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a day in my life

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富山のチューリップ

「富山」と聞いて思い浮かぶ花はチューリップ。
きっとそれは富山の人気の観光スポットのひとつ
砺波チューリップ公園のイメージが強いからかもしれません。
http://fair.tulipfair.or.jp/

富山県の西部はチューリップの栽培が盛んで、
チューリップの球根の出荷量が日本一なのだそう。
大正時代、お米が作れない冬の間を利用して
当時とても珍しかったチューリップ栽培をはじめたのがそのきっかけなのだとか。

富山市内のあちこちでもチューリップが植わっている花壇を見かけたけれども、
残念ながらゴールデンウィーク後半は、すでに見頃は過ぎてしまっていました。

 

友、フィリピンより来たる。

オンライン英会話のレッスンでお世話になっているフィリピンの先生が
初めて日本に来ることになりました。

以前から「日本に来るなら会いたいね!」と言っていたこともあって、
ノリと勢いで、先生の京都滞在中にアテンドすることに。

1泊2日。
英語だけでこんなに長い時間過ごすのは、私にとっては初めての経験。
けれども緊張や不安よりも、先生と会えるよろこびや、
英語をたくさん話す機会が持てることへの期待の方が大きかったです。

今回来日したのは先生と彼女の学生時代からの親友。
レイテ島出身の2人はまるで姉妹のように仲が良くて明るくて、好奇心旺盛です。
おまけにとても礼儀正しくて、いろんなことに気配りができて、素敵な女性たち。
そして、この旅では私と同じように先生の教え子である福山の女性も一緒で、
この方とも初対面とは思えないくらい意気投合!
日比女子4人での賑やかな京都旅となりました。

街を歩きながら、ごはんを食べながら、
日本のこと、フィリピンのこと、それぞれの家族のこと、仕事のこと
たくさんのいろんな話をしました。
話しても話しても、まったく会話が尽きません。

旅を終えてからも、この旅のためにつくったLINEグループで
写真をシェアしあったり、
フィリピンに戻ってから旅の話を伝えた家族や同僚の反応を伝えてくれたり、
まだまだ賑やかな女子トークはおさまりそうにありません。

2015年に英語の勉強をはじめて目標のひとつとしていたのが、
”英語で心を通わせることができる友達を作ること”。
ひとつ願いが叶いました。

しかしインターネットがあって
誰とでも繋がろうと思えば簡単に繋がることができる時代とは言え、
世界には70億人もの人がいるというのに、
なんと不思議なご縁なのでしょう!
これからもこのご縁を大切にしていきたいと思います。

そしていつかフィリピンにも遊びにいきたいです。

 

富岩運河環水公園

日も傾きかけてきた頃、
富山城址公園の近くからバスに乗って、
富山駅の北側に位置する富岩運河環水公園へ。

日本海に面する富山港は、北前船の寄港地として古くから栄えていました。
けれども港から町の中心までは距離があるため物流にとっては不便でした。
昭和初期、富山港と富山駅を結ぶために作られたのが「富岩運河」。
そして、その運河を利用して開発されたのがこの富岩運河環水公園です。

公園内には富山県立美術館や、
世界一美しい景観と認定されたスターバックスなどもあり、
観光客だけでなく、デートを楽しむカップルや
ウォーキングやランニングをする地元の人々の姿もたくさん見かけました。

私が一番楽しみにしていたのが、ここから見える立山連峰の景色。
…なのだけれども、
この日は晴れて入るけれどもガスがかかっていて、まったく山が見えませんでした。

写真中央に見えるのが「世界一のスターバックス」、
そしてこの奥に立山連峰がそびえ立っているはずなんだけれども、
その存在すら感じることができず。
哀しい。。

条件が揃うとこんな風に見えるそうです。
滞在中、もう一度リベンジにこようと決意しました。

立山連峰が見えないのは残念だけれども、
運河から吹く風がとても気持ちいい。
イタリアのフィレンツェとかヴェローナとかローマとか、
ヨーロッパの川のある街を旅していた時のことを思い出しました。

そしてたった半日散策しただけなのに、
この街のことをとても好きになっていることに気づきました。

 

縦型信号機

富山を訪れた5月初旬は、動くと汗ばむ陽気。
朝夕は若干冷え込むものの、
四国とさほど変わらない印象でした。

けれども、富山市内で見かけた信号はすべて「縦型」。
「縦型信号機」は縦型にすることで雪が積もる面積が減り、
雪の重みによる破損が防げるため
積雪量の多い地域でよく見かけるものです。

冬はやはり寒さが厳しい地域なのだということを、感じました。

富山城址公園

3日間の富山滞在中、気に入ってよく通ったのが富山城址公園です。
新緑が綺麗で、よく手入れされた庭園やお堀端の散歩道もあり、
とても気持ちのいい場所でした。

富山に来るまで、”富山城”と言われてもピンときていませんでした。
むしろ「富山にお城ってあったっけ?」といった感じ。
お隣の石川県は加賀百万石金沢城の庭園 兼六園は有名なのに。

その歴史を紐解いてみると、
江戸の藩政時代には加賀前田家の所領となっていたそう。
いわば加賀藩の分家的な立場だったとのこと。

それより旧くの戦国時代には、
織田信長の命で富山城主となった佐々成正が大幅な改修を加え現在の城の基礎を作ったものの
信長失脚後に豊臣秀吉によって攻められ、降伏させられたという歴史があるそう。
戦国時代の歴史に疎いので、ちっとも知らなかった…。

