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a day in my life

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Category: 仕事のこと (page 1 of 2)

成長する姿

非常勤講師を務めている大学で
徳島県、とくしま産業振興機構と連携して
「デジタルコンテンツ人材育成講座」というのが開講されました。

大学生とwebメディアの活用方法を学びたい企業の方が参加して
流行や小手先のテクニックではない
webメディアの本質的な役割について学び、
学生たちと参加企業の方がワークショップ形式で、
自社のwebメディアをより活用していくためのアイデアを、
企画としてきちんとまとめていくという2日間の集中講義形式で、
その講師を務めるのも今年で7回目。

朝から夕方まで、まるまる2日間人前で話すためには
やはりそれ相応の準備が必要で、
ここしばらくバタバタしていました。

今年はそれに加え、
参加する3年生の学生たちが
入学以来何かと不安要素の多い学年だったので、
当日遅刻や欠席をしたり、企業の方に失礼なことをしたりしないか
ギリギリまで胃を痛めていました。

が!
当日蓋を開けてみれば、
全員が5分前にちゃんと着席しててびっくり。
やればできるやん…!!!

そしてありがたいことに、
参加企業の方たちが学生たちをとても頼りにしてくれて、
率直な質問をどんどん彼らに投げかけてくれて、
いい感じでワークショップも進んでいきました。

企業の方たちの言うことにもしっかり耳を傾け、
自分たちの意見をしっかり発言している姿は本当に立派でした。
キリキリ胃を痛めていたことが、
ただの取り越し苦労に終わって何より。

人から頼りにされると、
いろんな自信がつくんだろうな。
素直さはそのままに、
いい形でいいところを伸ばしていってくれるといいなと思います。

彼らとの付き合いは
週に1度1コマの講義を2年間教えただけだけど
その成長ぶりがとてもたくましく、嬉しく思いました。

脳みそが刺激された夜

昨夜、お客さんに誘われて久しぶりにIT系の勉強会へ。

日本のものづくり企業とベトナムの会社が
チームを組んで開発してるシステムの話がメインで、
人工知能を使った接客や販売促進のオートメーション化の話など、
脳みそがチクチク刺激されました。

これからEコマース業界でも
システムができることはどんどんシステムに任せて、
人間にしかできないことに人的リソースを集中するような体制に
変わっていくんだろうな。

とはいえ、私が一番興味を惹かれたのが
ベトナムの小学校では校3年に学び始める第1外国語として、
英語に加えて日本語を取り入れるようになったと言う話。

中学校での日本語教育はもう10年以上も前から始まっていて、
ホーチミンで働く若者は日本語がそれなりに話せる人がたくさんいて、
そういった人々の多くは、機会があれば日本で働きたいと思っているのだとか。

そして、日本語では「第一外国語」「第二外国語」と呼ぶけれど、
英語では第一外国語のことを“second language”ということも初めて知りました。
自分にとって2つ目の言語っていう感覚で、
特に“foreign(外国の)”っていう意識があんまりないのかも。

言葉にはその言語の思想が表れてておもしろいと思った出来事。

語学にしても、仕事にしても
これから勉強してみたいことや
挑戦してみたいことはいろいろあるけれど
何を選択し、集中して取り組んで身につけていきたいか、
たまにはきちんと立ち止まって考えないと
ボヤボヤと時間ばかりが過ぎていってしまうんだろうな思った時間でもありました。

それにしても
数年前までほとんど興味のなかった東南アジアへの興味が高まるばかりです。

 

「あおあお」と
Inter Local Meeting

「あおあお」という文化情報誌の編集に携わっていました。
http://aoao-tokushima.com/

この冊子では
“徳島の暮らしに身近にあるものの大切さに気づいてもらえたら”という思いで
地域に根付く見過ごされがちな文化や風習などを題材に取り上げ
2013年11月から2017年3月までの間で、11冊制作しました。

先日、神山で開催されたInter Local Meetingというイベントに、
この冊子の編集者として登壇させていただきました。
このイベントを企画したのは、西村佳哲さん

急遽決まったイベントで、
あまり準備に時間を割くことはできなかったのですが、
3年半この仕事に携わらせていただいたことへの恩返しの気持ちで
簡単なスライドを準備して1時間お話しさせていただきました。

「正直に
 直接、見て聞いたものだけ。
 答えに向かって作り込まない正直さ。」

これは2014年の春に渋谷ヒカリエのd47 MUSEUMで開催された
文化誌が街の意識を変える展」に出展した時に
「あおあお」を紹介するコメントとして添えられたもの。

クライアントでもある徳島県の担当者さんが書いてくださったものだけれども、
「あおあお」が大切にしていたことは
このステートメントにすべて集約されていると、私は思っています。

