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Tag: 小豆島

思い出の「なぎさ」

秋の小豆島1泊2日の旅、
晩ごはんは友人の住む家の近くにある、行きつけの居酒屋さんに連れて行ってもらいました。

その店の名は「なぎさ」。

ドアを開けると、
右側は喫茶店のようなカウンター、
左手奥には小上がりの小さな座敷があって、
私たちは入り口入ってすぐのテーブル席に案内されました。

ほぼ満席。
そしてほとんどが地元の常連さんのようでした。
いい賑わい感!

店名についた“味のよろずや”という冠に違わず、
刺身、焼き物、揚げ物、お惣菜、ごはんものなど
バラエティ豊かなメニューが書かれた短冊が壁にズラリと貼られています。

客席を一人で切り盛りするお姉さんが
「それに注文書いといて」
テーブルの上に置かれた伝票を指差しました。
セルフオーダーシステムとは、新鮮!
お客さんとして伝票書いたのは初めての経験です。
目移りするほど品数があるので、
友人のおすすめで食べたいものを書いていきます。

ニシ貝の刺身。
身がツヤツヤで、コリコリとした食感がたまりません。

刺身の盛り合わせ。

焼き鳥。

このあともどんどん料理が運ばれてきたけれども、
食べるのに夢中で、カメラはそっちのけ状態に。
とった写真はこれで終わってしまっているけれど、まだまだ宴は続きました。

何を頼んでも
島で手に入った旬の食材を、
きちんと手間ひまかけて料理されているものばかり。
これが美味しくないはずはありません。

さらに驚いたのが、その安さ。
大人3人でお腹いっぱい食べて飲んで3,000円!
こんな居酒屋、近所に欲しい!!!

小豆島の友人たちが口を揃えて噂する「揚げパン」など
まだまだ気になるメニューがあったので、それはまたの機会のお楽しみに。

土庄港から車で数分。
がんばったら歩いてもいけなくもないかな。

腹ごなしに食後にあるいたお店のすぐ前にある「渚」も含め、
思い出いっぱいの「なぎさ」となりました。

なぎさ
香川県小豆郡土庄町甲2155-6
0879-62-4637
人気なので予約がベター。
https://tabelog.com/kagawa/A3705/A370501/37005597/

 

瀬戸内国際芸術祭2016
小豆島ドライブ旅
前編

瀬戸芸のパスポートをはりきって買ったものの、
結局夏会期に1度犬島に行ったきりで行けずじまい。
同じような境遇の3人で、小豆島へ瀬戸芸アートを巡る旅にいってきました。

今回の旅の仲間は、犬島も一緒に行ったライターのあっこちゃん
小豆島のさまざまなプロダクトのイラストやデザインを手がけているイラストレーターのオビカカズミさん。
月に何度も足繁く小豆島に通い、島の人たちにも「島民」呼ばわりされるほど小豆島を愛し島の人たちにも愛されているオビカさんに旅のナビゲートはすべておませ。

高松港で待ち合わせして、土庄港でレンタカーを借りて、楽しい旅のはじまりはじまり〜。

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まずは土庄の「迷路のまち」にあるアートめぐり。

2010年の第1回瀬戸芸の時から楽しみにしている大岩オスカールさんの作品「大岩島2」へ。
ビニールシートに油性ペンだけで描かれた風景画。

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前回伊吹島で見た時は混雑していて入場制限もあったんだけど、今回は貸切状態になった時間もしばらくあって、ゆっくりと楽しむことができました。
1回目は男木島、2回目は伊吹島、3回目は小豆島で作品を作った大岩オスカールさん。
次はどの島で制作をするのかな。
そう思うと早くも3年後の瀬戸芸もちょっと楽しみに思えてきます。

次は作品No072「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」へ。

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小料理屋さんだった民家が、蟻の巣みたいな迷路に変身!
ジブリ映画に出てきそうなまるっこい白い壁がかわいい。

