
10本の指で奏でられる濃密で繊細で豊かなピアノの音色に身を委ねているのがとても心地よかった。

いつか彼の弾くショパンを生で聴いてみたいな。

ツィメルマンのショパン「バラード1番」

羽生結弦選手のSP「バラード1番」

浅田真央選手の2010-11シーズンのエキシビションプログラム「バラード1番」

真央ちゃんのはルービンシュタインの演奏だそう。

同じ曲でもピアニストによって弾き方が違って聞き比べるとおもしろいね。

 

《備忘録》演奏曲目
シューベルト:7つの軽快な変奏曲 ト長調
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960「遺作」

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