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a day in my life

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Tag: 徳島 (page 1 of 4)

季節の境目

阿波踊りが終わったと思ったら、
一気に涼しくなって、
昼でもエアコン要らずで、驚くばかり。

8月に入ってからちょこちょこと移動も多く、
また仕事でも初めてのことに挑戦するなど、
気持ちがとにかく慌ただしく、
「暑い暑い」と言っていた1〜2週間前が
ずいぶん遠い昔のことのように感じます。

写真は8月上旬に初めて見学させてもらった
阿波晩茶の製造風景。
木桶で乳酸発酵させた茶葉を天日で乾燥させているところです。

お邪魔させてもらった生産者さんは
88歳と87歳のご夫婦ととても高齢なのにも関わらず、
ものすごく厳しい暑さの中、
朝早くから夕方まできびきびと働いていました。

発泡スチロールでつくったお手製の日よけを背負って歩く姿が
なんとも愛らしい。

「暑ければ暑いほどおいしいお茶ができるけんな」
「お茶作るん好きなんよ」と、
額に汗を滲ませながら笑うおふたり。

どんな仕事でも、いくつになっても、
自分の仕事を楽しそうに話す人たちは、
とてつもなくかっこいいと思います。

できることなら、私もそんな風に齢を重ねていきたいです。

椿泊の朝

朝食の前に、椿泊の町を散策。
まずは神社を参拝。
四国の東に突き出た半島の先っぽの狭い平地に、
住居がひしめきあってるのが一望できます。

めざすはあの灯台まで!
この日はかなり海がシケていたけれども、
沖へと向かう漁船もちらほらと。向こうに見えるのは、四国最東端の蒲生田岬。
実は今から約40年前、この場所に原発が建設される計画が上がっていたのだそうです。
椿泊の漁師たちが中心となって反対運動を起こして阻止することができたのだとか。
私は数年前まで全く知りませんでした。

あおあお」で漁師町の食卓について取材させていただいた漁師さんに
当時の話を少しお伺いしたのですが、
お金さえ渡せば物事が解決するかのような電力会社のやり方に閉口するとともに、
スリーマイル島やチェルノブイリでの原発事故が起きる以前に、
そして経済成長最優先だった当時の日本で、
先祖代々受け継いできた海や自然を、
全力で守り抜いてくださった当時の住民の方々には頭が下がります。

その取材をさせていただいていた時、
ちょうどそれを題材としたドキュメンタリー映画を撮影していたと聞いたのですが
まだ見ることができず。

いつか見てみたいと思っている映画のひとつです。
シロウオ 原発立地を断念させた町
http://www.kasako.com/2013eiga1.html


岬の先へと続く階段を上ると、足がすくむような断崖絶壁が。
風は強いし、波は荒いし、ここで落ちたら一発でアウトだ…。


そしてタイル張りのかわいらしい「刈又崎灯台」に到着。
沖には四国最東端の有人島、伊島が見えました。

 

ゆきや荘で魚三昧!

まだまだ冬の名残が残っていた3月のはじめ、
友人と3人で徳島県南&室戸へ1泊2日の旅にでかけました。

この旅最大の目的は
四国の最東端の椿泊にある民宿「ゆきや荘」にお魚をたらふく食べに行くこと。

実はこの数年の間に何度かゆきや荘へ行くことを計画していたんだけど、
あいにく予約で埋まっていたり、
2年半前には宿が火事に見舞われたりして行くことができなかったので、
ようやく念願叶ったり、です。

朝のバスで大阪から到着した友達をピックアップして、一路南へ。
まあ…ゆきや荘に行くまでにいろんなハプニングがあったんだけど
文章にすると、さしておもしろくないので割愛。

宿に着くとチャキチャキと元気な女将さんが出迎えてくれて、
夕食までの段取りをせっせと仕切ってくれました。

お昼に食べたものを消化すべく、
椿泊の街並みを散策してしっかりお腹を空かせ、
万全を期して夕食に臨みます。

テーブルにずらりと並べられたお魚料理たち。
お刺身だけでも、鯛、ヒラメ、寒ブリ、寒グレなどバリエーション豊か。

イカ刺し。

タコは酢味噌でいただきます。
今年は大根の値段も高騰していたのに、ツマの大根もたっぷり!

