Pecograph

a day in my life

Menu Close

Category: おいしかった (page 1 of 8)

蕎麦 みづ乃

岐阜で食べた美味しかったもの。
いや
岐阜で食べたかった、美味しいもの。

それは、蕎麦。

最近、旅先で必ず探すのが蕎麦の名店。
そして、岐阜県は食べログの「そば百名店」にも
たくさんのお店がランクインするほど、蕎麦の良店が多い土地柄。

岐阜の友達にも
「美味しい蕎麦を食べたい」とリクエスト。

いくつかピックアップしてくれたお店のどれも美味しそうで
目移りした中で選んだのが、多治見の「蕎麦 みづ乃」。

今回の旅では友達が車を出してくれるので、
“せっかくなので車じゃないと行けないところ”
というのが選んだ理由だったのだけれども、

「え!?こんなところにお店があるの?」

と思うような高台の住宅地にその店はありました。

開店直前に駐車場に着くと、店の前にある駐車場は私たちの車が入ると満車に。
暖簾をかけに出てきたスタッフさんに招き入れられたのが、
洋風の洒落た装いの住居を改築した建物でした。
店内には出窓や吹き抜けから明るい光が降り注ぎます。

1日10食限定の「田舎蕎麦」を注文。
そして出てきたのが、見た目がとても好みの粗挽きの蕎麦。

最初は塩でいただくと、
新そばならではの豊かな蕎麦の香りがふわっと鼻を抜けました。
これはレベルが高い!!

もちろん、つゆとのバランスも絶妙でした。

あっという間にペロリと平らげ、最後の蕎麦湯も好きなとろみ具合。
大満足の一皿でした。

連れて行ってくれてありがとう!

蕎麦 みづ乃
〒507-0008 岐阜県多治見市希望ケ丘3丁目12番地
11:30〜15:00
月曜定休
https://tabelog.com/gifu/A2103/A210301/21017897/

五箇山豆腐

五箇山では人気のお蕎麦屋さんで昼食をとりました。

お蕎麦とともに頼んだのが「五箇山豆腐」。
堅くて大豆の味がぎゅっと凝縮された濃厚な味わい。
いわゆる”堅豆腐”で、祖谷の”岩豆腐”にも似ていました。
http://459magazine.jp/food/13816/

そういえば、五箇山も祖谷と同じく、平家の落人伝説が残る場所。
遠く離れた四国と北陸のそれぞれの山奥が、
もしかしたら歴史的に何か繋がっているのかもしれません。

拾遍舎
〒939-1914 富山県南砺市上梨747
https://tabelog.com/toyama/A1605/A160502/16000019/

大門素麺

地元のスーパーを覗くのは、旅先の楽しみのひとつ。
富山駅前のスーパーは、こじんまりしているけれども、土産物も充実してるし、
鮮魚やお惣菜コーナーは富山ならではのものもたくさん並んでいて、見応えがありました。

風合いのある紙と懐かしいレトロなデザインに惹かれて手を取ったのが、
「大門(おおかど)素麺」。
印象的なこのパッケージ。
そういえば、以前仕事をご一緒した人がこの素麺が好きでお取り寄せしていると
スマホで写真を見せながら話をしていたのを思い出しました。

それならば、きっと美味しいはず。
乾麺だし日持ちもするので、いくつかまとめて買って帰りました。


先日読んだ「美味しんぼ84巻日本全国味めぐり 富山編」でも、
この大門素麺のことが紹介されていました。

富山県西部に位置する砺波市の大門地区で、
農家の冬の閑散期の仕事として、江戸時代から伝わる手延べ素麺。
「美味しんぼ」によると、機械化が進んだとは言え工程の多くが手作業、
そしてほとんどの生産者が夫婦で素麺づくりをしていて、
そのあうんの呼吸が大門素麺の味づくりに欠かせないと、描かれていました。

最盛期には60軒以上の農家が手がけていた大門素麺も、
現在は十数軒となったそう。
そしてパッケージには生産者の名前が書かれています。
それぞれの生産者によって味わいも異なるのだとか。
今回私が購入したのは末永利明さんが作られたもの。


包みはテープや糊を使わず、紐で閉じられています。


中には、丸く曲げられた麺が4束入っています。
この形状から「まるまげ素麺」とも呼ばれるのだそう。


ゆでる前に一束を真っ二つに割るように、パッケージの裏面に書かれています。
それをちゃんと読まず、最初はそのまま茹でてしまった私。
麺がとても長くて食べづらかったくて、せっかくの麺の美味しさが半減…。
絶対にこの工程を忘れないようにしましょう。


今度は忘れず、リベンジ。
割るとこんな感じ、そして茹だるとちょうどいい長さになります。

茹で時間は約3分。
お湯が沸いてきたら差し水をして、また沸いてきたらザルにあげ、冷水でしっかりもみ洗いをしたら完成!


