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Tag: 北海道

モエレ沼公園

2014年秋の北海道の旅の話の続き。

千歳→支笏湖→ニセコ→積丹半島とまわって、
札幌入りする前に立ち寄ったモエレ沼公園。
ちょうど札幌国際芸術祭が開催されていて、
閉園間近ながらもたくさんの人で賑わっていました。

イサム・ノグチによって設計された美しい都市公園は
北海道の大自然を満喫した後、大都市札幌の街に入る前に
ほどよく気持ちを切り替える緩衝材になってくれた気がしました。

2年前の旅

そういえば2年前の今日、北海道への旅に出たということに、ふと気づきました。
ということで、気まぐれで旅の思い出を振り返ってみることに。

自転車に乗ってた学生時代、交通費も含めて約10万円で3週間(!)北海道をまわっていました。
超・超・超貧乏旅行!
女子だけなのに野宿とか駅寝とか平気でできていたのも、今思えばいい時代だったんだと思います。本当に。

2年前の北海道の旅は3泊4日。
せっかくなので、“学生時代に3週間でつかった旅費と同じ10万円を4日間で使い切る”というささやかなテーマを立ててみました。

が!
夏休みも終わり、シルバーウィークも明けオフシーズンに入った北海道は、
宿もレンタカーも安くなっていて、意外とお金がかからない。
スカイマークだと往復のフライト料金も2万円切ってたし。

なので、ひたすら美味しいものを食べまくってました。
雲丹丼、寿司、ジンギスカン、北海道産ワインを片手にフレンチetc…と、美味しいものには事欠かない北海道。

ずっと自炊してお米とカレーと缶詰ばっかり食べてた学生時代の旅との落差がありすぎる
贅沢三昧の日々に少し背徳感を感じつつも、
齢を重ねてこうやってまた北海道に来れたことが、ただしあわせでした。

大学1回生と3回生の時に訪れた時は、青春18切符で舞鶴まで行き、そこから新日本海フェリーで36時間かけて小樽に上陸というコース。
それゆえ、北海道はとてつもなく遠い場所という印象だったんだけど、こんなに簡単に、しかもそんなに費用もかからずひょいっと来れることもうれしい発見でした。
こんなことなら、これからももっと頻繁に来たいなぁ。

こないだ“視点を変えることで、見える世界が違ってくる” って書いたけれど、
所持している予算の違いで、同じ場所を旅しても体験できることがずいぶん違ってくるんだなぁ。

写真は千歳空港からすぐに向かった支笏湖。
北海道の中でも大好きな場所のひとつです。
以前来た時とほとんど風景が変わってなかったのもうれしかったです。
http://www.pecograph.com/note/?p=399

冬の支笏湖もいつか訪れてみたいです。

北海道はもうずいぶんと秋が深まってきてるんだろうな。
そうそう、この旅では生まれてはじめて「雪虫」にも遭遇したんだった。
名前はかわいいけど、とっても気持ち悪かった…。
その話はまた気が向いた時に。

積丹ブルー

印象派の絵画のような青の重なり。
積丹ブルーの海。
2014年9月、北海道神威岬にて。

ここも、また来ることができてうれしかった場所。
この景色をいちばん共有したかったのは、
学生時代一緒にここを旅した友人。

積丹ブルー2

その場で携帯メールを送ったら、すぐに返事が返ってきた。
「ちょっとアンタ、年賀状2年書いてないやろ」と。
(ハイ、2年間サボってました…)

全然変わってない歯に絹着せぬ彼女らしい物言いに
一気に心が学生時代にトリップした。

積丹ブルー3

その後もメールで旅の状況報告を送りつけつつ
メールを通して懐かしい思い出話に花が咲く。

神威岬

そうそう、あの時はここでカメラの充電が切れて、
めっちゃ険悪な雰囲気になったことも思い出した。
でもその後 灯台がある岬の先っぽから見える絶景にふたりとも息を飲み、
飽きることなくずっと眺めてた。
懐かしいね。

月並みだけど、長い時間を経ても
「あの時楽しかったね」と思い出を共有できる仲間がいるって
しあわせなことだなと思った。

 

にわか天体写真

ニセコは夜も快晴だった。
羊蹄山のシルエットがくっきり浮かび上がり
夜空は満天の星。

三脚もレリーズも持ってなかったけど、
どうしてもこの光景をとどめておきたくて
ホテルの部屋の窓にカメラを固定し
シャッターも手押しで数分間開放してパシャりと一枚。

「どうせたいしたもの撮れないし」と諦めず、
シャッター押しててよかった。
この時感じた旅の開放感を、じんわりと思い出す。

オフシーズンのニセコは人もまばらで落ち着いてて、とても好きな感じだった。
コンビニのワインのラインナップもコンビニらしからぬ充実っぷりで、よかったなぁ。
いつか冬にも訪れてみたい。

2014.9

 