アワビもお箸で好きなだけすくって食べられます。
なんと豪勢な!
肝もおいしかった。

焼き太刀魚。

サザエ。

天ぷらもとってもおいしかったです。
あと、写真を撮り忘れたけど、カワハギの煮付けも。

白ごはんも用意してくれてたんだけど、とにかくお魚だけでお腹がいっぱいに。
あとはお風呂に入って寝るだけ。

翌朝は漁港を行き交う船のエンジン音で目が覚めました。

朝食は伊勢海老の味噌汁。

そして夜に食べきれなかったお刺身は、
わさび醤油漬けにしてジップロップに入れて持たせてくれました。

宿を発つ時に女将さんに「お魚おいしかった〜〜!」と連呼してたら、
「アンタらそんなにお魚好きなんやな。次来る時はもっとサービスするわ」とのこと。

紀伊水道と瀬戸内海が交わる椿泊は、
徳島随一の水揚げ量を誇るとても豊かな漁場。
違う季節に来たら、違った種類のお魚もいろいろ楽しめそう。
ウニとか鱧とか、あといろんな地魚も。

まさにお魚天国!
また友人たちと連れ立って来たいと思っています。

ゆきや荘
〒779-1740 徳島県阿南市椿泊町東55
0884-33-0070
https://www.facebook.com/
私たちは一泊二食付きで10,000円でお願いしたけれども、
予算もいろいろ相談に乗ってくれます。

春がきた。

ホワイトデーの今日は20度近くまで気温がグッと上がり、
早咲きの蜂須賀桜も一気に開花しはじめました。

ちょうどひと月前は雪が5cmも積もっていたし、
先週末は冬物のコートを羽織っても寒いくらいだったのに、
一気に春めいてきました。

ソメイヨシノの蕾もかなり膨らんでて
ピンクの花びらが見え隠れするものもチラホラと。
1週間後くらいには開花が始まるのではないのかな。

 

漁師町の夜

週末、友達と1泊2日で近場の旅に出かけました。
夕食後、泊まった宿の近くを散策していると、
ふっと眼の前にあらわれた、洗濯干し場。

周りに街灯がほとんどないので、
夜空を背景に、スポットライトがあたったかのように
ひときわ明るく、浮かび上がって見えました。

もう少し歩いた半島の先っぽでは、
たくさんの星がとても綺麗に見えました。

マレーシアの旅の記録も後ちょっと。
そっちを先に仕上げるか、
この旅の記憶が薄れないうちに先に書くか。

他愛もないことで悩める日常に感謝する、
3月11日 日曜の午後。

ナシレマをつくる

友達に誘われて、マレーシアの国民食「ナシレマ」を作る料理教室に参加してきました。
主催は徳島でエスニック料理をつくって食べる会さん。
“エスニック料理店の少ない徳島で、もっといろいろな国の料理を楽しみたい”
と立ち上げ今回でなんと39回目。
これまで、ロシア、ハンガリー、モザンビーグ、フィリピン、トリニタードドバゴなど、その国にゆかりのある講師を招いて、世界各国の料理を作ってきたそうです。
次はエチオピア料理と言ってたけど、各国のラインナップがいい意味でマニアックですごい!
初めましてでも気負うことなく参加させていただいて、フレンドリーで開かれた素敵な取り組みに主催者の方には頭が下がります。


マレーシア料理の先生はマラッカ出身のファラさん。
とってもキュートで日本語もペラペラです。

この日は40人の参加者がいて、4つの班に分かれて調理していきます。
たくさんの外国人の方も参加されていて、同じ班にはインド人や中国人、ハワイ人の方も。
彼らと片言での英会話も楽しめました。

ナシレマは、マレーシアで食べて特に印象に残っている料理のひとつ。
ココナッツミルクで炊いた甘いごはんの上にスパイシーなサンバルソースをのせ、ゆで卵やアンチョビやきゅうりやピーナッツ添え、よく混ぜて食べます。
ごはんの甘い香りとサンバルの辛味、そしてアンチョビやピーナッツの食感が口の中で絶妙なハーモニーを奏で、これまで食べたことのないなんとも言えない不思議な美味しさ。
個性の異なる具をミックスして食べるナシレマは、多民族がともに暮らすマレーシアを象徴しているとも言われているそうです。

