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Category: おでかけ (page 1 of 3)

お江戸のお蕎麦

ここ最近、東京での一番の「食」の楽しみと言ったら
美味しいお蕎麦を食べること。

蕎麦を食べるためだけに
わざわざどこかの街を訪れるほど熱心な蕎麦通ではないけれど、
行きたいお店や観たい展覧会に行くついでに
その近くにある良さそうな蕎麦屋さんを訪れ、
蕎麦前と日本酒を愉しんで、キュッと蕎麦で〆るのが至福の時間です。

基本的に
・粗挽きや田舎蕎麦系が好き
・更科蕎麦にはあまり興味なし
・店内で写真を撮るのはなんだか野暮な気がするので、ほぼ撮ってません

「うんちく」はよく分からないので、
お店を訪れた時のエピソードや印象を備忘録としてまとめてみます。


蕎麦 たじま(元麻布)
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13020154/
広尾駅から有栖川宮記念公園を歩いて坂を登りきったところにある名店。
駅から少し距離はあるけれども、緑がたくさんの公園の中を通って行くと
道中の散歩も楽しめます。
「お昼の献立」は、もり蕎麦かかけ蕎麦に鶏そぼろごはんと胡麻豆腐、
香の物がついてきて1,000円ととてもお値打ち。
蕎麦前、日本酒もほどよく揃っています。
こんなにお値打ちなのにも関わらず、
お蕎麦を持ってくるタミングを声掛けでお願いできるのも嬉しいサービス。
高級住宅街にあるにもかかわらず、とても良心的なお値段でした。


玉笑(神宮前)
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13129390/
蕎麦好きの友達が連れて行ってくれた、神宮前の人気店。
こじんまりとしたお店なので
11時半のオープンにもかかわらず、11時過ぎから行列が。
タクシーで乗り付けてくる蕎麦通らしき紳士淑女もみかけました。
友人が機転を利かせて早めにお店に着くようにしていたので、なんとか1回転目に滑り込むことができました。
粗挽きのお蕎麦がとても香りがよくて印象的でした。
蕎麦前でいただいた天婦羅や蕎麦がきがとてもおいしく、
日本酒とちびりちびりといただくのが最高でした。


しながわ翁(品川)
https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131405/13001865/
朝イチの飛行機で東京へ向かい、
開場と同時に品川のキヤノンギャラリーを観た後、訪れたお店。
やはりここも人気店でお昼前なのにすでに満席。
長年の常連さんだという生粋の江戸っ子のご夫婦と相席になって、
古今東西あれやこれやと話を聞かせてもらいながらの楽しいひととき。
ご夫婦は毎週末ここを訪れ、蕎麦前とお酒をゆっくり楽しんで、
〆に蕎麦を1人ふた皿食べて帰ってるそう。
このお店ではお年賀に七味唐辛子をいただき、
それ以来、七味唐辛子のおいしさに開眼してしまいました。
http://www.pecograph.com/note/?p=3209


蕎麦屋 山都(代々木上原)
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13001822/
学生時代の友人と久しぶりに再会して、
昼から呑んだくれた、代々木上原のお店。
とてもお洒落な内装ながらも、蕎麦通の人、家族連れ、カップルなど
様々な客層の人がめいめいに楽しんでいるのがとてもいい雰囲気でした。
居心地がよくて、昼酒がクイクイ進むお店。


手打ちそば 根津 鷹匠(根津)
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13009812/
10年近く通い続けている、根津のお店。
蕎麦がきと日本酒を味わう楽しさは、このお店で教えてもらいました。
歩道に洗濯物が干してあったり、道端で遊ぶ子どもがいたり、
下町風情が残る、このお店のある街の風景がとても好きで、
ついつい足を運んでしまいます。
蕎麦を食べ終わった後の、谷根千散策も楽しい。


並木藪蕎麦 (浅草)
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003650/
浅草雷門からも程近いお店。
ざる蕎麦のつゆがとても美味しくて、最後に蕎麦湯で割って飲むのがたまりません。
秋口から冬にかけては、あたたかい鴨南蛮もおすすめ。