羊蹄山

双子のようにそびえ立つふたつの山。
手前が尻別岳、奥が羊蹄山。

讃岐平野でもこんな形の‘おむすび山’は見えるけど、
尻別岳が1107m、羊蹄山は1898mもあるのでスケールが違う。

羊蹄山2

この日はニセコが目的地なので、
羊蹄山をずっと脇に眺めながらのドライブ。
蝦夷富士と呼ばれるだけあって壮大で
麓に広がる畑もとにかくスケールが大きい。

コンビニで飲み物を買う時に
「双子さくらんぼの木」がある見晴らしスポットを教えてもらった。
一眼レフをぶら下げて旅していると、
こうやって撮影スポットを教えてくれることも、しばしばある。

羊蹄山3

手書きの地図を頼りに教えられた場所へいくと、先客のカメラマンがひとり。
札幌からよく来ているというアマチュアカメマンさん。

「今日は天気が良すぎてのっぺりとしてる。
風景も人も、ちょっと影があるからいいんだよ」

と、なかなか含蓄のある言葉をおっしゃる。
確かに撮った写真はのっぺり…!

この日は夜までここにいて星空の写真を撮るという。

「三脚貸してあげるから一緒にどう?」と誘われたけど、
夜の晩酌が控えているので、残念ながらお誘いには乗れず。
雲ひとつないから、星空撮るには最高だろうな。
いい写真撮れたかな。

2014.9

双子のさくらんぼの木
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0001350.aspx

チーズ工房タカラ

支笏湖から美笛峠を越え、羊蹄山麓を目掛けて国道276号線をひた走る。
ちょっと運転にも疲れてきた頃、左手に牧場が見えてきた。

takara5

牛たちがのんびりくつろくすぐそばに車を止めて、
かわいらしい手作りの看板にいざなわれて中に入ると
真っ赤なサイロと、小さな工房があった。

takara2

牧場タカラ。
2007年に創業した家族経営のチーズ工房のようだ。

気になるチーズがいろいろあったものの
あいにくこれからしばらく移動が続くので、牛乳をいただいた。

「ゆっくりしていってくださいね」のあたたかい言葉とともに
のびのびと放牧された牛たちを眺めながら飲む搾りたての牛乳は、
味が濃くてほんのり甘みもあってとびきりのおいしさ。
「幸せな牛のミルク」というネーミングも、ぴったり。

takara3

人懐っこい猫が駐車場までずっとついてきて、名残惜しそうに見送ってくれた。

takara_cat

2014.9

チーズ工房タカラ
https://www.milkland-hokkaido.com/koubou/k50-1.html

湖を巡る旅

湖が好き。
湖畔に立って水面を見ていると、なぜだかすぅっと心が軽くなる。

どうしてこんなに心が惹かれるのか。
自分の住んでる四国徳島には「湖」と呼べるものがないから、
ないものねだりの憧れの感情があるからかな。

自転車で旅をしていた学生の時、北海道や東北のいろんな湖を巡った。
十和田湖、田沢湖、猪苗代湖、津軽の十二湖、知床五湖、摩周湖、阿寒湖、オンネトー、屈斜路湖、倶多楽湖、大沼湖、小沼湖、洞爺湖、支笏湖、オコタンペ湖。
あと、富士五湖も行ったなぁ。

どれもまた訪れてみたいところばかり。

この頃は「写ルンです」しか持って行ってなかったので、
ベタな観光看板の前でピースして写ってる若かりし日の自分の写真しか残ってないのが、ちょいと残念。
まあ、それも大切な思い出の記録なんだけどね。

shikotsuko02

2014年の秋に、支笏湖を再訪した。
新千歳空港からレンタカーで1時間のドライブ。
吸い込まれそうな濃いブルー、穏やかな湖面。
また会いたかった、大好きな風景。
数週間前の大型台風で大きな被害があったと報じられて心配していたけれど、
みごとな支笏湖ブルーをまた見ることができて、本当にうれしかった。

ただ残念なことに、支笏湖の奥にある「オコタンペ湖」は台風の影響による土砂崩れで行くことができなかった。
北海道の三大秘湖と言われる小さな湖。
また絶対行きたい場所のひとつ。

shikotsuko01

偶然見つけた湖畔のレストランで休憩と昼食をとることにした。
案内された席からの眺めが抜群で、飽きることなく湖を眺めていた。
旅の開放感もあいまって、どんどん自分にパワーがチャージされてるのを感じる。

ほどなくして運ばれてきたのは北海道産の素材にこだわった繊細な味のイタリアン。
接客もフレンドリーで居心地が良く幸先のいい旅のスタートに。

そういえば、学生の時この湖畔でキャンプしてキタキツネに食料を盗まれてひもじい思いをしたんだった。
ちょっとリッチなランチをいただきながら、懐かしくそんなことを思い出した。

湖を巡る旅、今年もできたらいいな!

shikotsuko04

 

azuuro
イタリア語で「青」とう名の湖畔のレストラン
http://www.suimeikaku.jp/azzurro/shop.html

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