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穴から覗く路地の風景もアートの一部のようでした。
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この作品はもう一軒あるとのことで、迷路のような路地を進んで西光寺の近くにある元タバコ屋へと足を運びます。

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この行列の先に目指す建物があります。
建物の中に入ると、古い箪笥を開けると通路が続いていたり、浴室を開けると通路が続いていたりと、まるでからくり屋敷のよう。
次の進路が分からず、もと来た廊下を戻ろうとして、「戻ってこないでくださ〜〜い」とガイドさんに明るく注意されてしまいました。
中は撮影禁止だったのですが、それも納得。
だってネタバレしてたら楽しみも半減しちゃうもんね。
今回はアートに関して全く事前に予習をしてこなかったんだけど、こういった体験型で楽しめるアート作品は無邪気になれて楽しいですね。

さて、迷路のまちを後に島の北側に位置する大部地区を目指します。

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海の色がとっても綺麗!
向こうに見えるのは岡山県です。

大部ではまずは腹ごしらえ。
数年前にオビカさんのinstagramで見て気になっていた、ナポリタンが食べられる「喫茶サンワ」へ。
芸術祭期間中ですぐそばにアートがあるにも関わらず、瀬戸内海を一望できる店内は地元の常連さんっぽい雰囲気の人ばかりなのもとてもいい雰囲気。
ほどなくすると鉄板にドドンとテンコ盛りのナポリタンが運ばれてきました。

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これぞ由緒正しき喫茶店のナポリタン!っていでたち。
中には生卵がはいっていて、これがまたこのケチャップ味に合うのです。

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これにサラダがついて600円という価格にも驚きです。

さて、お腹が満たされたところで、今回の瀬戸芸で一番気になっていた作品「国境を越えて・潮」を観にいきます。

アートが展示されている砂浜に着くと、車の中でもランチのときも賑やかにおしゃべりしていた3人も自然と言葉が少なくなりました。

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海に消えた子どもをイメージしてつくられた像は砂でできていて、潮の満ち干きや雨風で時間とともに崩れ海にかえっていきます。
ボランティアガイドさんによると夏会期から展示されている196体の子どもの像のうち3分の1は海風に侵食されているとのこと。

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「196」は日本が承認する世界の国の数。
子どもたちはその首都の方向を向き、胸と背中には砂浜から各首都までの距離と緯度経度が記されいるそう。

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ずいぶんと侵食された子どもの像。
内部には石膏で作ったバラと国名が書かれたプレートが埋め込まれています。

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これをつくったアーティストはどの時点でこの作品が「完成」と考えているのだろう。
展示が始まって数ヶ月を経て、作品たちが侵食され朽ちている姿を見ることができたこの時期にここに来ることができてよかったと思いました。
なんだかじわじわと、心に響く作品でした。

大部にあるもう一つの作品「小豆島の木」へ。

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島に生えてきた樹齢60年のクヌギの木を根っこから掘り起こして、広い倉庫に吊り下げて展示された作品。

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土の中で木どんな風に根を張り絡み合ってるかなんて考えたこともないし、木の根をこうして下から見上げたことも、もちろんありません。

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ふだん当たり前のように見ているものも、目に見えてる部分なんて本当にごくごく一部なのに、いろんなことを分かったようなつもりでいるのが人間の愚かさなのかもしれないなぁと感じさせられました。
地元の人たちと協力して2カ月かけて慎重に掘り起こし、夜中の交通量が少ないときにトラックに積んで運んできたというボランティアガイドさんのお話も興味深かったな。
大部地区は地域のボランティアガイドさんの対応があたたかくて気持ちよかったのも印象的でした。

….と、本当はこの記事で旅の記録と記憶をまとめたかったけど、睡魔が襲ってきたので続きはまた後日!

とにかく充実の楽しい小旅行でした。
次回も乞うご期待!?

 

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