富の蔵 (新宿)
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13138157/
写真集専門の出版社でもあり、写真集専門の書店とギャラリーを営む「蒼穹舎」と同じビルの1階にあるお店。
日常にあるとうれしい、蕎麦前も日本酒も蕎麦もふつうに美味しい良いお店。
名だたる写真家の多くも通ったのかな。


ついでに東京以外で、感動したお店もいくつかメモ。

そば蔵 谷川 (福井県)
https://tabelog.com/fukui/A1802/A180202/18000587/
8年前に父の退職祝いで行った家族旅行の際に立ち寄ったお店。
ちゃんとした越前蕎麦を食べたのはこのお店がはじめて。
野趣あふれる黒っぽい見た目の香り高い田舎風の麺が、すっかり好きになりました。
もうずいぶん前の旅だけれども
未だに家族で「あのお蕎麦は美味しかった!また行きたい!」
と話題にのぼるお店です。
あの頃は、父も祖母も元気だったなぁと、いろいろ懐かしく思い出します。


蕎麦 ろうじな(京都府)
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26023992/
数年前にお店ができてすぐ、友人に教えてもらったお店。
京都二条通り、お茶の一保堂のほど近くにあります。
当時は開店直前に行くとならばず入れたけれど、
どうやらミシュランピブグルマンを獲得したらしく
最近では開店前から並ばないと入れなくなったのだとか。
こざっぱりとしたセンスのいい空間で、日本酒の品揃えもとても好み。
蕎麦は香りはしっかりしつつも、まるで細いお素麺のようにツルツルとした喉越しの良さ。
そして、お出汁が上品で一滴残らず飲み干して完食する美味しさでした。


藤乃(大阪府)
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27067224/dtlrvwlst/B111810993/
大阪福島にある蕎麦店。
このお店はお蕎麦もさることながら、親子丼が絶品でした。
カウンターに座ると、厨房のコンロにはたくさんの雪平鍋が並んでいて、
職人たちが手際よく親子丼を作っている姿が印象的でした。


私の住んでる地元には、美味しいお蕎麦のお店はいくつかあれど
車でしか行くことができないので、
蕎麦前と日本酒を楽しんで…ということが気軽にできないのが残念。

なので、電車やバスで移動できる旅先で
美味しいお蕎麦屋さんを訪れるのが、この頃のお気に入り。

それにしても、東京は本当においしいお蕎麦屋に事欠かなくてうらやましいです。

立春の富士山

東京に行ってました。

東京では仕事をしたり
合間に見たい美術展を見に行ったり
友達と美味しいものを食べに行ったり。

あっという間の充実した3日間でした。

私が東京にいた間
徳島ではものすごい寒波が来て
雪が降って大変だったようだけど
東京は“立春”にふさわしく
凛と透き通った空気の中に春の光を感じることができる
気持ちの良いお天気の連日でした。

東京行きの飛行機からは富士山がとても綺麗に見えました。

これだけ空気が澄んでいたので
都内からチラッとでも富士山が見たかったけど
叶わなかったのが、ちょっと心残りです。

50mmレンズ

いわゆるシャッター街のさびれた路地だけど
カメラ持って友達とブラブラ散策して楽しかった。
路地の先には美味しいピザ屋さん。

いつものデジタル一眼レフに
久しぶりに50mmのマニュアルレンズをつけてみた。
50mmの画角もフォーカスリングを回す感覚も久しぶり。
ピント合わすのがずいぶん下手になってしまってたけど
やっぱり、大好きなカールツァイスレンズ。

「恵みの涼」

2泊3日で東京に行ってました。

連日の酷暑が続く四国徳島と打って変わって、
東京はとても涼しくて過ごしやすくてびっくり。
夜は何か羽織るものがないと少し肌寒いくらいでした。
まるで避暑地に来たみたい。

でもそのお陰で長らく続いていた夏バテも快復し、
あちこち移動するのもずいぶん楽でした。
恵みの雨ならぬ、「恵みの涼」でした。

泊まっていたホテルの窓の外を眺めると
ビルのメンテナンスをする人たちが
まるでスパイダーマンのようにするすると壁を登り降りをするのが見えました。

和歌山まちなか散策

南海フェリーで和歌山入りし、
そこから電車で白浜に行く日帰り旅を企てたんだけれども、
和歌山に着いてから白浜行きの特急が来るまでに、なんと4時間弱の待ち時間が…。