近代では、滝廉太郎がつくった「荒城の月」のモデルにもなったと言われています。

イマドキな感じで”インスタ映えスポット”もできていました。

お堀の周りも本当に緑が多くて気持ちいい。


松川という川を活かして作られたお堀には遊覧船も運行しています。
富山の桜の名所のひとつ。

城址公園の東側を南北に走る国道41号線は名古屋まで続いています。
田中耕一さんなど、
この国道の沿線にゆかりのある4名がノーベル賞を受賞したことから
「ノーベル街道」と呼ばれているそうです。
http://www.pref.toyama.jp/sections/1401/nobel_new/map/index.html

 

BOOKDAYとやま

ガラス美術館を後に、ほど近くにあるアーケード街をぶらり。
ガラス屋根の広場がなにやら楽しそうな雰囲気で賑わっていたので、
立ち寄ってみました。
「BOOKDAYとやま」というイベントのよう。
https://bookdaytoyama.net/

富山県内や近県の古書店やレコード店が軒を連ねていました。
それぞれのお店の個性が滲み出るセレクトの本や音源が多く、見ていて楽しかったです。
ガラス美術館で菊地成孔さんのトークイベントが開催されていたのも、どうやらこのイベントの一環だったみたい。

アーケード内に若い人の姿をたくさん見かけると、その街にとても活気があるように感じます。
(翌日この近くで晩ごはんを頂いたお店の人は「いつもは静かなんです」とは言っていたけれども…)

ここから少し歩いたエリアには民藝の「林ショップ」など、個性的なお店がちらほらと。
写真はさっきBOOKDAYの会場で珈琲を入れてもらったSIX OR THIRD COFFEE STAND。
その隣の古書店も手頃な値段でユニークな本が並んだ本棚が魅力的でした。
こういったお店やそれを切り盛りする店主たちが
街の表情を豊かにしているのだなと、思いました。

富山市立ガラス美術館/図書館

富山へ旅に出ると決めて、まず最初にはじめたことが
インスタグラムで「#富山」と検索して、
富山の情報をピックアップすること。

最近どこかに旅に出たいと思ったら、
ガイドブックを買ったりgoogleで検索したりするよりも
まずはこうしてインスタで情報検索することが多くなりました。

そんな折、ひときわ目を引いたのが
この隈研吾設計の「富山市立ガラス美術館/図書館」の建築です。
http://toyama-glass-art-museum.jp/

富山にはいくつか魅力的な美術館があるけれども
ここにはぜひとも行ってみたいと思い、
昼食を済ませた後、トラムで向かいました。

トラムを降りてすぐというアクセスの良さ。

かつてここには戦前から大和百貨店というデパートが建っており、
その跡地を利用して建てられたそうです。

「越中富山の薬売り」で有名な富山は旧くから製薬が盛んで、
明治以降、薬のガラス瓶工場が相次いで操業したそう。
第二次大戦後にはガラス産業は次第に廃れていったけれども、
行政によって市民のためのガラス講座が開かれるなどして
ガラスをテーマとしたまちづくりが進められているとのこと。

美術館では企画展とコレクション展が開催されていました。

マルタ・クロノフスカ「不思議ないきもの」展
http://toyama-glass-art-museum.jp/exhibition/exhibition-2782/
ポーランド出身のアーティスト、マルタ・クロノフスカはヨーロッパの名画に描かれる動物や靴をモチーフにガラス作品を制作している作家。
無数のガラス片から作られた作品は、ガラスなのに生き物の生命力や豊かな表情が感じられるから不思議。
とても繊細な作品で、ちょっとドキドキしながら鑑賞しました。
マルタ・クロノフスカにとって、日本ではじめての個展なのだとか。

図書館もとても開放的で、居心地のいい空間でした。
子ども用の席や学習したい人用の席、パソコンで作業したい人用の席がきちんと分けられてるのがいいなと思いました。
駅近にこんな図書館があったら、しょっちゅう通いたくなります。

富山市民の人たちが少し羨ましく感じる、魅力的な施設でした。

 

「華やぎ」の絶品寿司

富山で1番最初に食べたものは、お寿司。
それもまわらないやつ。

トラムとバスを乗り継いで向かったのは
「寿司栄 華やぎ」。
http://www.susiei.com/m-hana.html

ネットの口コミを見てピンときて、予約の電話を入れたのが4月末。
かろうじて1席空いていたカウンター席に、
どうにか滑り込みで席を確保してもらうことができました。

お昼過ぎに伺うと、どうやら私がカウンター席で到着した最後の客のよう。
案内された席に腰掛けると目の前には、ネタとなる海の幸がズラリ。
おまかせのランチコースを注文。
2人の職人さんが次々と握ってくれました。

白海老、ホタルイカ、バイ貝、のどぐろ、カワハギ、ウニ、漬けまぐろ、大トロ….。
職人の技によって繊細に握られたお寿司は
すべて先にお醤油や塩で味付けしてくれているので、
醤油を付け過ぎることもなく、ネタの味をしっかり味わうことができます。

旅先だから奮発できる、カウンターで1人寿司。
うっとりするような口福の連続でした。

職人さんもほどよく話しかけてくれて、心地よい時間を過ごすことができました。

ごちそうさまでした。

寿司栄 華やぎ
富山県富山市太郎丸西町二丁目7-1
076-411-7717
https://tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16004330/

 

 

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