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Tag: 富山 (page 1 of 6)

隈研吾設計
カフェ・クレオン

五箇山から富山市内へ帰る道中、
隈研吾が設計したカフェがあるとのことで、立ち寄ってみました。

「カフェ・クレオン」。
富山市舞台芸術パークという施設の敷地内に、そのカフェはあります。

角材を積み上げて作ったという斬新な構造の建築は、
まるでジェンガを積み重ねたかのよう。



積み上げた材はスチールの棒で固定してあるのだとか。
富山市ガラス美術館といい、
隈研吾は木材を使って印象的な空間をつくるセンスがずば抜けています。
http://www.pecograph.com/note/?p=9011
しかも、安価な材木で。

2020年のオリンピックでお披露目される新国立競技場も、
この思考の延長で設計されたものなのだろうな。


カフェの外では男の子たちが元気に遊んでいました。



帰り際に遊んでいる男の子たちに目をやると、
全力でかくれんぼしていて微笑ましかったです。

カフェ・クレオンー隈研吾建築都市設計事務所
https://kkaa.co.jp/works/architecture/cafe-kureon/

ダイニング&カフェ クレオン(呉音)
https://tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16005775/

五箇山豆腐

五箇山では人気のお蕎麦屋さんで昼食をとりました。

お蕎麦とともに頼んだのが「五箇山豆腐」。
堅くて大豆の味がぎゅっと凝縮された濃厚な味わい。
いわゆる”堅豆腐”で、祖谷の”岩豆腐”にも似ていました。
http://459magazine.jp/food/13816/

そういえば、五箇山も祖谷と同じく、平家の落人伝説が残る場所。
遠く離れた四国と北陸のそれぞれの山奥が、
もしかしたら歴史的に何か繋がっているのかもしれません。

拾遍舎
〒939-1914 富山県南砺市上梨747
https://tabelog.com/toyama/A1605/A160502/16000019/

屋根の上のはしご

五箇山の集落を歩いていると、
ところどころの民家の屋根の上に、
はしごがかけられているのを見かけました。

「あれはなんやろね?」
と、何度か友達と話題になったものの、
あれやこれやと話が脱線し、気づけば他の話題にとってかわられ…笑。

屋根に積もった雪をおろすためのものかとも思ったけど、
雪が降る前からはしごをかけていたら雪に埋もれてしまうし。
結局、地域の人に聞くこともなく、謎は解決しないまま…笑。

一人旅の時は誰かと会話したさに
こういった些細な疑問がでてきたら
「これはチャンス!」とばかりに、町の人つかまえて質問することが多いけれども、
旅の連れ合いがいると、ついつい「まぁいいか」で済ましてしまいがちですね。

そして、
海外に行った時もこんな些細な質問を通して
地元の人との会話が楽しめるようになりたいっていうのも
英語学習を継続するモチベーションになってるのかなと思いました。


追記
Instagramでこのはしごのことを投稿したら、
新潟県在住のgallery tanneさんが
「雪かきのため」で、豪雪地域では1年中はしごをかけていることが多いと教えてくださいました。
雪が積もっても、なんとなくはしごの気配は感じるのだそう。
なるほど!!

五箇山 相倉集落

岐阜県の飛騨に源流をなす庄川の流れがつくった深い谷に沿って山を分け入り、
合掌造りの集落がある五箇山へ。

五箇山には3つの集落があり、
そのうち相倉集落と菅沼集落のふたつが世界遺産に登録されています。

まず一番小さな上梨集落で昼食を取り、観光案内所で地図をもらって
相倉集落へ向かいました。


ちょうど、稲刈りを終えた稲穂たちがはぜ掛けされているところでした。

まるで日本昔話の世界にタイムトリップしたかのような、茅葺で作られた合掌造りの家々。


けれども、そこでは脈々と続く人々の暮らしが営まれていました。
子どもが庭で遊んだり、畑を耕していたり、洗濯物が庭に干されていたり。
ちょうどお彼岸だったので、お墓参りにきている家族もいました。


このポストも、もちろん現役。


壁がなく、屋根が地面に接している「原始合掌造り」。
相倉集落の合掌造り家屋の原型になったとされており、
現存するのはこの1棟のみ。
今は納屋として使われていました。