仕方がないので、
ぶらぶら散歩しながら時間を潰すことにしました。

南海和歌山市駅を出たところ。
朝日に照らされた駅前の街路樹が
サワサワと風に揺らいでいたのがとてもいい雰囲気でした。
この街路樹があるのとないのとでは街の第一印象もずいぶん異なります。

和歌山城に向かって歩いて行くと、ちょっと変わった形をした交番を発見。
三角地に建っているため、おそらく駐車スペースを確保するためにこの形になったのかもしれないけど、1階がピロティになってる交番なんて珍しい。

交番のすぐそばにある歩道橋は街路樹の新緑が生い茂ってて小さな林のようでした。


落葉のシーズンは近所の人は掃除が大変だろうけど、
ほんの少し歩いただけで、緑が豊かで大切にされている街だということがわかります。

お城のお堀に到着。
時間も持て余すほどあるので、城山まで登ってみることに。

さすが徳川御三家のひとつ紀伊徳川家が城主だっただけあって、石垣が立派!

城山までの遊歩道も整備されてて数分で登頂することができました。
緑が多くて気持ちがいい。
ふもとに”COFFE &CAKE”と書かれた建物が見えるので、そこを目指していってみることに。

お城の南側にある岡口門。
天守閣などは先の戦争の空襲で消失してしまったけど、この門だけは唯一残ったのだとか。

門を出てすぐに目の前に喫茶店、ありました!
しかも灯りがついてる!開いてる!
どうやら6時から営業しているそうです。

窓からは抜群の眺め。

ほどなくしてモーニングが運ばれてきました。
雑誌や新聞も充実してて、朝早くからなじみの地元のお客さんたちが訪れていました。
マスターはカメラ好きなようで、私が持っていたsigma dp2 quattoroについての会話を少し交わしました。
1950年創業の老舗ながらも、気さくないいお店。

夜中出発のフェリーに乗るため
徹夜明けではじまった旅の疲れを少し癒して、
JR和歌山駅へと足を運びます。

またお城の中を通ります。

なんと4月末にも関わらず、八重桜が咲いてました!
今年は本当にたくさんの桜を見たけれど、まさかのサプライズ。

藤も咲いてました。

牡丹園も。

こんなにいろんな種類のたくさん咲き乱れる牡丹を見たのは生まれて初めて!

 

けやき大通り。
この道をまっすぐ進むとJR和歌山駅です。

関西圏の県庁所在地ながら、高層の建物がないので歩いていてホッとします。
お城以外ではあんまり歩いている人を見かけなかったけど….。

いくつか商店街も見かけました。
「丁」と名のつく街の名前が多かったのも気になりました。
なんでだろう?

これまで車で早朝や深夜に通り過ぎることしかなかった和歌山の街中。
言うなれば紀伊水道を挟んでお隣の街なのに、これまでほとんどご縁がなかったけれども、今回の散策でとても興味が湧いてきました。

4時間の乗り換え待ちも最後はギリギリ駅に到着するほど、楽しい和歌山散策でした。

 

 

RITSURIN GARDEN
栗林公園

高松で迎えたよく晴れた日曜日の朝、
久しぶりに栗林公園に行ってみました。

桜もまだ咲いていて、
桜色と新緑とのコラボレーションがとても綺麗でした。

英語だけでなく、韓国語や中国語で案内できるガイドさんがいて
ボランティアガイドさんの語学力の高さに驚きました。

WiFiもしっかり飛んでるし、
園内には海外からの観光客がたくさんいるのも頷けます。

「うどん県、それだけじゃない香川県」やるなぁ!