以下、作り方の備忘録です。
分量は約10人前と多めです。

サンバルソースの作り方
唐辛子 15〜17本
玉ねぎ 1個+1/4個
エビペースト 10g
水 170ml
タマリン 大さじ1
黒砂糖 10〜15g

まず、唐辛子を半分に切って、種と実が分離するまで10分くらい茹でます。
この唐辛子は先生がマレーシアから取り寄せたもの。
「あまり辛くないもの」と言っていたけれども、茹でているとツンとした辛味で目がしょぼしょぼします。

ざく切りにした玉ねぎと、茹でた唐辛子とエビペーストと水100mlをミキサーにかけてペースト状にした後、アンチョビを揚げた油をフライパンに入れ20分くらい炒めます。


その後タマリンを水70mlで溶かして、種と皮を除いてフライパンに加えます。
そして黒砂糖を加え、最後にみじん切りした玉ねぎを加えてしんなりしたらできあがり!

ナシレマの炊き方
バスマティ(タイ米)2合
日本米2合
ココナッツミルク250ml
生姜 5スライス
パンダンリーフ 1枚
塩 2〜3つまみ
水 適量
を炊飯器に入れて炊くだけ。
タイ米やパンダンリーフはネットでも購入できるそう。

アヤムゴレン(鶏の唐揚げ)の作り方
鶏肉 400〜600g
レモングラス 4〜5本
玉ねぎ 1/2子
にんにく2〜3片
カレー粉 大さじ3
コリアンダーの種 大さじ1
ターメリック 大さじ1
塩 小さじ1
カレーリーフ 適量
サラダ油 適量

レモングラス、玉ねぎ、ニンニク、コリアンダーをミキサーにかけ、鶏肉をそれに浸して味を染み込ませます。
先生が前日から仕込んでくれたものに、片栗粉をまぶし油であげました。
とってもスパイシーな香りが漂ってきます。

炊き上がったナシレマに、サンバルソースを載せて、唐揚げ、きゅうり、ゆで卵、アンチョビ、ピーナッツを添えてできあがり!
お皿の下には軽く火で炙ったパンダンリーフを敷く本格っぷり。

みんなでワイワイ徳島で食べるナシレマも、とっても美味しかったです。
そして、マレーシアが恋しくなります。

英語カフェの新年会つながりで誘ってもらった楽しい会。
2週間ぶりのうれしい再会や新しい出会いもあって、またゆるゆるとご縁が深まっていくといいなと思いました。

 

友、琉球より来たる。

テレビ局のクルーにインタビューを受けているのは
沖縄から徳島を訪ねてきてくれた友人。
両親よりも年の離れた彼女とは、
写真がきっかけで2年ちょっと前に知り合いました。

2015年の秋に沖縄を旅した時、
那覇の裏道にある言事堂という芸術書の古書店で
彼女の初めての個展が開催されていて、
そこで彼女の作品に初めて出会いました。
みずみずしい視点で切り取られた生き生きとしたスナップがとても印象的でした。

その後、縁あって彼女の写真の師匠のご自宅にお邪魔した時、
沖縄の家庭料理をたくさん作って彼女も一緒にもてなしてくれました。
そこで初めてさっきの言事堂での展示は彼女のものだと知り
腰を抜かすくらい驚いたのを覚えています。

驚いた理由は
ついさっき見た作品を撮った人が偶然その場にいるということ、
そして、あのみずみずしい視点で切り取られた写真が
70歳を超えている目の前の彼女が撮ったということ。
何も前知識なく作品を見ていたので
「20代の若い作家さんなんだろうな」と思っていたので…!!
それくらい大胆でユニークな視点で切り取られた魅力的な写真だったのです。

そんな写真を撮る彼女もまた魅力的で、
「こんな風に朗らかにチャーミングに歳を重ねたい」と思う、憧れの女性になりました。

彼女の名前は宮城ヨシ子さん。
68歳から写真をはじめ、昨年78歳で初めての写真集を出版し、
写真界からも高い評価を得ています。
http://www.borderink.com/?p=19669
https://www.bookbang.jp/review/article/542834
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-597326.html