集落のあちこちに、収穫した茅を保存する収納庫がありました。
今でも15年~20年ごとに、森林組合が中心となって屋根の葺き替えが行われているそう。

台風の影響もあってか、観光客もほどよい感じにまばらで
たいした雨も降らず、のんびり散策を楽しむことができました。

ここから岐阜県の白川郷までは車で15分ほどで、目と鼻の先。
けれども五箇山はもともと加賀藩に属し越中富山の文化圏、
白川郷は藩政時代は幕府の天領で飛騨高山の文化圏に属し、
合掌造りの構造も異なるのだとか。

今回行くことができなかった、
もうひとつの五箇山の集落菅沼地区や白川郷も
また違う季節に訪れてみたいです。

世界遺産五箇山総合情報サイト 五箇山 彩歳
http://gokayama-info.jp/

散居村展望台

2度目の富山への旅、2日目。

富山市から南西方向へレンタカーを走らせ、
山の中へと入っていきます。

楽しみにしていた場所の一つがこの「散居村展望台」。
展望台からは、屋敷林のある住居が点在する散居村が一望できます。

“散居村”とは、広大な耕地の中に民家が散らばって点在する集落形態のこと。

富山西部を流れる庄川と小矢部川の2つの大きな川の扇状地として発達した砺波平野は
かつて、たびたび洪水に見舞われていたそう。

そのため、ここを開拓した先人たちは
洪水を避けるため少し高いところを居住地として選び、
自分たちの家の周りに水田を開墾していきました。

家の周りに水田があることで
田植え後の朝夕の水の管理、施肥などの管理、刈り取ったあとの稲の運搬など、
日常の農作業をするのに効率が良い、というのがその理由だといいます。

そして、それぞれの農家が散在して家を建て、
風や雪から家を守るために宅地の周りに屋敷林をめぐらしたことから
このような“散居村”が生まれたのだそう。

前回富山に来た時は立山に向かう道すがらいくつかの屋敷林を見たけれど、
展望台から見える砺波平野には見渡す限り屋敷林を備えた民家が点在していて、
その風景に感動しました。
人間の知恵や営みは尊く、そうして考え抜かれて産み出されたものは美しいのだなと。

風土と先人の知恵によって育まれた、美しいこの風景がどうかいつまでも続きますように。

となみ夢の平 散居村展望台
https://www.info-toyama.com/spot/41093/

富山の原風景「屋敷林」
http://www.pecograph.com/note/?p=9351

富山へ、ふたたび。

9月後半の三連休、また富山に行ってきました。
今度は友達も連れて。

四国から決してアクセスがいいとは言えない富山に、
またこんなにすぐ訪れる機会を得たのは、ひょんなことから。

前回の旅から帰って、
会う人会う人に富山でのできごとや魅力を語っていました。
そんななか、ひとりの友人がとても興味を持って話を聞いてくれました。
ほどなくして6月に四国と北陸を結ぶ夜行バスが開通し
しかもキャンペーンでものすごくお得に行けることがわかりました。

「じゃあ行ってみよう!!」ということで、
トントン拍子に決まったのが今回の旅でした。

結局、
いろいろ調べていたら二人旅だとJRの北陸周遊きっぷ
お得で便利だということがわかったので、
夜行バスは使わなかったのだけれども…。

2度目となる富山への旅立ちは
台風の襲来の心配を抱えながらでした。
だけれども、結局台風は北陸地方を避けるように進路を進めてくれたため
ほとんど傘をさすこともなく、
立山連峰や富山湾といった、大好きな壮大な風景を満喫することができました。

前回の旅でお世話になった人にも会え、
美味しい富山の食の恵みも満喫し、
一緒に行った友人も「また行きたい!」と
すっかり富山ファンになってくれて、とにかくうれしい限り。

帰ってからもテレビやネットで富山の情報を見かけると
キャッキャいいながら旅の思い出話に花を咲かせられるのは
連れ合いのいる旅の魅力だなぁ。

知れば知るほど、次々と行きたいところがでてくる富山県。
きっと、また近い将来富山には足を運ぶと思います。
いつか、立山連峰の山にも登ってみたいです。

北陸乗り放題きっぷ
http://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=119000429&uniquekey=16d07fe1534