美しい麺。
コシがあって、熟成した小麦の味わいをしっかり感じます。
半田素麺や小豆島素麺よりあっさり上品な味わいで、これもとても好みです。
どうやら、伸ばす工程で油を使っていないからのよう。
これも我が家の定番の麺のひとつになりそうです。

9月に友人とまた富山を再訪する予定なので、
今度はもっとたくさん買ってこようと思います。

蕎麦味噌を作ってみた

2019年も折り返し。

年度末に元号改元にゴールデンウィークの10連休にと、
いつも以上に盛りだくさんに感じた今年の前半。
ただただ時の流れの速さに圧倒されっぱなしのこの頃です。

年度の終わりに
「月にひとつ、お持たせに持っていける料理を作る」
というささやかな目標を立てました。
http://www.pecograph.com/note/?p=8521

4月はスパイスカレーづくりに挑戦。
http://www.pecograph.com/note/?p=8619
まだまだ自信を持って人様にふるまえるようなものは作れないけれども、
スパイスはすっかり私の食卓に根付いてきました。

5月は「蕎麦味噌」づくりに挑戦しました。
蕎麦屋で蕎麦前としてよく頼むメニューのひとつ。
蕎麦味噌を舐めながら日本酒をちびりとやるのは、たまらないひとときです。

これを自分でも作れないかレシピを調べたところ、
どうやら徳島の郷土料理でも使われる”そば米(そばの実)”を使って
簡単にできるよう。

早速ストックしてあったそば米といつも使ってるお味噌で作ってみました。
レシピの備忘録です。

そば米—1カップ
くるみ—適量
味噌—大さじ4
みりん—50CC
お酒—60CC
砂糖—大さじ1
青ネギ—好みで

1.そば米を炒ります


厚手の鍋でそば米を乾煎りします。
パチパチと音を立てはじけ、香ばしい香りがしてきたら一旦お皿にあげます。

2.お酒と味醂を沸騰させます

鍋にお酒と味醂を沸騰させ、アルコール分を飛ばします。

3.味噌と砂糖を鍋にいれます


お味噌を入れなじんだら砂糖を入れます。

4.そば米とくるみを投入


そば米と小さく刻んだくるみを鍋に入れ火を通します。
好みでねぎをいれてもいいかも。
そして小さなしゃもじにそば味噌を塗って、グリルで焦げ目がつくまで火を通して完成です。

初めて作ったにしては、まずまずの完成度。
もう少し甘みを調整するとより好みの味に仕上がるように思いました。


合わせたお酒は、山口県岩国市で作られている「雁木」の無濾過生原酒

蕎麦味噌は保存もきくし、
見た目は地味だけどちびりちびりとお酒を愉しむのにもってこいなので
いつか堂々とお持たせとしてもっていけるよう
何回か作ってレシピの精度をあげたいと思います。

そして6月は新しいレシピに何も挑戦することができず…。
というか自炊もままならない毎日でした。

7月は何か新しいレシピに挑戦してみたいと思います。

寺島酒店

富山の旅1日目の夜に楽しい時間を過ごさせてもらった中嶋さんに、
「富山の美味しいお酒を買うことができるお店はどこ?」と尋ねて、
教えてもらったのが、寺島酒店。

中嶋さん(http://www.pecograph.com/note/?p=9152
のすすめなら間違いないと、
富山駅から2kmほど東南に位置する住宅街まで、自転車を走らせました。

お店には店主の寺島圭吾さんがいらっしゃいました。
中嶋さんの紹介で来たことを伝えると、
熱心に富山のお酒のことを教えてくださいました。

「自転車だけど、ちょっとだったらテイスティングしていけるよね?」
とのお誘いには二つ返事でOK。
このテイスティングがこれまで経験したことがないユニークなものでした。

まずは、ふつうにテイスティング。
そしてそのお酒に酸味を加えたり、米の旨味を加えたりしてブレンドします。
すると、お酒の味わいがガラッと変化していくのです。
おもしろい!

