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a day in my life

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Month: 7月 2017

at the end of july

なんだか冴えないひと月だったという印象で、7月が終わる。
でもきっとそれはそういう出来事に
自分の気持ちをフォーカスしてしまってるから、そう思うのだろう。

楽しかったことも、
うれしかったことも、
たくさんのあたたかな気持ちに触れたことも、
両手の指で足りないくらいあったことを、忘れないように。

フォトアーキペラゴ写真学校
第2期修了作品展

フォトアーキペラゴ写真学校第2期生の修了作品展が開催されています。

講師の石川直樹さんに学び、
個々が持つ「写真家としての作家性」を育み、その集大成を発表する場。

写真はシャッターを押したら簡単に撮れるけれども、
なぜ撮るのか自分と向き合い、
そして人に何かを伝えるために作品として昇華させるには、
ものすごい労力を必要とします。

この1年間、
きっと受講生のみなさんは
たくさん撮って、プリントして、いっぱい悩み考えたことだと思います。

そうして生み出された作品たちによって
与えられた幅1.8m×高さ2.5mの無機質な空間が
それぞれの世界観で彩られていて、
とても見ごたえのある展示になっています。

設営が終わった会場を見たとき、
「見ることの豊饒さ」
という話を石川さんが講義でされていたのを思い出しました。

写真って本当に自由なんだな。

1期を修了し、
沖縄のフォトネシアで共に学んだ仲間たちも
遠く茨城、千葉、神戸より観にきてくれました。
久しぶりのうれしい再会。
2期の「2」を表すVサインで揃ってポーズをきめてくれました。

会場にいた2期生から作品についての話を聞きながら、
じっくりと時間をかけてひとつひとつの作品を観ている姿を見て
とてもうれしい気持ちになりました。

受講する時期は異なっても、住む場所が遠く離れていても、
互いに刺激しあえる仲間ができるのは、
この写真学校の魅力のひとつなのだと、改めて思いました。

手前味噌だけれども、
本当に素敵な学びの場だと思ってます。

修了作品展は今週末7/30(日)まで。
ぜひ足をお運びください。

フォトアーキペラゴ写真学校 第2期修了作品展
2017年7月23日(日)〜7月30日(日)
9:00〜17:00(最終日は15:00)
香川県文化会館 県民ギャラリー 2階展示室
香川県高松市番町1丁目10-39
http://school.photo-archipelago.com/2017/06/15/538/

第3期も10月に開講します
http://school.photo-archipelago.com/about/

記録更新と
プチハプニング

生まれてからずっと、誕生日は晴れの日が続いている記録を今年も更新しました。
3年後の7月24日は東京オリンピック開幕だそうです。
2020年の誕生日は、どこで誰とどんな気持ちで迎えるんだろう。

同じ日が誕生日の有名人はわりと多くて、
河合奈保子さん、少年隊のカッちゃん、V6の坂本くん、久保田利伸さん、須藤理彩さん、水川あさみさんといった芸能人や、
谷崎潤一郎や吉本ばななさんといった文筆家も7月24日生まれ。

吉本ばななさんと言えば、
数日前にちょっとうれしい出来事がありました。

土曜日にスマホをジーンズのポケットに入れてずっと作業していたら、
知らないうちに変なところを押してしまっていたみたいで
Twitterの吉本ばななさんのツイートに
何回か意味不明の文字の羅列を何度かリプライをしてしまっていたのです…。

すると、なぜか私のそのへんてこりんなツイートをばななさんが「いいね」していました。
夜遅く用事を終えてホテルの部屋でスマホを見て、初めてそのことに気づきました。

穴があったら入りたい..とは、まさしくこんな状態。
ズーーンと落ち込むこと、数分。

そして、取り急ぎ変なツイートは削除して、
ひとことお詫びをしなくてはと、
恐る恐るメッセージを送りました。

すると、なんとばななさんからリプライがすぐありました。

誕生日が同じで、勝手に親近感を感じ、
「キッチン」「TSUGUMI」「アムリタ」など、
10代の頃から何度も読み返している大好きな作品を書いた作家さんからの
うれしいバースディプレゼントでした。

ローマから続く縁

10年以上前、バックパックを背負ってヨーロッパを放浪していた時に
ローマで出会った友達が、来月からモルディブへ赴任することに。

彼女の実家は福岡、私は徳島と、
日本国内でも決して近い距離ではないのに、ずっとご縁が続いている大好きな友達。
福岡でもたくさん遊んでもらったし、
徳島にも来てくれたし、神戸で待ち合わせして遊んだり、
イタリアだけじゃなく、日本のあちこちで共に過ごしたたくさんの思い出があります。

