熊谷守一の没後40年を記念した回顧展「生きるよろこび」を観に行きたいと、
ずっと思っていました。
http://kumagai2017.exhn.jp/

にも関わらず、
2月に東京に行った時に観そびれて、
松山でやっている巡回展も
「1人で行くにはちょっと遠いなぁ…」と躊躇していました。

松山は好きな町ではあるけれども、
徳島からだと大阪に行くよりも
時間も交通費もかかってしまうので、
どうしても尻込みしてしまいます。

けれども、どうしてもあきらめきれず、
高松に住むイラストレーターの友人を誘ってみると
「行きたい!」と即答が返ってきました。

渡りに船!
とても楽しい日帰り旅になりそうな予感しかありません。

走り慣れた高松道を通って、
高松で友達をピックアップし、
おしゃべりしてたら1時間半であっという間に松山到着。

お目当の熊谷守一展は、とても見応えがありました。

現 東京芸術大学で絵を学び
同窓生の青木繁らと切磋琢磨しながら、
さまざまな描画スタイルを模索し、
熊谷作品の特徴である明るい色彩と単純化された形が
ようやく登場するのは50歳半ばを過ぎてから。

絶えず挑戦し続け 蓄えてきたものをエネルギーにして、
少しずつ彼の作風が完成していく様子が、わかりやすく展示されていました。

97歳で生涯を閉じるまで
世界を丹念にみつめ、
模索し続けながらも 描くよろこびに満ち溢れ描かれた作品を、
存分に楽しむことができました。

現在上映中の
彼と妻を描いた映画「モリのいる場所」も
なんとか時間を作って観にいきたいと思います。
http://mori-movie.com/

熊谷守一展に行く前に、
友人はまだ行ったことがないという伊丹十三記念館にも立ち寄りました。
私はこれまで何度も足を運んでいる、大好きな場所。

奇しくも伊丹十三監督の妻で
この美術館の館長を勤める宮本信子さんにお会いすることもできました。
うれしかったなぁ。
とっても小柄で美しい佇まいの人でした。

絵を描く友人とのアートな旅は
期待していた以上に収穫の多い1日でした。