上の写真はヨシ子さんの写真の師匠の勇崎哲史さん。
2015年に木村伊兵衛賞を受賞した石川竜一さんを育てたり、「東川町国際写真フェスティバル」や「写真甲子園」などを企画立案し、北海道東川町を「写真のまち」として育てた立役者です。
勇崎さんやヨシ子さんは私が4年間制作に携わった「あおあお」をずっと愛読してくださっていて、それがご縁で2016年の秋には勇崎さんが主宰する写真教室のみなさんで徳島を訪れてくださいました。

その時に脇町のうだつの街並みで阿波藍の話を聞いたことがきっかけで
ヨシ子さんは徳島の藍染に強い関心を抱き、
先週末から開催されている「藍のけしき」をどうしても観てみたいと、
写真仲間の友人とその妹さんとわざわざ徳島に来てくださいました。

「藍のけしき」は参加型のアートプログラム。
日本各地はもとより、アメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、カナダ、チリ、ドイツ、フランス、ベトナムなど世界各国のさまざまな国から参加があったようで、私も白い布を藍で染め、5ヶ月間一緒にその布と過ごし参加させてもらいました。
→詳しくは以前書いたブログで

全く同じ白い布が、
染め方や環境の違いや参加者との関わり方によって
ここまで違った表情になることにとても驚きました。

徳島に住んでいても、知ってるようで知らない阿波藍のこと。
好奇心旺盛なヨシ子さんやお友達は
この作品の作家さんや作品を観に来たお客さんともすぐに親しくなって
阿波藍や作品に関する質問を次々と投げかけている姿も、とてもうれしかったです。

その後、たらいうどんを食べに行ったり

藍染体験をしにいったり。

そんな風に徳島での旅の時間を共有しながら、
徳島の暮らしや文化のこと、
沖縄の暮らしや文化のことや基地のこと、
そして写真の話やそれぞれが大切にしていることなど、たくさんの話をしました。

大好きな写真を通して出会った人たちと、
自分が制作に携わった仕事でご縁が深まって、
そしてこうして心を通い合わせて語り合うことができたことは、
私にとって宝物のような出来事でした。

解散前に記念写真を撮ってもらっているところをiPhoneで逆撮影。
本当に楽しくてあっという間の濃密な1日でした。

今度は私が沖縄に彼女たちに会いに行きたいな。
そう遠くない将来に、必ず。
この再会で、距離的には遠い沖縄が、またグッと近くなったように思います。

 

 

ブラタモリと
公園よもやま話

熊本大震災が起こる約一ヶ月前に放送され録画していた
「ブラタモリ#34 熊本城」を見ました。
ブラタモリはHDDから消すことのできない番組のひとつだけど
消さずに保存しといてよかった!
https://www.nhk.or.jp/buratamori/map/list34/index.html

熊本で見たり歩いたりした風景がたくさん出てきました。

そのひとつが、古町の鍛冶屋町公園。
なんてことないふつうの公園だけど、
「熊本市内で一番最初に作られた公園」と、
古町歩きのガイドさんに教えてもらったので、
テレビに映ったのはほんの一瞬だけど、「お!」と思いました。

そうそう。
この話を熊本で聞いた時、
私の日々の散歩コースでもある徳島城址公園が
明治期に日比谷公園に次いで
日本で2番目に作られた西洋庭園だということを思い出しました。

数多くの名だたる公園の設計を手がけ
“日本公園の父”と呼ばれた本多静六という人が設計したのだそう。
数年前に「あおあお」の取材をしていて、初めて知りました。
日本で2番目って、しかもあの日比谷公園の次ってスゴイ!
それ以来、徳島に遊びに来てくれる友人に得意げに紹介しています。

ひょんなタイミングで
そこにあるのが当たり前のように感じる
なんてことない風景の歴史を知るとちょっぴり楽しいのは、
地元でも旅先でもおんなじだなと思いました。

しかし、ブラタモリでタモさんが徳島に来たら
一体どこをどのように散策するんだろう。
早くブラタモリ徳島編を見てみたいものです。

 

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