例えば、徳島城址を取材して作った「城内さんぽ」という第3号
お城のことなので図書館や博物館に行くとたくさんの文献や資料があり、
もちろん取材前の事前知識としてそういったものに目は通すけれども、
あくまで“直接現地で見て 聞いたものだけで紙面をつくる”ことに徹しました。

かつて城山の南側を流れていて戦後に大幅に埋め立てられJRの線路になった「寺島川」の取材では、かなり苦戦しました。
線路沿いや近隣の住宅を1軒1軒まわって、当時のことを知っている人をみつけて話を聞き出し、情報を拾っていきました。

何日も歩いてまわって、ようやく川を埋め立てている頃のことを鮮明に覚えていて、しかも写真を持っている方に出会った時は、宝物を探し当てたような気分でした。

この写真の一番手前に写っているのはかちどき橋。
その横を流れているのが「寺島川」で、当時は貯木場になっていたのだそう。
現在この場所には徳島東警察署が建っています。


「あおあお」の制作に携わって、私自身が実感として強く学んだことは

車だと気付かず通り過ぎてしまうことも
歩いてみることで発見があり
気になったモノゴトについて立ち止まって話を聞いてみると、必ず物語がある。

ということ。


徳島の「夜」を切り取って編集した第5号で出会った夜釣りを楽しむ大学生たちからも、そのようなことを感じました。
いつも車でサッと通り過ぎるだけの川沿いの道も、釣りが大好きな彼らにとっては絶好の遊び場。
大学の空きコマにも釣竿を持って釣りに出かけるという県外出身の彼らから「大学受験で志望校を選ぶ時に、徳島は川も海もたくさんあるから釣りを楽しめると思った」という言葉を聞いた時に、これまで気づかなかった徳島の魅力のひとつに気づくことができました。


「あおあお」の取材では私は数千枚の写真を撮りました。
冊子に使われたのは本当にごくごく一部。
ボツ写真で1号〜11号までをざざっと振り返ってみます。

1号「水上の道」
徳島を東西に流れる吉野川に橋が架かっていない時代には「岡田式渡船」と呼ばれる船が南北を結んでいたそうです。
なんと車も載せることができる“カーフェリー”だったとか!
元船着場だったあたりをうろうろしていると、当時船頭さんをしていたおじいちゃんに出会うことができ話を聞かせてもらいました。
鉄道や道路ができるまでは、川が「道」としての重要な役割を担っていました。

 

2号「味はつづく」
山(上勝町)と海(椿泊)それぞれの家庭で受け継がれている料理について取材をさせていただいた号。
瀬戸内海と紀伊水道のまじわる豊かな漁場・椿泊の港で出会った男前の漁師さん。
山の食卓も海の食卓も、とても健やかで豊かでした。
お腹いっぱいごちそうになりました。

 

3号「城内さんぽ」
現在JRの線路や東警察署が建っている場所は、もともと川だったそう。
寺島川の取材では図書館の郷土資料担当の司書さんや、地域にお住いのたくさんの方に協力していただき、記事としてまとめることができました。
そしていつものお散歩コースであるこの公園を散歩する時にあいさつを交わす人が増えました 笑。

 

4号「汽車が走る町」
徳島は全国で唯一電車が走っていない県。
JR四国の方が快く取材にも協力してくださって、ふだん入れないような場所にもお邪魔させていただきました。
徳島駅では車両は手洗い洗車されていました。
この号は鉄道ファンらしき方たちからの送付依頼も多かったようです。

 

5号「夜がきた」
ハモ漁師さんの漁船に乗せていただくという貴重な体験をさせてもらいました。
船酔いとの戦いで大変だったけれども、沖から見える徳島の街の灯りがとても印象的でした。
そういえば私は、釣りや漁など魚にまつわる記事を担当することが多かったなぁ。

 

6号「獲物がいる」
イノシシ猟の取材途中で私は膝を負傷…涙。
表4の「徳島ほれほれ」のコーナーでは「花輪」を紹介しました。
徳島県庁にずらりと並んだ5つの花輪は圧巻でした。

 

7号「食八景」
同じ県内でも「ところ変われば食の風景も変わる!」ことに驚きました。
鳴門の赤飯にごま砂糖、鳴門うどん、徳島ラーメン、そば米汁、お好み焼きなど、タウン誌やケンミンショーなどでもよく取り上げられるネタを、“あおあおらしい切り口”で伝えることができたと思ってます。

8号「川のそば」
かつて、吉野川の氾濫によって運ばれてくる肥沃な土によって藍の生産地として栄えた川に浮かぶ島、舞中島。
江戸時代から残る高い石垣や、昔の人の知恵によって工夫された建物も印象的だったけれども
今もここで生き生きと暮らす人々との出会いがうれしかったです。
肥沃な畑で育った野菜を、抱えきれないくらいたくさん頂いて帰ったのも懐かしい。

