高校生の時に学校で習った知識なんて
大学受験が終わるとすぐに忘れてしまったけれども
授業中に先生が話してくれた他愛もない余談は
意外とずっと覚えてたり、ひょんな時に人生の役に立ったりすることがあります。

「夜行バスで東京に早朝に着いて、
お金を使わずに時間つぶしたかったら山手線に乗るといい」

という社会の先生の話も、そんなひとつ。

飛行機に乗るお金がなかった若かりし頃、
この言葉を思い出して、何度助かったか。

「東京は降りる駅によってカルチャーが全然違う。
駅によって乗り降りする人の雰囲気も変わってくるから観察するとおもしろい」

といった話も、
電車が走っていない田舎に住む高校生にとっては新鮮で
東京という都市を知るのに、ずいぶん役立ちました。

ゴールデンウィークの山手線で
空いた車内のシートを陣取って気持ちよさそうに熟睡している人を見かけた時、
ふと、その先生のことを思い出しました。