ちょうど一緒のペースで歩いていた海外からの観光客を案内していた
ガイドさんの英語がとてもわかりやすかったので、
後ろをついていきながら英語の勉強。

盗み聞きした英語を備忘録にまとめておきます。


The park is a landscape garden built by the local feudal lords
during the early Edo Period.
The gardens are set in front of wooded Mt.Shiun which serves as wonderful background and great example of borrowed scenery.
This park deserves a spot on the list of the”three most beautiful garden of Japan” alongside Kanazawa’s Kenrokuen,Mito’s Kairakuen and Okayama’s Korakuen.
In a small house named Kikugetsu-tei on the pond,we can enjoy Japanese cakes and green tea.

この公園は江戸時代初期にこの土地の殿様によって造られました。
背後にある木々の生い茂った紫雲山は見事な借景となっています。
金沢の兼六園、水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並んで、「日本の最も美しい庭園」として称されています。
池に浮かぶ掬月亭ではお茶とお菓子を楽しむことができます。
(超意訳)


英語で観光案内できるようになるのは、ささやかな目標のひとつ。
英語のパンフレットももらってきたらよかったと、あとからちょっと悔やまれます。

しかし、この奥にちょこっと見えてるマンションが残念だなぁ…。

でも、それをさっぴいても素晴らしい栗林公園でした。
また違う季節に散策に行ってみよう。

瀬戸内国際芸術祭2016
小豆島ドライブ旅
後編

先週5日間、沖縄に行ってました。
その話はまたおいおいするとして、
沖縄に行っている間に瀬戸内国際芸術祭2016が終わってしまいました。

今回、結局行くことができたのは犬島と小豆島のみ。
けれども見ることができたアートの数は少なかった分、
それぞれの作品の印象がしっかり記憶に残っているように思います。

そういえば、小豆島は第1回の2010年から毎回足を運んでいる唯一の島。
2010年の芸術祭が開幕した当初は島に知り合いは1人もいなかったけれど、
6年の時間の経過とともに、少しずつ友人知人が増え、とても身近に感じる島です。

2010年はとにかく “お祭りが島にやってきた!”という感じで、
いろんな意味でソワソワふわふわした印象でした。

東日本大震災を経て3年後に開催された2013年は、
移住者も増えて何かが芽吹いてきているような、新しい風を感じました。

そして今回の2016年。
芸術祭というお祭りが、地域に根付いてきているような感覚を覚えました。
アートやそれを創造するアーティストの活動を通して、自分たちの住む島の風土や歴史を感じる機会を得て、それを大切に慈しむ島の人たちが増えてきているように感じることが何度かありました。

どんなものごとでも、蒔いた種を育て根付かせていくためにはそれ相応の時間がかかるけれども、いい形で芸術祭が地域に溶け込んできているような、そんな印象を受けました。
とはいえ、私は1年に1〜2度島に行くくらいでなので、それはとっても主観的で感覚的な感想なんだけどもね。

冒頭の写真は晩ごはんを食べたあと、三都半島をドライブしている時に見た風景。
残念ながら日が沈んでしまって、アートを楽しむことはできなかったんだけど、
マジックアワーの夕空と島影を満喫。

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そしてこちらは小豆島の芸術祭ではおなじみの王文志さんの作品

ライトアップされた夜景を見るのは、3人ともはじめて。
刈り取られた田んぼもほのかに照らし出され、なんとも幻想的でした。

お天気にも人にも恵まれた、閉幕1週間前の小豆島ドライブ旅。

このメンバーで来ることができて、とてもよかったです。
思い返せば2人と出会ったのも、2010年の芸術祭で私が瀬戸内をうろうろしていたことがきっかけ。
また次の瀬戸内国際芸術祭2019も3人で一緒に巡る機会が持てたらいいな。

忙しいスケジュールの合間に、最高に楽しい秋の思い出ができました。

瀬戸内国際芸術祭2016小豆島ドライブ旅<中編>
瀬戸内国際芸術祭2016小豆島ドライブ旅<前編>

 

瀬戸内国際芸術祭2016
小豆島ドライブ旅
中編

今回の瀬戸内国際芸術祭2016の大きなテーマのひとつが「食」。
既存のアート作品に加え、生活文化の基本である「食」に注目し、食に焦点を当てた作品づくりや、瀬戸内の食材を生かした食の提供や情報発信などを行う「食プロジェクト」が行われています。
http://setouchi-artfest.jp/about/food.html