 

9号「町の小さな工場」
住宅街の中に溶け込む佇まいのあられ屋工場、昔ながらの製法をしっかり守り続ける和三盆の製糖所、熊野筆の軸をつくっている木工所、私自身も愛用している包丁をつくっている鍛冶屋さん。
派手な看板を掲げるわけでなく、大げさな宣伝をするわけでもなく、手間暇かけてコツコツと実直なものづくりをする光景を見せていただき、背筋が伸びる思いがしました。

 

10号「県境」
「隣の県と接する場所ではどんな風に人やものが交わり、どんな風景が見えるのか」そんな思いで4つの県境を巡った号。
大鳴門橋のてっぺんに登ったり、マチュピチュのように急峻な斜面に建つ集落を訪れたり。
通過はすることはあってもあえて立ち止まる機会がない県境の地をじっくり巡ることで、たくさんの発見がありました。

 

11号「藍がある」
知ってるようで、知らない藍のこと。
藍染作家さんの「藍建て」と、藍を育てている小学校を取材させていただきました。
ふたつの現場におじゃまして、「藍は生きている」ということを、知識としてではなく体感として感じることができました。
子どもたちが藍を「藍ちゃん」と呼んで、毎日自分たちでお世話している姿がかわいかったです。


「あおあお」は11号をもって、終了となりました。

こうやって振り返ってみると
本当にたくさんの人との出会いがあって、
いろいろお世話になったなぁとしみじみと感謝の気持ちが湧いてきます。

この冊子の制作を通して
私自身が自分の故郷である徳島のことを深く知ることで
この土地の文脈や自分のアイデンティティを再確認することができたように思います。

そして、それが自分を支える楔のようなものになってくれるような気もします。

…と、イベントではこんなようなことをトップバッターでお話させていただきました。

その後に続く
佐那河内村で「さなのごちそう便り」を制作している坂口祐さん
益子でミチカケを編集している簑田理香さんのプレゼンがとても素晴らしく
後から我がプレゼンを思い出すと伝えきれなかったこともたくさんあるような気がして
準備不足を差っ引いたとしても、出来映えは65点くらいかなぁ。。

それでもこのような機会を与えてくださったことを
とてもありがたくうれしく思ってます。
企画してくださった西村さん
お声がけしてくださった遠近(をちこち)の東尾厚志さん、ありがとうございました。

 


 

そして、この3年半でこのメンバーで一緒に11号の冊子を制作できて、本当によかった。
今はただそう思います。

徳島県文化振興課の伊澤弘雄さん
AD FAHREN 大東浩司さん
KIGI PRESS 森香菜子さん
ありがとうございました!


「あおあお」は最新の最終号を含め、
郵送で送付申し込みも受け付けています。
http://aoao-tokushima.com/haifu/#moshikomi
気になった方は、ぜひ。

友人知人の方は声をかけていただいたら、お渡ししますね。

 


 

これまで「あおあお」を紹介してくださった記事も併せて紹介しておきます。
しっかり読み込んでくださっていただいたあたたかな声も、制作中の励みになりました。
ありがとうございます。

今日のコラム/文化誌が街の意識を変える展〜土屋鞄製作所
http://www.tsuchiya-kaban.jp/contents/detail.php?product_id=1625

めくるめくフリーペーパーの世界。
「Only Free Paper」設立者が選ぶ、今注目のフリーペーパー5選:西日本編
http://www.lifehacker.jp/2015/05/150503freepaper_west.html

旅をもっと楽しむために手に入れたいローカルマガジン
https://sunchi.jp/sunchilist/tokushima/4242

 

…と、珍しく長文のブログでした。

「プライム・フォト」で写真保存

4日からゆるゆると仕事をはじめ、
6日の今日はもうすっかり通常運転。
あっという間に1月も過ぎ去っていきそうな予感です。

お正月休みの間に、いつも酷使しているMacを少しだけメンテンス。
HDDの容量を食い尽くしている写真のデータをどうにかせねばと、
アマゾンプライムの「プライム・フォト」にクラウド保存するようにしました。

プライム・フォト」とってもいいです!

アマゾンプライム会員になってると、
写真データを“容量無制限”で、
しかも画質を落とすことなく“完全無圧縮”でクラウドに保存することができます。
これは便利!

