1997年の夏によく聴いてたのが
中村一義の「金字塔」という彼のデビューアルバム。

実家の2階の6帖の自分の部屋で、車の中で、
いつもずっと聴いていました。

その時以来、
中村一義くんの音楽は、
いつも私の心にそっと寄り添い、
どんな時でも光のある景色を感じさせてくれる、大切な存在となりました。

あれから20年。
デビュー20周年を記念して渋谷のLa.mamaでライブが開催されることになり、
早くからチケットを取ってこの日を楽しみにしていました。

La.mamaと言えば、スピッツとミスチルがアマチュア時代に出演し、
よく対バンも行われていたという伝説のライブハウス。
今年がオープンして35周年で、
この日のライブもそのアニバーサリーイベントのひとつとして企画されたものだそう。

そして奇しくも今年はスピッツが結成30周年、
ミスチルがデビュー25周年というアニバーサリーイヤー。
個人的には、先月大阪ドームでミスチルを観て、
このLa.mamaでのライブでの翌週に
テアトロンでスピッツを観る予定があるというタイミングで
ここに来られたことを、うれしく思います。

「正しさの価値観に共感する。」と名付けられた、
中村くんと小谷美紗子さんのツーマンライブ。
このライブのタイトルは小谷美紗子さんが
Twitterで中村くんに投げかけた言葉がそのまま採用されたそうです。

あと、中村くんがポロっと言った
「すべての命は正しい」
といった言葉も、この日はなんだかグッと込み上げてくるものがありました。
(いろいろワタシ、疲れてるのかな…)

小谷美紗子さんをライブで観るのははじめて。
小さな体で魂を削るようにピアノを奏で歌う姿に圧倒されました。
どんなに技術が発達してもCDやDVDでは拾いきれない音たち。
素晴らしかったです。

小谷さんの演奏の後は、
中村くんとのトークセッション、
そして中村くんのライブへ。

デビュー当時は「絶対にライブはしない」と言っていた中村くん。
それは「しない」のではなく「できない」精神状況だったということは、
後に彼の著書を読んで知ることになるんだけど、
そんな中村くんが楽しそうに歌ってる姿を見るだけで、いつも胸がいっぱいになります。

ライブでは「犬と猫」「ジュビリー」「1、2、3」など
昔の歌を歌ってくれることが多いけど、
最近の曲ももっと歌ってほしいな。
この数年でライブをたくさん重ねてきたからこそ、
ファンとしての欲も出てきます。

アンコールは小谷さんも登場して、
それぞれが共感しているお互いの曲を選曲し、セッション!
中村くんは小谷さんの「Who」を、
小谷さんは中村くんの「世界は変わる」をセレクト。
「世界は変わる」、新曲だ!うれしい!!

スピッツ、ミスチルを育てたライブハウスで
こうして大好きな中村くんの音楽や発する言葉に触れ、
そして中村くんがリスペクトする小谷さんの音楽に新たに出会うことができ、
月並みな言葉だけど、「彼らと同時代を生きれてよかったな」と
心から感じた、本当に幸せな夜でした。

 


以下、セットリスト備忘録。

小谷美紗子
01. 忘れ日和
02. 青さ
03. 嘆きの雪
04. Off you go
05. 子供のような笑い声
06. あの夏の日々
07. 手紙
08. 見せかけ社会

中村一義
01. 愛すべき天使たちへ
02. 犬と猫
03. セブンスター
04. 君ノ声
05. ジュビリー
06. スカイライン
07. 1,2,3
08. キャノンボール

アンコール(中村一義×小谷美紗子)
01. Who
02. 世界は変わる