クリスチャン・ツィメルマンの演奏を聴きに、びわ湖ホールへ。
秋に漫画「ピアノの森」にどっぷりはまり、
「生でピアノの演奏を聴いてみたい!」と勢いづいて公演チケットを購入。

ツィメルマンはショパンコンクールで史上最年少で優勝して華々しいデビューを飾り、以来数々の実績を重ね、現在では世界のクラシック音楽界で最も高い評価を受けているピアニストの一人。

彼の弾くショパンのバラードが好きで、長年よく聴いている。
羽生結弦選手の昨季と今季のショートプログラム、「バラード1番」は彼の演奏だ。

…なんて知ったかぶりして書いているけれど、実は人生で初めてのきちんとした音楽ホールでのピアノリサイタル。
いつも行くロックやポップスのライブとは会場の様相も違って、そわそわしてしまう。
上品な雰囲気の紳士淑女たちにまじって、子どもの姿もちらほらと。
きっとピアノを習っているんだろうな。

開演のベルが鳴って、ツィメルマン登場。
思っていたよりも恰幅が良く、綺麗な白髪のロマンスグレイ。
持っているCDのジャケットはずいぶん若い時のものなんだと気づいた。
1956年生まれだから、今年還暦か。

この日の演目はシューベルトのソナタ。
小難しいことはよくわからないけれど、後ろの席の音大生らしき男の子たちが「心地よさに脳がとろけそう」と言っていたのが印象的だった。
10本の指で奏でられる濃密で繊細で豊かなピアノの音色に身を委ねているのがとても心地よかった。

いつか彼の弾くショパンを生で聴いてみたいな。

ツィメルマンのショパン「バラード1番」

羽生結弦選手のSP「バラード1番」

浅田真央選手の2010-11シーズンのエキシビションプログラム「バラード1番」

真央ちゃんのはルービンシュタインの演奏だそう。

同じ曲でもピアニストによって弾き方が違って聞き比べるとおもしろいね。

 

《備忘録》演奏曲目
シューベルト:7つの軽快な変奏曲 ト長調
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960「遺作」