これで外付けHDDと二重でバックアップを取ることができて、安心です。
Mac本体のHDDの空き容量もだいぶできて、快適になりました。

そしてちょっと気に入ってるのが
管理画面にログインすると
“○年前の This Day”と、何年か前の同じ日に撮った写真が表示されること。

Facebookにもある機能だけど、
私はFacebookに投稿してないし、
Facebookのように記事じゃなく、
その日撮った写真たちが一覧でずらっと表示されるのが見ていて楽しくて良いです◎

ちょうど3年前は、椿泊の漁師さんのお宅にお邪魔して
家族揃っての食卓の風景を取材していたようです。
取材後にご相伴させてもらったお魚たち、
シンプルな味付けでとっても美味しかったな。
新鮮な魚は煮付ける時に砂糖や味醂がなくても、
ちゃんと甘みが感じられるということもこの時初めて知りました。

お邪魔時は一人息子さんはサラリーマンになって漁師を継がないと伺っていたけれども
数年後、全く別の場所で息子さんのお嫁さんに出会う機会があって
「実は漁師を継いだんです」と聞いた時は、
他人事だけど、とてもうれしかったことも思い出しました。

アマゾンプライム
https://www.amazon.co.jp/gp/prime/

自分の仕事について
改めて思ったこと。

先週末、東京からクライアントさんがご夫婦で四国にいらしてくださいました。
商品を製造している工場が香川県にあるので、その視察と便乗した取材と
そして 時々 香川&徳島観光をはさみつつ、
移動や休憩の合間に、
今後についてのいろいろな話し合いの時間をたっぷり持つことができました。

長時間一緒にいても、気持ちのいい人たち。
仕事を通してこういう出会いがあることは
本当にうれしいものです。

ふだんはメールやメッセンジャーや電話を使って
こまめにやりとりしているけど、
やはり実際に会って話をすると
声のトーンや顔の表情、そしてそれぞれが持ち寄った資料など
たくさんの情報を一度にキャッチすることができ、
対話もさらに深まり、共有する目標がより明確になってゆくものだなと思いました。

私の仕事は
クライアントさんや一緒に制作をする仲間たちと
たくさんの対話を重ねて
何かを作っていく仕事なんだなと
改めて思った1日でした。

海上144メートルへ。

今日、ヘルメットをかぶってとても高い所に登りました。
ヘルメット姿の自分のシルエットをパチリと一枚。

旅に出るといつもその街の一番高い塔や建物に登るくらい、高いところは大好き。
けれども足元がスケルトンになっている通路を歩くのは、少し緊張しました。
高所恐怖症の人にとっては多分、肝が冷える恐ろしさではないかと…。

通常、一般の人は立ち入ることができない海上144mからの眺めは
見慣れた街の風景だけれども、とても新鮮で壮大でした。

どこに行ったかは、次号の「あおあお」でのお楽しみ。

7月24日、晴れ。

「誕生日の7月24日は晴れ」の記録を、今年も更新しました。

生まれた時からずっと、誕生日は晴れ。
晴れだろうが雨だろうが
それによってその歳がどうこうなるわけないんだろうけど
それでもやっぱりうれしいものです。

7月に入ってからとにかく目がまわるような毎日で、
誕生日の昨日も朝から夜遅くまで仕事に追われていたけれども、
それでも日々新しいことに挑戦させてもらえる状況に感謝です。

去年の誕生日は取材で生まれて初めてゴルフ場に行っていました。
あれから1年、いろんなことがあって、そして あっという間だったな。

最近
せっかちなところや大雑把なところなど
自分のよくないところが裏目に出て反省することが多いんだけど
そういうところはちゃんと意識して改めつつ
いいところをもっときちんと伸ばしていきたいし
そのためには何をすればいいのか、ということをよく考えています。

耕やす場所を見定め、種を蒔き、育てる。
そんなイメージ。

そのためには、もうちょっといろんな余裕も必要。

とはいえ、怒涛の7月をなんとか乗り切らねば。
なにはともあれ、健康第一かな。

たくさんの友達からお祝いのメッセージが届いて、
慌しいながらもしあわせな誕生日でした。

叱ってくれる人の存在

フリーランスとして独立してすぐの頃からのクライアントさんとの打ち合わせ。
クライアントさんの会社もいろんな困難を乗り越えながらも順調に成長して
おつきあいさせていただいている頃から2倍近くの年商を生み出すようになったとの嬉しい報告が。

またそれとともに、これまで以上に
webサイトや広報の役割が重要になってきているので
全力で知恵を出し切ってほしいとの依頼がありました。

そして、長い付き合いであるがゆえ、
私の足りない点も指摘してくれました。
反省すると同時に、こうやって言葉にして叱ってくれる人の存在は
改めてありがたいと思いました。

「のんびりしたいなぁと思ってるけど、なかなかのんびりできんわ」

という社長の言葉に、身が引き締まりました。

甘ったれたこと言っていてはいけないな。
私もきちんと成長しなくては。

早いもので、会社を辞めてもう13年。

そして、明日から今年もいよいよ後半に。

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