シンガポールを訪れたのは友達家族が住んでいたからで、
おそらく彼女たちが住んでいなかったら
一生興味を持つこともなかった国かもしれません。
それゆえ、
買ってきたガイドブックも出発間際まできちんと見ることもなく
滞在中にやってみたいことをざっくりと友人にリクエストして
行き先をゆるゆると委ねることを楽しんだ旅になりました。
「ホーカーに行ってごはんを食べてみたい」
「ふだん買い物しているお店に連れて行って欲しい」
というリクエストに応えて連れて行ってもらったのは
チョンバルマーケット。
http://singapore.navi.com/shop/70/
1階が生鮮食品を売っている市場で
2階がホーカーと呼ばれるフードコートになっていて、たくさんの人で賑わっていました。
市場をぐるっと歩くと、
いろんな民族の人がいることに気づきます。
友達がいつもお肉を買っているという肉屋さんの前には何人かの日本人いて、彼女の知り合いにもバッタリ。
どうやら日本人御用達のお店がいくつかあるらしい。
どこの街に行っても市場を巡るのは楽しいけれど、
住んでる人と一緒だと、その土地の暮らしに密着した風景が垣間見れてよりいっそう楽しい!
小腹が空いたので2階のホーカーで昼食を。
メニューも彼女にお任せで選んでもらって「キャロットケーキ」と「シュイ・クエ」をシェアして食べました。
「キャロットケーキ」は大根餅を使ったオムレツのような食べ物。
大根なのに“キャロット”と呼ばれるのは、広東語で大根は“ホワイトキャロット”と呼ばれているからだそう。
米粉のお餅を蒸したもの上に細かく刻んで煮込んだ野菜がトッピングされたのが「シュイ・クエ」。
どちらも優しい味でペロリと完食!
シンガポールのいたるところにあるホーカーは“シンガポールの人たちの胃袋を支えている”とガイドブックにも書いてある通り、ここも老若男女いろんな人で賑わっていました。
マーケットの前には小さな祠のようなものが。
屋根に取り付けられている飾りは中国っぽいけど、
供えられてる花がバリ島で見たのと同じで、とっても色鮮やか。
「東南アジアに来た!」と、一気に旅のギアが上がった瞬間でした。
このマーケットがあるチョンバルエリアは
いい感じのカフェや本屋やパン屋さんがあって、お散歩も楽しそう。
またゆっくり散策してみたいと思うエリアのひとつです。
…と、帰国してからも
ちょくちょくシンガポール情報をチェックするくらい大好きな国のひとつになりました。
シンガポール注目エリア”チョンバル”で可愛いお店さがし
https://tripnote.jp/singapore/tiong-bahru-cuteシンガポールに駐在していたこの方のブログも好きです
http://yukosing.exblog.jp/