昭和47年につくられた古酒をほんの少しブレンドすると、
深みのある豊かな味わいにグッと変化しました。

寺島さんは”日本酒合組師”としても長く活動されていて、
料理や素材に合う日本酒をブレンドして作る”ブレンダー”を育てる仕事もされているそう。
「合組酒(ごうぐみしゅ)」という言葉自体を初めて聞いたけれども、
確かにワインやウイスキーのようにブレンドすることで、
日本酒の愉しみ方はもっと多様化し、敷居も低くなるように思います。

寺島さんはとにかく博識。
お酒のことだけに限らず、富山の食・歴史にもとても精通していて
グイグイと話に引き込まれます。
聞くと、「美味しんぼ」の富山シリーズでは案内役も勤めたのだとか。

「お酒《を》語るのではなく、お酒《で》語ることが大事」
「地《酒》ではなく、地《人》」

会話の端々から、含蓄のある言葉が次々と出てきます。
寺島さんの話が楽しいのは、
お酒のうんちくを語っているのではなく、
お酒を通して、ものごとについてやそれに対するご自身の考えを
きちんと自分の言葉で伝えているからなのだと思いました。

迷いに迷って、自分へのお土産に選んだのはこの4本。
クール便で送ってもらいます。

気付けば時計の針はぐるりと1周半。
そして、寺島さんからさらにうれしいお誘いをいただいたのです。
つづく。

 

神通町「田村」

旅先で美味しい蕎麦屋を探すのが、この頃の旅の楽しみのひとつです。
蕎麦が好きだというのも理由のひとつだけれども、
蕎麦前でその土地の食材を使った料理や、地元のお酒が愉しめるから。

富山で目をつけていたのが、神通町にある「田村」。
http://www.j-tamura.jp/

水墨美術館を訪れた後、
開店時刻に合わせて訪れたにも関わらず、既に満席。
さすがの繁盛店ぶり。

順番待ちのため1時間ほど時間を潰して再訪すると
洒落たインテリアの落ち着いた店内に案内してくれました。

蕎麦前には白海老とホタルイカの天ぷらと、
富山の酒蔵「三笑楽」の純米酒をオーダー。
富山の錫プロダクトブランド「能作」の錫の片口に入れてでてきました。
つきだしに出された春の山の幸こごみの
ほろ苦い味わいもお酒によく合います。
蕎麦好きの酒呑みの好みのツボを押さえています。

こちらのお店では、
打ち粉にもつなぎにも小麦粉を全く使わない
純十割蕎麦のみを提供しています。
そして、
蕎麦粉の産地で蕎麦を選ぶことができるという、こだわりぶり。

北海道、越前蕎麦の福井、九州とさまざまな産地に目移りするけれど、
ここはやはり地元富山産をセレクトしました。

つやつやで、見た目にもべっぴんさんのお蕎麦を、
はじめは酵素塩でいただいて風味と香りを愉しみます。

そして、出汁につけていただき、
最後は山椒香味油を少し垂らしていただきました。

〆の蕎麦湯も好みのとろみ加減で、至福のひととき。
後から振り返ると、もう一枚違う産地で頼んでいてもペロッといけたかも。
それだけがちょっと心残りです。
でもまた機会があったら来たいと思う、良き蕎麦屋でした。

お会計を済ませて外に出ると、さっきよりも更に行列が伸びていました。
評判の蕎麦屋はできるだけ開店前に店に並ぶのが鉄則だと、改めて思いました。
ごちそうさまでした。

 

「華やぎ」の絶品寿司

富山で1番最初に食べたものは、お寿司。
それもまわらないやつ。

トラムとバスを乗り継いで向かったのは
「寿司栄 華やぎ」。
http://www.susiei.com/m-hana.html

ネットの口コミを見てピンときて、予約の電話を入れたのが4月末。
かろうじて1席空いていたカウンター席に、
どうにか滑り込みで席を確保してもらうことができました。

お昼過ぎに伺うと、どうやら私がカウンター席で到着した最後の客のよう。
案内された席に腰掛けると目の前には、ネタとなる海の幸がズラリ。
おまかせのランチコースを注文。
2人の職人さんが次々と握ってくれました。

白海老、ホタルイカ、バイ貝、のどぐろ、カワハギ、ウニ、漬けまぐろ、大トロ….。
職人の技によって繊細に握られたお寿司は
すべて先にお醤油や塩で味付けしてくれているので、
醤油を付け過ぎることもなく、ネタの味をしっかり味わうことができます。