仕事の都合で彼女が4年前に高松に赴任してきて
ようやく近くに来たと思っていたけれども、
お互い仕事が忙しく、会うことができたのは指折り数えるくらい。
住んでる距離の近さって、意外と会う頻度に影響しないものだと思うことが、よくあります。

研修やら出国の準備やらでものすごく忙しいのに徳島に寄ってくれて、一緒にランチ。
お互い肩書きも仕事も持たない ただの身軽な旅人として出会った頃から
変わったこともあれば、変わらないこともあるけれど、
いつどこで会っても変わらない関係がこうして続いていることが、本当にうれしく思います。
短いけれども、濃密で楽しいひとときでした。

その後、彼女は高松に寄って、
実家のある福岡からシンガポール経由でモルディブに行くとのこと。
徳島駅前でバスを見送りながら、この道は世界のどこにでも繋がってるんだなと思いました。
寂しい気持ちはあるけれど、また元気で会える日が楽しみです。

次はどこで会えるかな。

写真は、出会ったローマの安宿の中庭にて。

小林麻央さんから
受け取ったもの

小林麻央さんが逝去されて、まもなくひと月。

闘病しながら書かれていたブログをずっと、ずっと…読んでいました。
癌と戦っていた父の姿と重ね合わせることもしばしばあったので、
訃報を知ってしばらく経つにも関わらず、
なんとも言えない哀しみと喪失感で心が曇った状態が続いています。

身内を失った時は気持ちが張り詰めていたのと
煩雑な手続きで慌ただしかったことで
あまり深く味わうことができなかった感情を、
今、時間差で味わっているような感じ。

そんな折、
父の数ヶ月前に癌が発覚し、
同じく父の数ヶ月前に逝去された父親を持つ
遠く離れたところに住む友人と、久しぶりに会う時間を持つことができました。

「小林麻央ちゃんのこと、つらかったよね」と、
どちらからとなく切り出し、
それぞれの父の最期のことを話すことで、
寂しさや哀しさといった感情が癒えていくのを感じました。
「カタルシス」ってこういうことを言うんだな。

小林麻央さんのブログを読むようになったのをきっかけに
市川海老蔵さんのブログもちょくちょく覗くようになりました。

そして、麻央さんと海老蔵さんのブログを通して
少しずつ歌舞伎に興味が湧いてきました。

そんなこともあって、この三連休は歌舞伎にゆかりのある書籍を読書三昧。
海老蔵さんの父親の十二代目市川團十郎さんが書いた團十郎の歌舞伎案内
そして祖父である十一代目市川團十郎夫妻をモデルに描かれた宮尾登美子の小説きのね

團十郎の歌舞伎案内は十二代目市川團十郎が青山学院大学で行った講義を書籍化したもの。
大学生に語りかけるような口調で、市川宗家成田屋の歴史や歌舞伎の演目について書かれていて、初心者にもとてもわかりやすい内容でした。
図書館で借りた本だけど、手元に置いておきたくなる一冊。

女中から十一代目市川團十郎の正妻となった女性の生涯を描いたきのねを読むのは、10年ぶり2回目。
以前読んだときは歌舞伎に対する知識もほとんどなかったにも関わらず、宮尾登美子の圧倒的な筆力によって描かれた、愛する男性のために献身的に尽くす主人公の健気で気丈な生き方に、ぐいぐいと引き込まれるように読んだ記憶があります。
今回は「團十郎の歌舞伎案内」を読んだ後に読んだので、歌舞伎の歴史や背景的な知識が加わり、また当代海老蔵に受け継がれているものを想像しながらリアルに読み進めることができ、ものすごい集中力で一気に上下巻2冊を読み終えてしまいました。
きっとまた数年後に読み返したくなる名作。

小林麻央さんのブログと出会うことで、改めて出会うことができた歌舞伎の世界。
少しずつ機会を見つけて、劇場にも足を運んでみたいと思いました。

團十郎の歌舞伎案内 (PHP新書 519)
市川 團十郎(十二代目)
PHP研究所
きのね〈上〉 (新潮文庫)
宮尾 登美子
新潮社
きのね〈下〉 (新潮文庫)
宮尾 登美子
新潮社
売り上げランキング: 15,245

self-portrait

日曜日の移動中のJR高徳線の列車から見えた空は
土砂降りの雨が降ったと思ったら
いきなり青空が見えたりと、とても慌ただしかった。

雨粒越しに見える瀬戸内海の風景が綺麗だったので
iPhoneで写真を撮ろうとしたら
シャッター押した瞬間にトンネルに入ってしまった。
思わぬセルフポートレート。

私、ふだんこんな顔してiPhoneで写真撮ってるんだ。


I took a self-portrait in the train.
To tell the truth,
I intended to take a photo of the beautiful landscape through the window.
When I released the shutter,the train entered a tunnel.
So the self-portrait was taken unintentionally.