食いしん坊の3人がこれに乗っからないはずがありません。
ということで、華麗なる(?)旅の食い倒れ記録を綴っていきたいと思います。

島の旬の食材を使ったジェラートが食べられる「MINORI GELATO」へ。
小豆島の人気イタリアンレストラン「FURYU」と大阪のクリエイティブユニット「graf」による企画なのだそう。
お洒落にリノベートされた建物にはたくさんの人、そしてショーケースには美しい色のジェラートの数々。
目移りしつつ、私はピスタチオと無花果にしました。
無花果らしい甘酸っぱさと、濃厚なピスタチオの味わいで、さすがのクオリティでした。

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食べ終わるや否や、次の目的地へ大慌てで車を走らせます。
目指すは旧醤油会館裏の竹林に建てられた「竹の茶室」。

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にじり口のあるお茶室で、正座をしてのお茶会だったのでドキドキ。
亭主の方のざっくばらんなもてなしと、お茶の嗜みがある相席の女性が正客を勤めてくれたおかげで、程よい緊張感で久しぶりのお茶席の空気を楽しむことができました。
この茶室も瀬戸芸作品のひとつということもあって、外から茶室の中を覗いていく人たちもたくさんいて、さながら私たちも作品の一部になったかのような不思議な気分。

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お茶はオリーブ茶。
小豆島はオリーブの栽培が盛んな地域。
島で育ったオリーブの葉っぱを、島の工場で製茶してつくられたものだそうです。
近江八幡で汲んできた水で一服ずつていねいに淹れてくれました。

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そして楽しみにしていたのが、こちらのお菓子。
安納芋のきんつばを醤油でキャラメリゼした主菓子と島のドライフルーツのお干菓子。
主菓子はキャラメリゼのカリッとした歯ごたえの後に、安納芋そのものがもつ甘みと旨みを口いっぱいに感じることができる新鮮な味覚がとても印象的でした。
このお菓子を作ったのはこれまでに何度かお会いして、SNSなどで仲良くさせていただいているちほちゃん。
いつ会っても控えめだけど芯の強さを感じる彼女は、年下ながらも憧れと尊敬の気持ちを抱きつつ、こうしてゆるゆるとご縁がつながっていることをうれしく思っています。
今度はまたゆっくり会えるといいな。
とっても美味しかったです、ごちそうさま。

ふぅ。
お腹も心も大満足。
けれどもまだまだ食の旅は続きます。
倒れられません、食べ尽くすまでは!です。

次の目的地、坂手港にあるオリーブの木には実がたわわに実っていました。

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少し早い夕食は、『本からうまれる一皿〜壺井栄と庚申の夜〜』をいただきます。
小豆島出身の作家 壺井栄の作品に登場する食材を、小豆島出身のシェフが島のお母さんたちと一緒に再現した献立を楽しむという、素敵な会。
この日が最終日ということもあって、満席状態で賑わっていました。

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10月のお献立のテーマは「秋祭り」。
壺井栄の作品に登場する秋祭りの食事や《晴れの日》の食事を集め、作品にも描かれている小豆島の食産業を絡めて考えられたメニュー。

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小豆島の秋祭りには欠かせないという五目ずし。

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あつあつの炊きたての新米に、小豆島産の佃煮をたっぷりのせて。
炭水化物食べ過ぎとか、もうこの日は気にしません。
だって、おいしいんだもん。

食堂を見渡すと、アート目当ての観光客だけではなく、地元の家族連れやお母さんたちのグループもたくさん来ていて、とてもアットホームであたたかな雰囲気。
小豆島には大正時代まで庚申信仰という風習があり、「庚申の夜」には人々が集まって夜通し語り合っていたそうです。
島の友人知人たちの多くもこの「一皿の会」を毎月楽しみに通っていたようで、時代を超え、形を変えてその風習が受け継がれている光景がとても素敵でした。

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はちきれそうなお腹を抱えて外に出ると、雲の隙間から綺麗な夕焼けが見えました。
いい空、いい休日。

旅の記録は、あと少し続きます。

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