七味唐辛子に、開眼してしまいました。

きっかけは、
1月に行った品川のお蕎麦やさん
お年賀としていただいた「浅草やげん堀」の七味唐辛子。
http://yagenbori.jp/

これまで七味や一味といった薬味にはさして興味もなく、
あれば使うけど、なければないでまったく問題ない程度の存在で
正直なところ、ここ最近はキッチンに常備すらしていませんでした。

けれども、この七味のおかげで
その固定概念が大きくくつがえされました。

お鍋やスープに入れると、
ただ辛くなるだけでなく、旨味がぐっと増すのです。

これはヒガシマルのうどんスープの素で
白菜を炊いたもの。
“超”がつくほどの手抜き料理にもかかわらず、
この七味唐辛子をひとふりするだけで
白菜の甘みや旨味がいっそう引き立ち、いい感じの一皿に。

きちんと手間暇かけてつくられた
醤油や味噌や塩があることで食卓の味わいに深みが増すのと同じように
美味しい薬味がたったひとつあることで、
味覚の奥行きが豊かに広がっていくことを
初めて知りました。

これまでの人生、ちょっと損してた感じ…!

興味を持って少し調べてみると
「日本三大七味」と呼ばれるものがあり、
いただいたこの七味もそのうちのひとつだそう。

あとのふたつは
清水寺の門前にある七味屋本舗
http://www.shichimiya.co.jp/

善光寺の門前にある八幡屋磯五郎
http://www.yawataya.co.jp/

いずれのお店も大きなお寺の門前にあることを不思議に思って
さらに調べてみると、こんな記事を発見しました。
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なぜ、お寺の門前で売られているのが多いのかなと思ったら、
昔はそれぞれのお寺に参拝した時のお土産品として人気があり、
またそもそも七味は漢方薬をまねして調合して作られたものらしく、
昔、七味は「薬」として扱われていたそうなのです。
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/kako/201501.html

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へぇ!
「薬味」と呼ばれる所以も、なるほど〜。

身近なモノゴトに意外な新しい発見があると
ついつい誰かに話ししたくなるものですね。