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a day in my life

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Month: 2月 2017

20年

この数日は「20年」という時間の流れを強く意識する出来事がいくつかありました。

ひとつは、デビュー20周年を迎えたスガシカオのライブを広島で観たこと。
もうひとつは、小沢健二が19年ぶりに新曲をリリースしたこと。

シカオちゃんはデビュー当時からずっと聴き続けていて、
オザケンは学生時代にカセットテープが擦り切れるほど聴いたアーティスト。

ライブとテレビの違いはあれど
それぞれが素敵な歳の重ね方をして輝きを放っている姿を見て
ファンとしてうれしく、(勝手に)誇らしい気持ちになりました。

でもきっとそれは、
きちんと自分の頭でいろんなことを悩み考え続け、
行動を起こしきたからこその姿なのだろうなとも思いました。

そして広島でのライブの後に、
久しぶりに宮島に行ってきました。

ちょうど20年前の冬にも宮島を訪れていて
その頃私は絶望のどん底にいて
一緒にいた人に撮ってもらった記念のスナップには
のっぺらぼうのように無表情な顔をした私が写っています。

なりたかったものへの道が閉ざされてしまい
それを“絶望”と思い込んでしまっていたのだけれど
今思えばまわり道する方法なんていくらでもあったし
思い込みの強さが視野を狭くし、自分を苦しめていたのだなぁなんて
懐かしく思い出します。

結局、全然違う道を選んだことによって今があるわけで
今は今で、もちろん悩むことも壁にぶち当たることもあるけれど
春の兆しを感じる陽気に包まれ
すごく満ち足りた気持ちで宮島を訪れることができたことが
とてもうれしかったです。

そして
日々追われるままぼんやり過ごしてるだけだと
次の20年なんてあっという間に過ぎ去っていってしまうと考えると
少し背筋が伸びる思いもしました。

 

左側に座る

月に1度、同じ時間に乗る高松行きの特急列車の座席は
いつも進行方向右側と決めています。
阿讃山脈を抜けてしばらくすると右手側に見える、瀬戸内海が見たいから。

けれども、昨日は発車時刻ギリギリに乗り込んだため
左側の座席しか空いておらず
窓際の席に腰掛けて外を眺めていると
いつもとは光の当たり方が違って
見慣れていたはずの風景がとても新鮮に見えました。

吉野川の鉄橋を渡るときは
川面に映るキラキラとした太陽の光ばかり見ていたけれど
川に映る鉄橋の影に気付いたのは、これがはじめて。
順光で見る川の色は、よりいっそう濃い青色をしていました。

水面を泳いでいた渡り鳥たちが、ちょうど飛び立つ瞬間。
この鳥たちももうすぐ旅立ちなのかな。
ようやく光にしっかりとした春の訪れを感じられるようになりました。

駄文つれづれ。

わわわ…!
2月に入ってほとんどブログを更新できてない。

締切や確定申告の準備に追われてるのもその理由のひとつだけれども
今月は友人たちと過ごす時間がとても多く
気のおけない人たちと 他愛もない話から深い話をすることによって
あれやこれやと昇華されてるのかもしれません。

と、風の強い夜につれづれと。

七味に開眼

七味唐辛子に、開眼してしまいました。

きっかけは、
1月に行った品川のお蕎麦やさん
お年賀としていただいた「浅草やげん堀」の七味唐辛子。
http://yagenbori.jp/

これまで七味や一味といった薬味にはさして興味もなく、
あれば使うけど、なければないでまったく問題ない程度の存在で
正直なところ、ここ最近はキッチンに常備すらしていませんでした。

けれども、この七味のおかげで
その固定概念が大きくくつがえされました。

お鍋やスープに入れると、
ただ辛くなるだけでなく、旨味がぐっと増すのです。

これはヒガシマルのうどんスープの素で
白菜を炊いたもの。
“超”がつくほどの手抜き料理にもかかわらず、
この七味唐辛子をひとふりするだけで
白菜の甘みや旨味がいっそう引き立ち、いい感じの一皿に。

きちんと手間暇かけてつくられた
醤油や味噌や塩があることで食卓の味わいに深みが増すのと同じように
美味しい薬味がたったひとつあることで、
味覚の奥行きが豊かに広がっていくことを
初めて知りました。

これまでの人生、ちょっと損してた感じ…!

興味を持って少し調べてみると
「日本三大七味」と呼ばれるものがあり、
いただいたこの七味もそのうちのひとつだそう。

あとのふたつは
清水寺の門前にある七味屋本舗
http://www.shichimiya.co.jp/

善光寺の門前にある八幡屋磯五郎
http://www.yawataya.co.jp/

いずれのお店も大きなお寺の門前にあることを不思議に思って
さらに調べてみると、こんな記事を発見しました。
———
なぜ、お寺の門前で売られているのが多いのかなと思ったら、
昔はそれぞれのお寺に参拝した時のお土産品として人気があり、
またそもそも七味は漢方薬をまねして調合して作られたものらしく、
昔、七味は「薬」として扱われていたそうなのです。
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/kako/201501.html

———

へぇ!
「薬味」と呼ばれる所以も、なるほど〜。

身近なモノゴトに意外な新しい発見があると
ついつい誰かに話ししたくなるものですね。

風の強い日

とても風の強い1日でした。

風にあおられて郵便局のバイクが転倒し、
郵便物が風に舞ってあたりに散らばっていく瞬間を目撃してしまいました。

近くにいた人たちが素早く郵便物をかき集めていたけれど
無事全部集められたのかなぁ…。
車のバックミラー越しに、心配になりました。

ふと
高層ビルの窓の清掃は
どのくらいの風速になったら中止されるんだろうと
気になってgoogleで調べてみると
恐ろしい映像を発見!

上海の超高層ビルの窓の外の風景とのことだけど
ゴンドラの揺れっぷりが、絶叫マシンレベル!
それにもしゴンドラが窓ガラスを突き破ったりしたら
損害賠償するのにものすごい費用がかかりそう。

数十年後にはこういった窓の清掃掃除も
人工知能を持ったロボットがするようになるのかな。

…と、今差し迫って考えなくてもいいようなことを考えて
無駄に夜が更けてゆきます。

冒頭の写真は品川にて。
地元には超高層ビルがないので
こうした風景を見かけるとつい足を止めて見てしまいます。

スマホデトックス

日曜日はまるっと1日、スマホを使わずに過ごしました。
映画を3本観て、
読みかけの小説を1冊と新しく読み始めた小説を1冊読むことができました。

日頃どれだけスマホに時間を浸食されているのか、痛感しました。

立春が過ぎ、
少しずつ光に春を感じるようになってきました。

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