 

ニューヨークのワイン

6月のワイン教室の備忘録。

先月はニューヨーク州のワインいろいろでした。
「ニューヨーク」と聞くと
摩天楼がそびえ立つ大都市をイメージするけれども
それはニューヨーク〔州〕のごく一部。

大都市ニューヨーク〔市〕を擁するニューヨーク〔州〕は
北海道と九州を併せたくらいの広大な敷地を持ち
カリフォルニア州、ワシントン州に次ぎ
アメリカ第3位のワイン生産量を誇っているそうです。
大好きなワインがたくさんつくられているオレゴン州より多いとは知らなかった…!

ニューヨーク州の主なワインの生産地は
フィンガーレイクスロングアイランド

氷河期に形成された11個の湖が人の指のように広がっている
フィンガーレイクスはカナダの国境近くに位置し、
冷涼な気候を活かして、良質なリースリングやピノノワール種のワインがつくられています。

マンハッタンから2時間半で行くことができるロングアイランド島は、
《ニューヨークのボルドー》とも言われ、
ボルドーの主要品種である
メルローやカベルネソーヴィニヨン、シャルドネなどが熱心に栽培されているそうです。

生涯で一度は行ってみたいと思う街のひとつ、ニューヨーク。
とはいえ正直言うと、
これまで美術館巡り以外さして興味がなかったのも事実。

けれども、
今回飲んだワインを通して
今よりもっと英語力をつけて
通訳なしでワイナリー巡りをしてみたい、と思いました。

 

Anthony Road 2015Dry Riesling
フィンガー・レイクスにおけるパイオニア的存在の家族経営ワイナリー
http://www.anthonyroadwine.com/

Herman J. Wiemer Frost cuvee
シャルドネ 65%/リースリング 20%/ゲヴェルツトラミネール8%/ソーヴィニオン・ブラン7%/グリューナー・ヴェルトリーナー5%

Herman J. Wiemer Field cuvee
ベルネ・フラン30%/ピノ・ノワール30%/カベルネ・ソーヴィニオン20%/メルロー15%/レンベルガー5%
Herman J. Wiemerはドイツのモーゼル地方で300年以上ワインを造り続けてきた家系出身のハーマン・J・ウィーマーによって1979年に設立。
農薬などを一切使わないブドウ栽培とドイツの伝統的なワイン醸造を行う、NY州を代表するワイナリー。

Salmon Run Meritage
カベルネフラン 51% / メルロー49%
ウクライナからの移民コンスタンティン・フランク氏によって設立されたワイナリー。
彼の起こした「ヴィニフェラ革命」によって、ニューヨーク州でのヨーロッパ系品種の高品質なワイン造りが本格的に始まった。
http://www.drfrankwines.com/

Wölffer Estate 2015 Rose
ニューヨーク・ビジネス界で成功したビジネスマンが設立し、ドイツ出身の醸造家によってサスティナブルなぶどう栽培と最新鋭の醸造設備を融合したワイン造りが評価されているロングアイランドにあるワイナリー。
http://www.wolffer.com/

Shinn Estate Vineyards NV Red
メルロー53%/カベルネフラン12%/カベルネソーヴィニヨン12%/マルベック10%
ニューヨークのワイン生産者として、ビオデナミ農法でワイン造りに挑戦する先駆者。
http://shinnestatevineyards.com/

梅仕事、今年はおやすみ。

10年くらい前から、
梅酒つけたり、梅シロップ作ったり、梅醤油をつくったりと
毎年なんらかの“梅仕事”をしてたんだけど、
今年はおやすみすることにしました。

いい感じの梅が手に入らなかったことや
いつも梅を買いに行く神山へ行く時間が取れなかったことも
理由のひとつだけれども、

これまで、
梅仕事の作業自体が楽しくてなんとなく作り続けてはきたものの
そもそも甘いお酒を飲む習慣がないので、
結局飲まずじまいの「◯年もの」の梅酒が増えて
大して広くない台所をガラス瓶が占領するようになってきたのも
なんだかなぁ…と思って。

夏バテ防止に飲んでた梅シロップも
最近あんまりお砂糖を摂らないようにしてるから
砂糖まみれのシロップを飲むより
産直で買った梅エキスを舐めてた方が体にいいかも、と。

追熟した梅の香りは大好きなので
あの匂いが嗅げないのはさみしいんだけど。

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