雨晴海岸

ゴールデンウィークの富山への旅のふりかえり。

能登半島の付け根にある「雨晴海岸」は、
この旅で最も楽しみにしていた場所のひとつです。

富山湾越しに見える、立山連峰の山々。
こうして海越しに3,000m級の山並みが見えるのは、世界でもここだけなのだとか。

幸運なことに、この日は見事な晴天。
そしてモヤもかかることなく、その全景を拝むことができました。

そう、まさしく「拝む」ような気持ち。
ここに立っていると、心がスーッと浄化されるような感覚になったのです。
スピリチュアルなものに対しては興味も薄くて疎いんだけれども、
いわゆるパワースポット的な場の力を感じました。

今、こうして撮った写真を見ていても、
しょうもない悩みでモヤモヤと心にかかった霧が、晴れてくるような気がします。

これまでこういう感覚になったことが何度かあります。
支笏湖」と「田沢湖」そしてこの「雨晴海岸」。
共通しているのは、湖や海の深度が深いこと。
田沢湖は日本で1番深い湖で、それに次ぐのが支笏湖。
そして雨晴海岸の目の前に広がる富山湾は深度が1,000メートルを越すと言われています。

別に無理して共通点を見出す必要はないけれど、なんだか不思議です。

大門素麺

地元のスーパーを覗くのは、旅先の楽しみのひとつ。
富山駅前のスーパーは、こじんまりしているけれども、土産物も充実してるし、
鮮魚やお惣菜コーナーは富山ならではのものもたくさん並んでいて、見応えがありました。

風合いのある紙と懐かしいレトロなデザインに惹かれて手を取ったのが、
「大門(おおかど)素麺」。
印象的なこのパッケージ。
そういえば、以前仕事をご一緒した人がこの素麺が好きでお取り寄せしていると
スマホで写真を見せながら話をしていたのを思い出しました。

それならば、きっと美味しいはず。
乾麺だし日持ちもするので、いくつかまとめて買って帰りました。


先日読んだ「美味しんぼ84巻日本全国味めぐり 富山編」でも、
この大門素麺のことが紹介されていました。

富山県西部に位置する砺波市の大門地区で、
農家の冬の閑散期の仕事として、江戸時代から伝わる手延べ素麺。
「美味しんぼ」によると、機械化が進んだとは言え工程の多くが手作業、
そしてほとんどの生産者が夫婦で素麺づくりをしていて、
そのあうんの呼吸が大門素麺の味づくりに欠かせないと、描かれていました。

最盛期には60軒以上の農家が手がけていた大門素麺も、
現在は十数軒となったそう。
そしてパッケージには生産者の名前が書かれています。
それぞれの生産者によって味わいも異なるのだとか。
今回私が購入したのは末永利明さんが作られたもの。


包みはテープや糊を使わず、紐で閉じられています。


中には、丸く曲げられた麺が4束入っています。
この形状から「まるまげ素麺」とも呼ばれるのだそう。


ゆでる前に一束を真っ二つに割るように、パッケージの裏面に書かれています。
それをちゃんと読まず、最初はそのまま茹でてしまった私。
麺がとても長くて食べづらかったくて、せっかくの麺の美味しさが半減…。
絶対にこの工程を忘れないようにしましょう。


今度は忘れず、リベンジ。
割るとこんな感じ、そして茹だるとちょうどいい長さになります。

茹で時間は約3分。
お湯が沸いてきたら差し水をして、また沸いてきたらザルにあげ、冷水でしっかりもみ洗いをしたら完成!


美しい麺。
コシがあって、熟成した小麦の味わいをしっかり感じます。
半田素麺や小豆島素麺よりあっさり上品な味わいで、これもとても好みです。
どうやら、伸ばす工程で油を使っていないからのよう。
これも我が家の定番の麺のひとつになりそうです。

9月に友人とまた富山を再訪する予定なので、
今度はもっとたくさん買ってこようと思います。

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