旅先だから奮発できる、カウンターで1人寿司。
うっとりするような口福の連続でした。

職人さんもほどよく話しかけてくれて、心地よい時間を過ごすことができました。

ごちそうさまでした。

寿司栄 華やぎ
富山県富山市太郎丸西町二丁目7-1
076-411-7717
https://tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16004330/

 

 

すごく簡単!!
鶏手羽の煮込みカレーを作ってみた

3月末に初めて教えてもらったスパイスカレー作り
想像していた以上にハマっています。
わずか数週間で、我が家の台所にスパイスのある風景がなじんでいます。
そして部屋の香りも、ほんのりスパイシーに…笑。

スパイスのことをもっと知りたくて、
googleで検索するだけでは飽き足らなくなり、水野仁輔さんの本を購入しました。

水野仁輔さんは、カレーにまつわるユニークな活動をたくさんされている
スパイスのスペシャリスト。
かつては「東京カリ〜番長」のメンバーとして活躍し、
現在は、ほぼ日で糸井さんと「カレーの学校」なるものも開講しています。
https://www.1101.com/j_mizuno/index.htm

水野さんがスパイスに関する膨大な知識を持っていることは、著書を読めば一目瞭然。
だけれどもスパイス初心者にも分かりやすく親しみやすい語り口調で綴られているので、
スパイスへの興味はますます募るばかり。

著書の中で紹介されていた
「鶏手羽元の煮込みカレー」がとても簡単に美味しくできたので、備忘録です。

ホールスパイス
カルダモン 6粒
クローブ6粒
シナモン5cm

野菜と肉
玉ねぎ 2個
にんにく1片
しょうが 1片
鶏手羽元と手羽先を1パックずつ

マリネ液
プレーンヨーグルト 200g
塩麹大さじ1(私は塩大さじ1/2で代用)
ターメリックパウダー 小さじ1/4
クミンパウダー小さじ1

塩 小さじ1弱
生クリーム 200ml


このスパイスカレーは鶏肉の仕込みから始まります。
ヨーグルトとスパイスで作った「マリネ液」に手羽元と手羽先を漬け込んで、冷蔵庫で寝かせます。
レシピでは最低2時間ほどと書いてあったけれども、一晩寝かせるのがおすすめとのこと。
私も前日の夜に仕込んでおきました。

そして、いつものようにスパイスを調合します。
今回パウダー系スパイスはマリネ液に漬け込んでいるので、用意するのはホール系のスパイスのみ。
準備も簡単!

包丁を使うのも玉ねぎをスライスするだけ。
いただき物の新玉ねぎをたっぷり使います。

生姜とニンニクはすりおろしてスタンバイしておきます。
材料が準備できたら、あとは鍋で調理をするだけ。

鍋に油(大さじ4)とスパイスを入れて強火で熱します。
色づいて香りが立つまで炒めます。

そして、火の強さはそのままで玉ねぎを投入。
この後は基本放置です。
玉ねぎに火を通している間に、副菜のサラダの準備をしていました。

ほぼほったらかしで、5分経過。
ニンニクと生姜を入れて少しだけヘラでまぜて、あと数分放置するといい感じの飴色になりました。
レシピには「きつね色に」と書いていたけれども、なんとなく甘みが欲しかったので私は飴色に。

そして鶏肉とマリネ液を鍋に投入。
この時に味付け用の塩も、少し入れます。
塩はレシピの分量に載っているより少なめで様子を見ながら入れるのがいいとのこと。
少し煮立ったら、半量の生クリームを入れて蓋をして弱火で30分ほど煮込みます。

そのあと蓋を開けて20分ほど煮込んで、最後に残りの生クリームを入れたら完成です。
セロリのマリネと、フレッシュトマトのサラダを付け合せにしました。

「仕込み」「煮込み」と言う言葉を聞くと、
なんとなくハードルが高く感じてしまいがちだけれども、
これは本当に簡単!
なのに、ちゃんとした洋食屋さんで食べるカレーの味がします。

翌日は残ったカレーに生のトマト1個とすりおろしたにんじんを加えて少し煮込んだら、
食感と味が変わって、これまたおいしく楽しめました。

手羽先や手羽元は手頃な値段で簡単に手に入るし、
何より簡単につくれるのがとてもいい!

マイ定番レシピになりそうな予感です。

 

© 2019 Pecograph. All rights reserved.